ともみらブログ

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【ITの扉を開け】違いが分かる人になる!「データベース」と「データウェアハウス」って同じじゃないの?

ともみらです! 

 

今日のテーマは、『データベースとデータウェアハウスって同じじゃないの?』

 

f:id:tomomira:20210214090555p:plain

 

わぁ~どうしようぉ~

社長に「営業分析」しろって言われちゃたんだよね~

どうしたらいいのぉ~(泣)

 

今日も安定の騒がしさだねぇ~

そんなの「データ分析」すれば良いじゃん!

 

簡単に言わないでよぉ~

いろんな情報を集めないといけないし、そもそも分析って・・・

ムリだよぉぉ~(泣)

 

大丈夫だって!

データ分析には「データウェアハウス」を利用するのがベスト!

でも、キチンと理解しないと遠回りになっちゃうんだ!

今回は、いつも使っている「データベース」と、分析が得意な「データウェアハウス」について、それぞれの役割と違いについて学んでいこう!

 

今回のテーマは、日々、何気なく会話に入ってくる「データベース」ですが、いろいろな 役割 や 違い について、何となく分かっているようで、実は、分っていない・・・

今も昔も重要な役割を担う「データベース」ですが、分析というキーワード が飛び交ってくると、いつも「データウェアハウス」が登場してくる・・・

もはや「データベース」、「データウェアハウス」って何なの? 両方とも同じじゃないの?

今回は、それぞれの 役割 や 違い について理解できず、説明できないと悩んでいる 方々に、丸めて、ざっくり理解 できるような有益な情報を提供できればと思います。

 

やりたい事に自問自答し、8社転職 を繰り返しながら、20年以上の IT インフラエンジニア の経験あり!

現職は『 IT × 事業推進 = 事業の最大化 』の重要なミッションを担い、自社事業の推進部門 で奮闘中!

自虐ネタ好き の 板ばさみが似合う 笑顔が素敵な新米部長 を目指しています!

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皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

 

違いが分かる人になる! (本日のつぶやき)

皆さん。

 

ITの世界は、とてつもなく広く深いものです。

 

今回も「違いが分かる人になる!」については、勝手に「シリーズ化」の気分を満喫しながら書かせてもらっています(笑)

 

過去ブログも楽しんでいただけると嬉しいです!

 

これから、ITの世界を目指してみようかなぁ~

 

そういう人達が、最初に「つまずく」のは、

 

何だか、ITって難しくて厳しそう・・

 

ITは、よくわからん・・・

f:id:tomomira:20201212221256p:plainできなさそう(弱気)

 

こういう場面がすぐに浮かんできます。

 

せっかく抱いた興味を台無しにしていませんか?

 

確かに、

 

ITの世界は、広くて深いのは事実です。

 

しかし、

 

堅苦しいことはやめにして、丸めて、ざっくりと理解する!

 

まずはこんな感じで大丈夫です!

 

世の中、そこまでキッチリ説明できる人達ばかりではありません。

 

そんな気楽な気持ちで読んでいただければ幸いです!

 

なぜ?

 

そんなことを言うのか?

 

私は、

 

ITインフラエンジニア 20年以上の経験 があります。

f:id:tomomira:20200201185903p:plain

 

そんな私でも、

 

いろいろと 説明に困る ことが、本当に たくさんある んですよ。

 

これは、「わかった風」ってやつです。

f:id:tomomira:20200802001905p:plainわかったフリをする

 

お恥ずかしいです(泣)

 

まあ、それでも何とかなっちゃいます!

 

しかし、

 

人に分かりやすく 説明(アウトプット)できてこそ「知識」です!

 

だからと言って、

 

ごちゃごちゃ難しい専門書を読んでも・・・

 

その通りです。

 

分からないし、時間のムダになります。

 

私も10分で寝る自信があります(笑)

f:id:tomomira:20210214100058p:plain寝落ちだね・・

 

だからこそ、

 

丸めて、ざっくり理解しましょう!

 

なのです。

 

こんなものかぁ~

 

これでいいのです!

 

それが「スタート」だからです!

 

そんな モヤモヤ した壁をぶち破り、大きく丸めちゃって、楽しく理解していきましょう!

 

せっかく興味を持った「ITの扉の入り口」で諦めないために!

 

そこまでたどり着いたなら、

 

あなたは、その入り口を突破し、更なる興味を抱き、より自分の力を高めていける第一歩 を踏み出せることでしょう!

 

今日も気楽に頑張りましょう!

 

データベースとデータウェアハウスって同じじゃないの?

さて、

 

今回は、「データベース」「データウェアハウス」についてお話していきましょう。

 

う~ん・・

 

「データベース」っていう言葉は良く聞くけど、

 

「データウェアハウス」って何だろう?

 

何となく聞いたことがあるなぁ~

 

ぶっちゃけ同じじゃないの?

f:id:tomomira:20210214100622p:plainたぶん同じ形してるし・・

 

こんな人が多いのではないでしょうか?


世の中、「AI」だったり、「ビックデータ」だったり、

f:id:tomomira:20210124090232p:plain

 

何か良く分からないけど、もの凄いことをしてくれそうな「キーワード」がポンポンありますよね?

 

とは言え、

 

盛り上がってはいるものの、実生活上では、あまり実感ってありませんよね?


「AI」だったり、「ビックデータ」など、何をするのにも「大事なもの」があります。

 

それらを実現するためには、一体、何が必要なのでしょうか?

 

その答えは「データ」です!

 

データがなければ、「AI」や「ビックデータ」が 使いこなせるはずもありません。

f:id:tomomira:20210214101639p:plainデータ=情報資産

 

データがなければ、ただ、導入しただけで、ほとんど機能しないものになるでしょう。

f:id:tomomira:20210131142940p:plainお金をドブに捨ててる?

 

単なる「宝の持ち腐れ」の状態となるのです。

 

「データ」は、今では、貴重な「情報資産」なのです。

 

世界有数のリサーチ&アドバイザリ企業 である「ガートナー社」は、市場価値が2倍になる と言っています。

情報は資産、重視すれば市場価値が2倍になる--米ガートナーのレイニー氏 - ZDNet Japan

「情報は目に見えない資産などでバランスシートには載らないが、調べてみると、情報を大切にしている企業は、そうでない企業と比べて、簿価に対する市場価値が2倍になっている。情報を収益化し、管理し、測定することが大切だ」

 

価値を出せるかは、その「情報資産」をどう活かしていくのか?

 

ということになってくるのですね。

 

では、

 

ここからは、もう少し簡単に考えていきましょう!

 

大事な「データ」が入っている場所 をイメージしてみましょう!

 

「お金」だったら、「金庫」です。

f:id:tomomira:20210214102418p:plain → f:id:tomomira:20210214102426p:plain

 

「データ」だったら、「データベース」です。

f:id:tomomira:20210214102446j:plain → f:id:tomomira:20210214102500p:plain

 

データが保存されている場所はイメージできましたね!

 

では、本題に入っていきましょう!

 

その「データ」を最大限に活かす ために 重要な役目 を果たす「データベース」「データウェアハウス」について、その違いと役割を、丸めて、ざっくり理解し、違いが分かる人になっちゃいましょう!

 

まずは、結論 をお話します! 

 

□ 結論
1.「データベース」と「データウェアハウス」は 同じではない!(コンビニと物流センター)
2.データベース → システムが使う:業務上の処理を効率化:業務処理が早い
3.データウェアハウス →  人が使う:データ収集&分析:検索遅い&分析得意

 

では、「データベース」と「データウェアハウス」の役割と違いについて学んでいきましょう!

 

まずは、それぞれがどういうものなのか?

 

まずは、「定義」を見ていきましょう!


定義(データベース業界では有名は「Oracle社」の説明より)

データベースとは | Oracle 日本

データベースとは、構造化した情報またはデータの組織的な集合であり、通常はコンピューター・システムに電子的に格納されています。データベースは通常、データベース管理システム(DBMS)で制御します。データとDBMS、およびそれらに関連するアプリケーションをまとめてデータベース・システムと呼びます。多くの場合は単にデータベースと呼んでいます。

 

データ・ウェアハウスとは | Oracle 日本

データ・ウェアハウスは、ビジネス・インテリジェンス(BI)アクティビティを実現し、サポートするように設計されたデータ管理システムの一種であり、特に分析を重視しています。データ・ウェアハウスは、クエリと分析の実行のみを目的としており、大量の履歴データを格納していることが普通です。データ・ウェアハウスにあるデータは、通常、アプリケーションのログ・ファイルやトランザクション・アプリケーションなどの多彩なソースから取得されています。

 

 

う~ん

f:id:tomomira:20201212221256p:plain

なるほど・・

 

全然、分からなくはないんだけど、

 

この説明だと、何となく分かったような感じ になっちゃいますよね?

 

正確に言うと、

 

データベースも種類がたくさんありますので、興味があれば、調べてみると良いでしょう。


今回は、

 

その中でも「データベース」と「データウェアハウス」に 限定 して説明していきますね!

 

さてさて、

 

「定義」を調べてみたものの、難しいと感じている・・

 

まあ、私もですが(笑)

 

もう少し、ざっくりさせましょう!

 

データベース

  • 誰が:各システム
  • 何を:最近のデータ
  • 速さ:早い
  • 何する:業務に必要なデータ処理

データウェアハウス

  • 誰が:人
  • 何を:過去から現在までのたくさんのデータ
  • 速さ:遅い
  • 何する:データ収集&分析

 

どうでしょうか?

 

少し分かってきましたよね?

 

もうちょっと具体的にすると、

 

主に「システム」である、経理や事務、お客様に提供しているサービスなどの各システムの処理に必要な最近(直近)のデータ が入っていて、いつでもどこでもガンガン利用しているのが、データベース

 

一方、

 

主に「人」である、営業マン、管理職、経営層のお偉いさんなど営業分析や業務分析などをするために、過去から現在までの膨大なデータを利用 して、分析&戦略を立てる ために利用するのが、データウェアハウス


なので、

 

主に利用するのが、「システム」or「人」なのか?

 

使うデータが、「最近(直近)のデータ」or「過去から現在までの膨大なデータ」なのか?

 

処理が、「早い 」or「遅い」のか?

 

利用用途は、「業務処理に使う」or「分析に使う」のか?


こんな感じで、それぞれの役割が異なるのですね。


丸めて、ざっくりだと、こんな感じになるでしょう。

 

大分、整理できてきたと思います。

 

思い出しやすいように、面白い感じのイメージをしておきましょう!

 

データベース は、

 

いろんなコンビニ に置いてある「冷蔵ショーケース」だとしましょう。

f:id:tomomira:20210214105827p:plainすぐ飲める(買ってね!)

 

その中に、すぐ飲める飲み物が が入っています。

 

飲みたい時に、すぐに飲み物を取り出して飲めるようなイメージです。


データウェアハウス は、

 

それらをまとめる「大きな物流センター」です。

f:id:tomomira:20210214110032p:plain箱詰めして出荷準備

 

膨大な量の飲み物 物流倉庫に保管 されています。

 

ここで、その飲み物は すぐに飲むことはできません。

 

それぞれのコンビニに出荷する飲み物を 分析してチェック します。

f:id:tomomira:20210214110210p:plain何が売れてる?

 

コンビニで売れる飲み物があれば、この倉庫から発送し、各コンビニに届く のですね。

 

データウェアハウスが、「データの倉庫」と呼ばれるのは、そんなイメージを持っていると分かりやすいでしょう!

 

  • データベースは、コンビニの冷凍ショーケース
  • データウェアハウスは、大きな物流センター

 

こんな感じで覚えておくだけでもイメージしやすいですよね!


さてさて、

 

役割や違いについて、丸めて、ざっくり分かってきたと思いますが、

 

ここで、疑問 が生まれてきたのではないでしょうか?

 

だったら、

 

データベースだけで良いんじゃないの?

 

データウェアハウスっていらないんじゃないの?

 

だって、「過去のデータ」も「今のデータ」も、全部のデータをデータベースに入れちゃえばいいんじゃないの?

 

わざわざ、

 

データウェアハウスで分析しなくても、データベースだけでいいんじゃないの?

 

何で・・何で・・何で・・

f:id:tomomira:20210214111306p:plainお前は何もんだ・・

 

怒涛の質問がきそうですね・・・

 

泣いてるレベルですよ!

f:id:tomomira:20201031223758p:plainうぅ~ムリだよぉ~


でも、

 

良く気がつきました!

 

極端な話 をしてしまえば、データベースにデータをすべて入れても、分析することは可能 でしょう。

 

しかし、

 

その場合、簡単に説明すれば、イメージとしては、

 

お腹いっぱいにしてしまった子供です。

f:id:tomomira:20200103205036p:plainデブの呼吸(なんか遅い)

 

お腹がいっぱいで、動けない・・・

 

こんな感じになります。

 

さっきの「冷凍シューケース」の例だと、

 

その中に、売れるかどうかも分からない けど、ビールやら焼酎やら日本酒やら、何でもかんでも、飲み物が パンパン に入っているようなものです。

 

その中で、ビールを取り出そうと選んでいる人が、どこにあるか分からずに探している間 に、他の人は取り出すことができず、非効率 なわけです。

 

酒飲みが、後ろに並んでいるわけですから、ヒヤヒヤするわけです・・・

f:id:tomomira:20210214112331p:plainはやくしろぉ~

 

つまり、

 

データが膨大すぎて、処理に時間が掛かるので、非効率ということです。

f:id:tomomira:20210214113142p:plainやりきれないよぉ~

 

昔は、ひとつのデータベースに、いろいろなデータを入れて分けていました。

 

これは、「まとめる」という意味では有効ですが、「管理」や「運用」するには大変なのです。

 

しかし、

 

今は、クラウド化 が進み、それそれのシステムごとに、それぞれのデータベースに分けている ケースが多いのです。

 

例えば、

 

経理経理用のデータベース、営業は営業用のデータベースという感じです。

f:id:tomomira:20210214113530p:plain経理用データベース

f:id:tomomira:20210214113530p:plain営業用データベース

 

それぞれのデータベースに分けた方が効率が良いし、メンテナンスや障害対応をする場合、分かれていることで、作業がしやすく影響が少ないのです。

 

経理のデータベースをメンテナンスしている時は、経理は利用できなくなってしまいますが、営業のデータベースは動いているので、業務には影響が出ないという感じです。

 

これが、経理と営業が同じデータベースだったら、どちらも利用することができなくなってしまいます。

 

全部一緒のデータベースだったら、止めると、全部止まってしまうからですね。

 

なので、

 

今では、システムごとに、たくさんのデータベースに分けて利用しているケースが多いのですね。

 

一か所に集中させるより、クラウドが普及している今、それぞれの利用目的別のデータベースに分けた方が効率が良いということですね。

 

だから、業務処理に必要な各データベースは分け、収集や分析は、専門にするデータウェアハウスに分ける ということで、一緒にはしないという結論 になるのです。

 

では、

 

もうひとつの 疑問 です。

 

データベースがたくさん分かれている と、それぞれのデータを集めないといけない ですよね?

 

業務をする上では、管理職や経営層は、必ず要望していきます。

 

分かれているデータを集めて分析したい!

 

となるのですね。

 

そんなの、データベースにアクセスして、データを取ってくればいいじゃん!

 

そういう発想になりますよね?

 

でも、考えてみてください。

 

その時、サービスを提供中 だったら、それぞれのデータベースに、分析目的でガンガンにアクセス しちゃったらどうなります?

 

負荷が高くなって、処理が遅くなり、最悪の場合、データベースサーバが落ちてしまいます。

 

サービスに影響が出るし、大変なことになっちゃいますよね?

 

これは困ったということになります。

 

そこで、登場するのが、「データウェアハウス」の出番なのです。

 

データウェアハウスのデータなら、いつでもアクセスしていい し、サービス提供が目的ではなく、分析することが目的 なので、最悪、負荷が高くなって止まった としても、また、やり直せばいいので、影響はあまりない のですね。

 

データウェアハウスは、基本的に全部のデータを入れます。

 

過去から現在までの、あらゆるデータです。

 

これは、

 

分析利用に特化したデータベースだから、時系列のたくさんのデータが必要になる のです。

 

先ほども言いましたが、サービス提供用ではなく、分析利用なので、負荷を気にすることなく、ガンガン使えます。

 

昼でも夜でも、どんな時に、誰でも、ガンガンアクセスして分析します。

 

厳密には、直接、コマンドをたたいて、データウェアハウスにアクセスするというよりは、最近、流行りの「BIツール」を利用して、間接的にアクセスする のが普通です。

 

この「BIツール」と言うのは、分析データを視覚的に見せるのが得意 です。

 

有名なところでは、ちょっとお高いですが、「Tableau(タブロー)」が有名です。

 

感動的なレベルです。

 

分析したいものを、グラフィカルに視覚化して、簡単にレポート化 してくれます。

 


いかがだったでしょうか?

 

「データベース」は、業務に必要なデータを蓄積して利用するというイメージを持ちやすいのですが、情報を収集して分析する「データウェアハウス」についてもイメージを持つことができたのではないでしょうか!

 

データウェアハウスの特徴 としては、

  • 集めるデータは、サブジェクト(主題別)ごと(例「顧客情報」「商品情報」「販売情報」)、「行」でなく「列」のデータだとイメージしやすい
  • いろいろなシステムのデータを横断的に結合
  • 全部入れる(時系列)
  • 消さないし、更新しない(履歴を持つ)

 

特徴としては、基本的にデータを消さない というのが重要です。

 

そんなことしたら、サーバが容量オーバーになっちゃうよぉ~

 

厳密に言えば、その通りなので、通常は3年とか、5年とか期間を決めて、その時点でも必要な過去のデータを、他のストレージに退避するなどの処理も必要になります。

 

データを全部入れて、消さないということは、過去から現在までの分析が可能 となるのですね。

 

また、ちょっと分かりずらいのですが、サブジェクトごと(主題別)というのは、

 

例えば、

 

「顧客データ」だったら、「顧客名」や「顧客コード」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」などの情報を持っています。

 

さまざまな情報がありますよね?

 

通常のデータベースに入っているデータ は、こんな感じです。

  • 顧客名:ともみら, 顧客コード:1234567, 住所:千葉県それなりに都会町・・・

 

それに対し、

 

データウェアハウスに入っているデータ は、「顧客」「住所」などの 主題別 に整理して保存します。イメージとしては、「行」のデータではなく、「列」のデータ だとイメージしやすいでしょう。

  • 顧客:ともみら
  • 住所:千葉県それなりに都会町

 

このサブジェクト(主題別)」に 整理されたデータ を、横断的に各システムから結合 して収集することで、分析しやすい状態 にしているということになります。

 

なので、

 

データベースの方が、業務に必要なデータを検索し処理する場合は早いのですが、データウェアハウスは、それぞれサブジェクト別にすることで、分析しやすくしているのですが、その分、データベースに比べると検索は遅くなってしまうのです。

 

それぞれの役割や違いから、

 

データベースは、各システムが、業務処理に利用するのがベストであり、

 

また、

 

データウェアハウスは、人(営業だったり、経営のお偉いさん)が、分析目的で利用するのがベストなのですね。

 

いかがだったでしょうか?


ここまで読んでいただければ、「データベース」「データウェアハウス」については、どちらも「データベース」ではあるのだが、それぞれ、役割が違う「データベース」であることを理解していただけたと信じています!

 

データウェアハウスを使いこなす最大の課題とは?

皆さん。

 

それぞれの違いについては理解できてきたのではないでしょうか。

 

完璧は必要ありませんし、全部を覚える必要もありません。

 

丸めて、ざっくりで良いのですから!

 

私の会社では、3年ほど前 から、「データウェアハウス」を導入しています。

 

ここまで聞くと、すでに導入して成功しているんだろうな~

 

そのように思われたかもしれませんが、現実は厳しかったのです。

 

その原因は何だと思いますか?

 

それは「データの汚さ」です。

 

どういうことでしょう?

 

とりあえず何でもいいから、全部のデータを入れておけばいいんじゃなかったっけ?

 

データは基本的に全部入れます。

 

過去の膨大なデータ は、「情報資産」なので、そんな貴重なデータであれば、データウェアハウスに入れておくべき なのです。

 

なのですが、

 

問題は、データの中身の問題なのです。

 

「データが汚い」とうことです。

 

簡単に言うと、「データが汚い」とは、データの中身が、なかったり、違うデータが入っていたり、ごちゃごちゃしていたり、詰込みすぎて、もの凄く横長のデータだったりなどです。

 

とにかく「利用しにくいデータ」なのです。

 

要するに、こんな「汚いデータ」を、いくらデータウェアハウスに入れたとしても、それを利用する時に、使いづらくて、結局は、自分達でデータを加工しないといけなくなってしまうのですね。

 

相当な手間になります。

 

データウェアハウスは、魔法の箱ではありません。

 

「汚いデータ」を、使えるような「きれいなデータ」にしてくれる・・・

 

きっとしてくれる・・・

f:id:tomomira:20210214131251p:plainやってくれるハズ・・

 

そんな、「夢のようなデータベース」ではありません。

 

分析に特化し、データを格納する箱(データウェアハウス)があったとしても、その中に入れるデータが整理されていなくては、有効利用することができず、宝の持ち腐れ になってしまうのですね。

 

何でも当てはまりますが、

 

だた、何でも導入すれば良いというわけではありません。

 

実際に導入している経験からのアドバイスとすれば、導入する前に、利用するデータを整理することで、導入後のパフォーマンスは格段に上がる と言うことです。

 

データウェアハウスの導入

  • 「ごちゃごちゃなデータ=汚いデータ」はNG!「整理されたデータ=きれいなデータ」を意識しよう!
  • 結局、「汚いデータ」は使えない。加工が必要になる
  • 「きれいなデータ」→「データウェアハウス+BIツール」→ 有益な分析情報(情報資産)となる!

 

という流れと意識で、導入を検討することをおススメします!

 

最初が肝心ですよ!

 

ただし、

 

現実を言えば、すべてのデータを整理するというのも難しいものです。

 

現実的ではないでしょう。


過去のデータだけはたくさんあるのですが、それが「汚いデータ」なので、利活用が難しい問題があったとしても、ゴミの中に宝が埋もれている可能性 もあります。

 

きれいなデータの整理を待っていたら、どんどん情報が劣化してしまいますよね?

 

これから導入する方は、キレイなデータを意識するのはもちろんですが、過去のデータを、どのように価値のあるデータに利用できるかということも意識すべきでしょう。

 

まあ、結局は、最初の設計が全てになりますが、私の会社含め、他の会社であっても、そこまで「きれいなデータ」が整理されている会社は少ないはずです。

 

そこまで考えられるエンジニアも少ないからですね。

 

実際に有効利用できているところは少ないんじゃないでしょうか。

 

しかし、弱気になってはいけません!

 

この問題を、どうにかすることができれば、あなたの会社のゴミデータ(汚いデータ)が宝のデータに変わる ことになるかもしれません!

 

 

 

まとめ

では、まとめていきましょう!

 

今日のテーマは、『データベースとデータウェアハウスって同じじゃないの?』

 

□ 結論
1.「データベース」と「データウェアハウス」は 同じではない!(コンビニと物流センター)
2.データベース → システムが使う:業務上の処理を効率化:業務処理が早い
3.データウェアハウス →  人が使う:データ収集&分析:検索遅い&分析得意

 

データベースとデータウェアハウスの役割と違い

 

データベース

  • 誰が:各システム(経理、営業、製造・・)
  • 何を:最近のデータ
  • 速さ:早い
  • 何する:業務に必要なデータ処理

 

データウェアハウス

  • 誰が:人(営業マン、管理職、経営層・・)
  • 何を:過去から現在までのたくさんのデータ
  • 速さ:遅い
  • 何する:データ収集&分析

 

データウェアハウスの特徴

  • 集めるデータは、サブジェクト(主題別)※イメージ (「行」でなく「列」のデータを利用)
  • いろいろなシステムのデータを横断的に結合
  • 全部入れる(時系列)
  • 消さないし、更新しない(履歴を持つ)

 

データウェアハウスの導入

  • きれいなデータ → データウェアハウス+BIツール → 有益な分析情報(情報資産)
  • 汚いデータはダメだが、ゴミの中にも宝が埋もれている可能性がある!

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

今回も、丸めて、ざっくりを意識した内容でお話させていただきました! 

 

データは「情報資産」です!

 

ひとつのデータベースで全てを処理するのではなく、これからは、各業務ごとに「複数のデータベース」が活躍し、より「分析に特化したデータウェアハウス」を有効利用する流れとなるでしょう。

 

最近では、クラウド上で、「データベース」「データウェアハウス」を構築する傾向が高まっています。

 

物理的に、データベースサーバ をつくるより、クラウドにつくった方が、コストも最適化され、セキュリティも高い からです。

 

少し補足をさえてもらうとすれば、

 

データウェアハウスには、データを全部入れるとお話しましたが、厳密には、そのままは入れられません。

 

ルール化して入れる必要がある ので、やはり、設計が必要 となります。

 

データをそのままの形で保存する「データレイク」なども存在するので、これを機会に興味があれば調べてみることをおススメします。

 

これらは、「ビックデータ」などで利用されているので、調べてみると面白いでしょう!

 

今回は説明しておりませんが、以下の3つぐらいを覚えておきましょう!

  • データウェアハウス(業務データが全て形式化されているので、すぐに分析できる)
  • データレイク(あらゆる形式のデータを一括保存し、状況に応じて柔軟な分析が可能)
  • データマート(業務データが各部門ごとに分けられて保存されており、各部門ごとのデータ分析が簡単)

 

まずは、あらゆる形式のデータを、そのまま取り込みたいなら「データレイク」のデータベースでで取り込み、その後、キチンと形式化されたデータを「データウェアハウス」のデータベースで分析し、さらに、その先に、各業務別に細かくデータ分析したいなら「データマート」のデータベースを導入するという感じになりますが、実際に、ここまで手厚くしているところは、私が知らないだけで、あまり聞いたことがありません。

 

しかし、今後は、 サーバの処理能力が向上し、保存容量も気にしないような時代になってくると、そもそも分ける必要もなく、すべての役割を担える一緒のサーバになる可能性もあるかもしれませんね。

 

現在、私の会社では、クラウドAWS)を利用しています。

 

データベースは、「Amazon RDS」 や 「Amazon Aurora」を利用しており、データウェアハウスは、「Amazon Redshift」を利用しています。

 

これらは、性能はもちろんですが、コスト、セキュリティ、メンテナンス、障害対応にも優れており、すでに5年以上の実績があります。

 

クラウド利用は、少しばかり、お作法的な煩わしさもありますが、物理的なデータベースを利用していた頃に比べると、運用負荷は大幅に削減できています。

 

コスト管理は非常に悩ましいところもあるのですが、その話は、またの機会に説明しましょう!

 

これからの時代、物理的なサーバは、その膨大な設備投資から抜け出すため、利用した分だけお金を払うクラウドでの利用が拡大することでしょう。

 

クラウドサービスの良いところは、早く始めて、使った分だけお金を払い、セキュリティも守られながら、メンテナンスや障害対応にも優れているというところです。

 

何より、多すぎるほどのサービスがありますので、いろいろなサービスを早く始められます。

 

また、逆を言えば、ダメだったら、すぐにやめることもできちゃいます。

 

是非、興味を持っていただけたなら、いろいろ調べて、丸めて、ざっくり理解してみることをおススメします!


私もですが、今も、何となく分かったような気になっていることがたくさんあります。

 

しかし、専門書を読んでも、理解に苦しむことも多いですよね。

 

そもそも、そんな難しかったら、すぐに忘れてしまいます。

 

20年以上も、ITインフラエンジニアをしてきた私でさえ、うまく説明できないことも多いのですから。

 

だったら難しく考えるのはやめましょう!

 

丸めて、ざっくりと覚えておけばいいのです!

 

これができるなら、せっかく興味をもったITの扉の前で、諦めなくて大丈夫です!

 

その扉を開いて、ITの世界に入ってから、本当に興味があれば、そこから究極を目指してみるのも楽しいですよね!

 

是非、行動しましょう!

 

今日がその日です!

 

皆さんの人生が、より豊かになりますように!

 

このブログ記事が、皆さんのお役に少しでも立てたなら幸いです! 

 

【ITの扉を開け】 違いが分かる人になる!自動化の未来とは?

ともみらです! 

 

今日のテーマは、『自動化の未来とは?』

 

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不安だな~

あぁ~不安だ~(泣)

 

毎度、さわがしいねぇ~

今回はどうしたの?

 

会社でさぁ~

AIとRPAとか

よくわからん話をされるわけよ・・

ぶっちゃけ同じじゃないの?

なんとなく・・仕事がなくなっちゃうのかなぁ?

 

いろいろと自動化の波は感じるよね!

でもね

同じではないし、仕事がなくなるわけでもないよ!

むしろ良いパートナーとして、簡単な仕事は自動化してしまい、本当に必要なことをするべきなのだよ!

 

皆さん!

 

ITの世界は、とてつもなく広く深いものです。

 

そして、世の中の ITの発展は目覚ましいものです。

 

普段、ITに興味がある人でも、ちょっと油断したら、すぐに取り残されてしまうことでしょう。

 

しかし、いろいろな技術がある からこそ、そこに 曖昧さが生まれる のも事実です。

 

例えば、「自動化」という言葉も「そのひとつ」になるのではないでしょうか?

 

ITにそこまで詳しく無い人達は、

 

自動化の波に飲み込まれて「仕事」がなくなってしまうのでは?

 

と 過剰に反応 してしまう傾向がありますよね。

 

この仕事が「なくなる」だとか「奪われる」という意識 から、

 

仕事に「利用する」という意識 に変えていきましょう!


今回は、特に自動化に代表される「AI」や「RPA」を参考にしていきましょう!

 

その違いや役割 について、丸めてざっくりでも理解 し、今後、良いパートナー として、上手く付きあっていくためには、どのようにすればよいのかに モヤモヤ されている方への有益な情報を提供できればと思います。

 

 

やりたい事に自問自答し、8社転職 を繰り返しながら、20年以上の IT インフラエンジニア の経験あり!

現職は『 IT × 事業推進 = 事業の最大化 』の重要なミッションを担い、自社事業の推進部門 で奮闘中!

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皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

 

違いが分かる人になる! (本日のつぶやき)

 

皆さん。

 

前回から始めました「違いが分かる人になる!」ですが、

f:id:tomomira:20200530223818p:plainできる男に!

 

意外にも・・・

 

好評 をいただきましたので、今後も 細々と続けていきたい と思います!

 

応援していただけると嬉しいです!

 

ITの世界は幅広い と言いましたが、何かしらの ITの分野に興味を持つ 人もいるでしょう。

f:id:tomomira:20201128235943p:plainひろいなぁ~

 

ようやく「ITの扉の入り口」まではたどり着いたものの、その 複雑さや曖昧さ から、結局は よくわからん となって、諦めてしまう・・・

f:id:tomomira:20201031224134p:plain興味・・ないからぁ・・

 

そんな人も多いのでないでしょうか?

 

しかし、そんなことに悩んでいてはもったいない ですよ!

 

興味を持つことが、自分が成長するための起爆剤になるからですね!

f:id:tomomira:20201226222846p:plain殻を打ち破る!

 

そんなモヤモヤした壁をぶち破り、大きく丸めちゃって、楽しく理解していきましょう!

 

せっかく興味を持った「ITの扉の入り口」で諦めないために!

 

では、早速、はじめていきましょう!

 

本日のテーマは、「自動化の未来とは?」

 

同じようなものとして説明されることの多い「AI」と「RPA」について、違いが分かる人になってしまいましょう!


何となく知っているようで、実は曖昧でよく知らない「ひとつのテーマ」となりますが、「誰でも、楽しく、分かりやすい」をモットーに、皆さんにとって、有益な情報 になれば幸いです!

 

自動化を理解しよう!

皆さんは、「自動化」にどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

仕事だとイメージしやすい かもしれませんね。

f:id:tomomira:20200328172216p:plain

 

会社で仕事をしていると、業務を Excel マクロを利用して、自動化しているなんてことも多いのではないでしょうか?

 

開発であれば、自動でデプロイするとか、インフラであれば、スクリプトで運用を自動化するとかね。

 

最初は、手間と時間が掛かる作業を「手作業」でやっているのですが、

 

とにかく「人はラクをしたい生き物」です!

 

次は、効率化するために自動化しよう!

 

そういう流れになるものですね。

 

自動化は、仕事を効率化させ、ミスを減らし、人にラクをさせてくれます。

 

一方では、

 

自動化は、多くの分野で、人に替わって仕事を奪っていくことでしょう。

 

ここでは、あえて「奪う」という言葉を使ってしまいましたが、

 

私は、この「奪う」というのは 適切ではない と思っています。

 

そもそも、自動化にも様々な種類 があります。

 

IT以外でも、車でも、飛行機でも・・・何でも。

 

今後も無人の店舗が増えていったり、いろいろな仕組みが自動化される流れは続くことでしょう。


しかし、IT がどれだけ進歩し、自動化が日常になったとしても、重要なのは、最終的には「人が判断」する ということでしょう。

f:id:tomomira:20200328172645p:plainこれにするぞ!

 

良い商品を AIを利用して創り出し、日々の運用をRPAを利用して自動化する場合でも、その商品を世の中に出すかどうかの 判断は人がする でしょうし、運用の自動化の仕組みを決定するのも、また 人が判断する ことになるからですね。

 

なので、良いパートナー として、自動化をうまく使い倒した後 に、いわゆる「おいしいところ」だけを、人が判断 したら良いのです。

f:id:tomomira:20210124090232p:plain資料準備しといてねぇ~


その判断 には、必ず、あなたの経験が必要となる はずです。

 

ラク(楽)」して「トク(得)」すれば良いのです!

 

この意識ができない人 は、残念ながら、仕事を奪われてしまう ことなってしまいますよ。

f:id:tomomira:20210124090355p:plain仕事が・・

 

さあ、意識 が少し変わったところで、

 

自動化について、少しざっくりでもよいので理解していかなければいけませんよね。


正直、細かいことを言うと、いろいろとありすぎるので、今回も 丸っと理解 してしまいましょう!


おいお~い~

f:id:tomomira:20210124090521p:plainそりゃ~ねぇ~わ


それ、ざっくりすぎだぞぉ~

 

というような クレームだけは 勘弁 してくださいね!(笑)

 

では、

 

今回は、AIとRPA の違いが分かる人になりましょう!


先ほどもお話しましたが、この2つは何となく同じようなもの として説明されることが多いのですが、実際には多くの違いがあります。

 

ちなみに、違いについて聞いてみると、大体の人は、

 

Q:AI と RPA って知ってる?

 

A:あ~ 自動化する仕組みでしょ・・(ボソボソ)

 

Q:具体的には何が違うの?

 

A:違い?名前かな? あ~基本、同じでしょ・・(ボソボソ)

 

経験上、このようなやり取りが多い気がします。

 

まずは、自動化について理解するための結論とポイントについてお話しましょう!

 

□ 結論
・AIとRPAは全く違う! 組み合わせれば最強のパートナー!
・AIは 「チャレンジ精神旺盛」な天才
・RPAは「コツコツタイプ」の秀才
 

 

□ ポイント
・AIは、多くのデータから学習し成果を出す仕事の自動化が得意!
・RPAは、やることが決まりきった仕事の自動化が得意!

 

どうでしょうか?

 

少しイメージがつきやすいですよね!

 

ちなみに、ウィキペディアの説明では、

 

AI

人工知能 - Wikipedia

人工知能 、AI〈エーアイ〉)とは、『計算(computation)』という概念と『コンピュータ(computer)』という道具を用いて『知能』を研究する計算機科学(computer science)の一分野」を指す言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術、または、「計算機(コンピュータ)による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野」ともされる

 

RPA

ロボティック・プロセス・オートメーション - Wikipedia

ロボティック・プロセス・オートメーション、RPA)は、ソフトウェアロボット(ボット) 又は仮想知的労働者と呼ばれる概念に基づく、事業プロセス自動化技術の一種である。デスクトップ作業のみに絞ったものをロボティック・デスクトップ・オートメーション(RDA)と呼び、RPAと区別することもある

 

 

う~ん

f:id:tomomira:20201212221256p:plain人工知能?ロボット?

 

分かったような・・分からないような・・

 

というか???

 

ですよね?

 

これが 曖昧さ ってやつですね。

 

そんな感じになっちゃいますし、寝たら忘れちゃいますよね?

f:id:tomomira:20201128233529p:plain人工・・ロボ・・?

 

だからこそ、

 

ちょっと 違った感じで理解するのも楽しい じゃないですか!

 

AIはチャレンジ精神旺盛な天才 であり、RPAはコツコツタイプの秀才 というイメージを持ちましょう!

 

それは、

 

AIは、多くのデータを利用して、そこからさまざまな規則性の自動化だったり、ルールなどについて、学習してくれて成果を出す仕事の自動化が得意 なのに対し、

f:id:tomomira:20201010153845p:plainあらゆる視点で調べてくれる!

 

RPAは、とにかくコツコツと、やることが決まりきった仕事の自動化をするのが得意 なのです。

f:id:tomomira:20201003213155p:plain決まっていることはコツコツと・・

 

全然、タイプが違いますよね?

 

どちらも 得意不得意 があるので、必要な場面で利用する のが良いでしょう。

 

新しいことが好きで飽きっぽい人(AI君)が、コツコツと同じ仕事(RPA君)をするのはイヤでしょうし、

 

コツコツと同じ仕事(RPA君)が好きなのに、無理やりいろんなことをやらなくちゃいけない(AI君)の仕事はイヤでしょう。

 

やりたいことをやってもらいましょう!

 

という感じになるのですね。

 

AIとRPAのイメージが何となく理解していただけたでしょうか?

 

丸っと理解とは言いましたが、さすがに内容が薄いので、もう少し具体的にどんなことが得意なのか を見ていきましょう!

 

まずは、AIから、

f:id:tomomira:20210124092609p:plain

 

AI

  • AI「Artificial Intelligence」の略で、人工知能
  • 機械に人間と同じような知能を持たせたソフトウエア

 

もはや「専門家を超えるために利用」されていくものになるでしょう。

 

私は、別のブログ記事で、FXや仮想通貨の話 もさせてもらっていますが、これからは 専門家さえもいなくなる 時代になるかもしれません。

 

 

投資に関する過去ブログも参考にしていただけると嬉しいです。

 

AIには、人でいう「勘」や、「感情」がない ので、そういう点では冷静にトレードができるということになります。

 

むしろ、感情でやるトレードほど、ギャンブルになってしまう ので、どちらが資産を増やせるかの説明は不要でしょう。

 

いつかギャンブルにも威力を発揮される日がくるのでしょうかね?

 

AI君が、何日の何時何分何秒に、どこどこの場所で、宝くじを買いなさい~

f:id:tomomira:20210124091741p:plain明日買ってみてね・・

 

当選!

f:id:tomomira:20210124091728p:plain大当たり?

 

まあ、可能性はゼロでは無いかもしれませんが、想像しにくいですねぇ~

 

過去ブログでも書いていますが、冷静に考えてみれば、宝くじの高額当選の確率は天文学 と言われていますので、当たる確率は、「ほぼゼロ」と言ってもよいでしょう。

 

 

ギャンブルは予測が難しいですし、何より、そんな途方もない確率を当てるというのは、もはや分析でも何でもない気がします。運ですものねぇ~

 

みんながみんな、当たることはないですものね(笑)

 

先ほど、「専門家を超えるために利用」という話をしました。

 

AIの普及で、広範囲の様々な分野で、専門家よりも高度な情報を、膨大なデータから短時間でアウトプットする のであれば、脅威というよりは、良いパートナーとして受け入れる ことで、最高のパートナーが誕生する のですね!

 

ちなみに、AIが普及すると、代替される仕事を紹介しているサイトがありましたので、参考までに。

 

 

最近、東京オリンピックの開催が危ぶまれています が、これからの人生の中で、今回のような未曽有のウィルスが出てこないとも言い切れません。

 

私は、高校生まで、体操競技をしていたので、非常に興味深かったのですが、AIを利用した自動採点システムが開発されているのですね。

 

 

この技術が普及すれば、今回のような状況でも、海外のアスリート達が、東京に集まらなくても、それぞれの国で対策をしっかりした状態で、平等な採点システムによる公平な大会もできるかもしれませんよね。

 

まあ、最大の懸念点は、盛り上がらないですけどね・・・

 

特に採点競技と言うものは、その場の観客が勝者を決める場合もあるので、何ともいえませんし、AIによって、スポーツの醍醐味が薄れるかもしれませんが・・

 

つぎは、RPAです。

f:id:tomomira:20210124092622p:plain

 

RPA

  • Robotic Process Automation の略
  • ロボットによる業務自動化という意味で、それを実行するためのソフトウエア

 

仕事では、主に「バックオフィス業務」での利用が中心でしょう。

 

用途はいろいろあります。

 

財務、経理、事務、人事などの業務の中で、定型作業であり、時間が膨大に掛かる作業に威力を発揮してくれる ことでしょう。

 

ちなみに、RPAという言葉自体は、2013年頃から登場していますが、技術的な面から言うと、実は、そんなに革新的に新しい技術ではなく、古い技術をうまく組み合わせて利用 しているようなものです。

 

複雑なプログラミングもいらないし、マウス操作でできるものが多いです。

 

いろいんな RPA があるから、それぞれに設定するのに多少のクセもあるでしょうが、使っているうちにいろいろできちゃった・・・という感じでしょう。

 

RPAの仕事の成功例もたくさんあります。参考サイトをご紹介しておきます。

 

 

ここまで、同じように説明されがちな AIとRPAについて説明してきました。

 

同じではないことを理解 していただけたと思います。

 

その 自動化の特性を知る ことで、適材適所での有効利用 することによって、あなたの最高のパートナー となり、業務の効率化と最大化 を可能にするのです!

 

 

自動化の未来とは?

さて、皆さん。

 

前章では、AIとRPAについてお話をさせていただきました。

 

それぞれの違いは、もう理解できましたよね?

 

丸っとざっくりでいいですよ!

 

しかし、そんなに優秀であれば、やっぱり不安や疑問も生まれる でしょう。

 

こんなのが普及したら、本当に仕事がなくなるんじゃないか?

 

多くの人がそう思うかもしれません。

 

しかし、

 

私は素直に、これが使いこなせたら、

 

いろいろラクになるなぁ~

 

と思ったのです。


仕事は、大きく分けるならば、「考える仕事」「ルーティンの仕事」2種類がありますよね。

 

どちらの仕事 も、それなりに 多くの時間 が掛かります。

 

私は、20年以上の ITインフラエンジニアの経験 があり、今は、ITを利用して自社サービスを推進 する部門で仕事をしています。

 

特に、管理職 + 技術職 をしていた頃は、しんどかったですねぇ~

f:id:tomomira:20200808213537p:plainやることがたくさん~

 

日々、サーバやネットワークの設計、構築、運用をしながら、管理職の仕事もして、資料作成、報告会議、メンバーの人事評価、その他にも何かあれば、とりあえず管理職にメールが飛んでくるという状況で、今、思い返してもゾッとしますよね。

 

「何でも屋さん」ですよね。

 

ちなみに、管理職とメンバーとの微妙な立ち位置に「チームリーダ」がありますが、この立場の時は、官公庁案件で、日勤夜勤入り乱れの10連勤の後、疲れとストレスで、歯ぐきがコブ取り爺さんのように腫れてしまい、ぶっ倒れてしまいました・・(若さって恐ろしい)

 

このような経験をしたからこそ、自動化を常に意識 していました。

 

とにかく仕事は丁寧にしていましたが、自分が使える時間 を考えると、同じ仕事を繰り返すのなら自動化したい し、考えなくてはいけない仕事は、判断する資料が自動で出てくれば、それを 見て判断するだけ だからです。

 

  • 「考える仕事」は、AIが複雑なパターンで考えてくれて、人が判断する
  • 「ルーティンの仕事」は、RPAに任せる


というように、決まりきった仕事はRPAに任せ、本当に考えなくてはならないことや、やりたいことは、AIを利用しながら、自分の時間を確保するのですね。

 

だからこそ、素直に、これが使いこなせたら、

 

いろいろラクになるなぁ~

 

と思ったわけです。

 

これからの時代、AIとRPAは、あなたにとっては最高のパートナーになることでしょう!

 

もちろんAIやRPA以外の有益な技術やツールなどは、あなたの最高のパートナとして、どんどん増やすべきでしょう。限定する必要はありません。

 

そういう意識を持つことが大事 であり、優秀な部下ができたと思えば良い のです。


うまく使う側になってしまえば、あなたから仕事を奪うのではなく、あなたを強力にサポートしてくれる仲間ができたようなものです。

 

時間を有効に使いましょう!

 

やることが決まりきった時間の掛かる仕事は任せてしまいましょう。

 

完了しているかどうかチェックするだけです。

 

5分で終わりますよ!

 

また、高度で高速な処理が必要で時間が掛かる複雑な仕事も任せてしまいましょう。

 

その結果について、判断して利用する側になりましょう。

 

その判断を有効に活かすかは、あなた次第です。

 f:id:tomomira:20201107170246p:plain情報を活かそう!

 

付加価値のある人 になりましょう!


自動化の未来 とは、

 

優秀なパートナー(AIとRPAなど)を味方につけ、時間を有効利用して、付加価値がある人になる!

 

ITを有効利用する とはこういうことでしょう!

 

自動化の未来については、以上になるのですが、

 

これから IT業界を目指す方への現場の情報共有 をさせてもらおうと思います。

 

仕事の幅を広げるという点では、今までのように、ゴリゴリとプログラミングをするのも良いでしょうし、需要もあると思います。

 

私の会社もそうですが、IT業界は常に人手不足 だからです。

 

しかし、そうは言っても、ある程度の経験が必要 なのも事実です。

 

私は採用にも参加させてもらうのですが、特によく聞くキーワードとしては、経験がないので、勉強させてもらいながら・・・と言われます。

 

しかし、年齢の若い正社員募集 でもない限り、なかなか 中途の方や派遣の方を世話して勉強してもらう ような 余裕がないのが現状 です。

 

それは、普段の仕事が多い ので、なるべく手持ちの仕事を手放したい し、そもそも 教育する時間もあまり取れない からです。

 

だから、即戦力 はもちろん、そうでなくても、勘が良くてすぐできる人 がいいのですね。

 

最近の傾向としては、昔に比べ、派遣会社の戦略もあるのでしょうが、若手の2、3年目の人でも、単価が恐ろしく高い気がします。

 

それで勉強しながらと言われても、ここはプログラミングスクールじゃないし・・・と思っている企業も多いことでしょう。

 

でも、

 

諦めることはありません!

 

生き残る道はたくさんあるからです。

f:id:tomomira:20201024215057p:plain

やり方次第で、道は切り開けます!

 

例えば、今回、ご紹介したRPAのように、需要が多い分野のエンジニアを目指す のも良いかと思います。

 

需要が多い と言いましたが、

 

私の職場でもRPAで仕事を定型化してほしいという要望が非常に多い のです。

 

しかし、現状では、対応できる人がいないのです。

 

ITに詳しいシステム部門であっても人材がいないのです。

 

このような状況は、私の会社だけでなく、多くの企業でも抱えている問題 だと思います。

 

だからこそ「チャンス」だと思いませんか? 

f:id:tomomira:20210124095355p:plainニッチな世界で勝負もあり!

 

こういう多くの依頼をササっとでき、複数の現場や会社を掛け持ちして対応できる人というのは、仕事的に需要がありそうな気もしますよね。

 

単価が高いのであれば、短い時間にしてもらい、他を掛け持ちするのも有効だと思っています。結果的に稼げる市場 ではないでしょうか。

 

だって、ノウハウが蓄積 されれば、RPAで同じようなものをつくることができます し、他の会社で業務内容が多少違かった としても、共通する部分も多いから効率的 だと思うからです。

 

実際の現場の感触 として、AIとRPAの普及 については、

 

AIは、まだまだ、全然普及していることを実感できません し、本格的な実用化も、もう少し先になる でしょう。

 

それは、導入コストもありますし、対応するメンバーもいないからです。

 

しかし、RPAについては、正直、そこまで技術が必要ではありません。

 

要望が多いにも関わらず、できる人がいない のです。

 

あなたがRPAを極め、共通化できる部分をうまく利用し、いろんな現場で仕事をしながらノウハウを蓄積でき、キチンと責任を持って運用することができる人になれるようであれば、まずは、比較的、簡単なRPAのスペシャリストになり、会社の中で、それ以外のプログラミングを学んでいくというのもアリではないでしょうかね。

 

私も、最近、RPAでは有名な、UiPath の無料版を、自分のパソコンにインストールして遊び始めました。

 

私の場合は、興味本位ですが、遊び心も大事ですよ!

 

ただし、注意点 もあります。

 

注意点としては、特に、RPAは何でもできる魔法のシステムではない ということです。

 

現場ではよく勘違いされがちなのです。


作業が早く終わるというイメージが持たれがちですが、実際の作業は人と同じような作業をしているので、時間もそれなりに掛かるのですね。

 

でも、夜間も動いてくれるので、結果、時間が掛かっても、明日の朝には完了している優れものです!

 

なので、過剰な期待をしてはいけません。

 

何でもできるすごいヤツ・・ではなく、

 

何かあったら、しょうがないヤツだなぁ~

 

ぐらいで、トラブルで役に立たない時は、自分達でも対応できるようにしておきましょう。


そして、もうひとつは、複雑にしない と言うことが大事です。

 

RPAに慣れてくると、あれもこれもと複雑にしがちです。

 

失敗の第一歩です。

 

そもそも、そんな 複雑な作業ならば、システム化する という話になるでしょう。


だから、RPAで何でもやらせてしまうというのはNG です。

 

複雑な計算や判断が必要なものまで、RPAで対応するというのは、複雑な作り込みが必要なるからです。

 

そんなものをつくったら、不具合があったら、メンテナンスが必要だし、そのRPAの仕組みをつくった人しか対応できなくなっちゃいますよね?

 

その人しか対応できなくなり、属人化となるので、全くおススメしません。

 

最後は、少し別の話になってしまいましたが、これからIT業界を目指す人達の、ほんの少しの可能性のひとつ になれれば幸いです!

 

AIとRPAも上手く使い方を分ければ、これほど強力なパートナーはいません。

 

また、その2つを上手く組み合わせることによる相乗効果も期待 できるでしょう!

 

より強力になりますよね!

f:id:tomomira:20210124100759p:plain強力すれば達成できる!

 

また、便利なものだから、有効利用することで、皆さんの 貴重な時間が確保できる ことでしょう。

 

皆さんの時間は無限ではありません。

f:id:tomomira:20201128234817p:plain盗まれないでね

 

早く仕事を終わらせ、本当にあなたが必要な仕事をして、そして、早く家に帰って、家族を大事にしつつ、副業や投資をして、将来に備えましょう!

 

私自身が、いつも心掛けていることだからです!

 

 

 

まとめ

 

では、まとめていきましょう!

 

今日のテーマは、『自動化の未来とは?』

 

□ 結論
・AIとRPAは全く違う! 組み合わせれば最強のパートナー!
・AIは 「チャレンジ精神旺盛」な天才
・RPAは「コツコツタイプ」の秀才
 

 

□ ポイント
・AIは、多くのデータから学習し成果を出す仕事の自動化が得意!
・RPAは、やることが決まりきった仕事の自動化が得意!

 

 

自動化を理解しよう

  • AIとRPAは、タイプが違う!
  • 得意不得意があるので、適材適所で利用する!

 
RPA

・「Robotic Process Automation」の略
・ロボットによる業務自動化であり、それを実行するためのソフトウエア
・昔からある古い技術を組み合わせたもの
・決まりきった仕事(定型作業)の自動化が得意!


AI

・「Artificial Intelligence」の略
人工知能。機械に人間と同じような知能を持たせたソフトウエア
・様々な新しい技術が利用される
・多くのデータから、規則性の自動化やルールなどを学習し成果が出す仕事の自動化が得意

 

自動化の未来とは?

  • AIとRPAは、最高のパートナーになる!
  • 組合せの相乗効果で、より強力になる!
  • 仕事は2種類(考える仕事(AI、人)、ルーティンの仕事(RPA))
  • 奪われるではなく、利用するという意識を持つ!
  • 優秀なパートナー(AI、RPAなど)を味方につけ、それをうまく利用することで、あなた自身が付加価値のある人になる!

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

ITの世界は幅広いですが、ひとつの技術だけでは解決できないことも多い です。

 

今回、ご紹介した自動化の話もそうです。

 

AIとRPAは、タイプが違いますよね?

 

でも、最近では、AIとRPAを組み合わせた導入事例も増えてきました!

 

まあ、そうなりますよね!

 

得意なところを活かし、協力することで最大の効果を得るのです。

 

これは「人の関係」にも似ていますよね。

 

旦那さんが、ものすごくマシンガントークの人で、逆に、奥さんはもの静かに聞いてくれている・・・

 

でも、そんなタイプの違う二人の家庭が上手くいっている という感じでしょうか?

 

どっちも、もの凄いおしゃべりだったら、どうでしょう?

 

意外とぶつかる可能性もあったりするでしょうね(笑)

 

これは、人間関係やITだけではなく、実は、どんな業界にも当てはまるのではないかと思っています。

 

新しいものを創り出すのは大変ですが、それぞれ得意な分野で協力し、それぞれを組み合わせることにより、新しい発想も生まれる 可能性は十分ありますよね?

 

相乗効果の最大化ですね!

 

一人より二人!二人より三人です!

 

いろいろな事を知り、いろいろと組み合わせる発想を養いましょう!

 

皆さんの人生が、より豊かになりますように!

 

このブログ記事が、皆さんのお役に少しでも立てたなら幸いです!

【ITの扉を開け】違いが分かる人になる!証明書って必要なの?

ともみらです! 

 

今日のテーマは、『証明書って必要なの?』

 

f:id:tomomira:20210117132951p:plain

 

自分の会社で「ホームページをつくろう」と思うんだけど、

素人だし、よくわからん・・

なんか「証明書」ってのが必要らしいんだけどさ・・

 

それは、安心と信頼を得るためだね!

 

それって必要なの?

できれば安く
したいなぁ~

 

お金をケチって痛い目をみるより、

キチンとした対応が絶対に必要だよ!

わかりやすく説明していこうね!

 

皆さん!

 

ITの世界は、とてつもなく広く深いものです。

 

それでも、昔に比べれば、IT がどんどん進化し、いろいろなことが簡単にできるようになりました。

 

誰でも簡単に、クラウドを利用すれば、WEB や データベース のサーバ がつくれるようになり、プログラミングをしなくても開発できるようにさえなってきています。

 

私は、20年以上の ITインフラエンジニアの経験 があり、今は、IT を利用して自社サービスを推進 する部門で仕事をしています。

 

しかし、今までの経験の中で、なにか「モヤモヤしている」ものがあります。

 

それは、学んだ知識が、本当に理解できているのか?

 

難しい専門用語を、何となく覚えた感じになってはいないか?

 

こういう「モヤモヤ」ってありませんか?

f:id:tomomira:20201212221256p:plainなんだっけなぁ~

 

もしも、人前での説明が、めちゃくちゃ曖昧になっているようなら、それほど理解していない方に当てはまるのではないでしょうか?

 

私のブログでは、「誰でも、楽しく、分かりやすい」をモットーにしています。

 

そして、何より、「自分自身が楽しく理解」したいのです!

 

ものすごく正確な情報というよりは、違った視点で、「少しゆる~い感じ」に面白く伝えることができたら良いなと思っています。

 

なんだぁ~これはぁ? ざっくりじゃないか~(プンプン)

f:id:tomomira:20201212221854p:plain

 

というクレームだけは勘弁してください!(笑)

 

私は、分かりやすく理解するためには、「多少のざっくりさ」も必要だと思っています。

 

ITを分かりやすく!

 

ITを楽しく!

 

ITの世界に興味 を持った人達が、その扉の入り口の前であきらめず、すんなり入っていける一歩目のキッカケ になりたいと思っています!

f:id:tomomira:20210117133947p:plain勇気を出して入ってみよう!

 

その 入り口に入ることができた なら、そこからは、あなた自身がその道を極める努力もできる はずです!

 

今日も楽しく行きましょう! 

 

やりたい事に自問自答し、8社転職 を繰り返しながら、20年以上の IT インフラエンジニア の経験あり!

現職は『 IT × 事業推進 = 事業の最大化 』の重要なミッションを担い、自社事業の推進部門 で奮闘中!

自虐ネタ好き の 板ばさみが似合う 笑顔が素敵な新米部長 を目指しています!

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①. 前向き思考で幸せ!ラクして! 楽しく! 効率よく!
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皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

 

違いが分かる人になる!(本日のつぶやき)

皆さん。

 

最初にお話しましたが、ITの分野って、ものすご~く広い と思いませんか?

 

名前もいっぱいあるし、良く分からんですよね?

 

例えば、

  • システムエンジニアプログラマーって違うの?  
  • インフラって何? 開発する人じゃないの?  
  • クラウドって何? どこにあるの? 
  • ユーザサポートってどんなことするの? 
  • AI と RPA って自動化すること?
  • IPv4IPv6 でどう違うの?
  • JavaJava Script って同じじゃないの?
  • データーベースとデータウェアハウスって違うもの?

 

とかね。

 

細かいのであれば、もっといっぱいあり、とにかく種類も多く複雑です。

 

何を目指したらいいの? 何ができるの?

 

ということになっちゃいますよね。

 

まあ、

 

IT業界に限らず、何の業界でもそうでしょうが、

 f:id:tomomira:20210117134221p:plain とにかく難しい・・

 

とにかく専門用語とかって、専門書に書かれていることを、そのまま話すことはできますが、大体の人は、

f:id:tomomira:20200830102223p:plain 説明が?

 

え?ってなりませんか?

f:id:tomomira:20201129000426p:plain

 

わかりずらいし、面白くないですよね?

 

私は、ずっと IT の世界で、いろいろな現場に行って仕事をしてきた経験がありますが、いつも難しそうな専門書を読んで理解することが「当たり前」の世界でした。

 

そこに大きな疑問を感じ、最初の入り口で諦めてしまう人が多いのでは?

 

と感じました。

 

難しそうな専門書を読んで、理解しているふうになっている・・

 

実際は、そんなに分かっていないんじゃ・・

 

そんな人はたくさんいると思います。

 

難しいことは理解しても、すぐに忘れてしまいます。

 

大きく丸めちゃって、楽しく理解していきましょう!

 

せっかく興味を持った「ITの扉の入り口」で諦めないために!

 

さて、早速、はじめていきましょう!

 

本日のテーマは、「証明書って必要なの?」

 

知っているようで、実は曖昧でよく知らない「ひとつのテーマ」だったので、「誰でも、楽しく、分かりやすい」をモットーに、皆さんにとって、有益な情報になれば幸いです!

 

証明書って必要なの?

今回は、「証明書」についてです!

 

証明書?

 

何それ?

 

そうなると思います。

 

正確には、「SSLサーバ証明書」 というものですね。

 

コムズカシイ話になってしまいそうですが、まずは、サラっと説明します。

 

これは、Webサイト(ホームページを管理している)の運営者の正当性を証明して発行する電子証明書 です。

 

ホームページを見ている利用者は、Webサイトの運営会社が実際に存在しているのかを確認できる ので信頼性があり、なりすましの被害も回避できます。

 

SSLサーバ証明書には、運営者に関する情報、証明書を発行した認証機関、暗号化に必要な鍵の情報などが含まれ、これらを利用して、盗聴、改ざん、なりすましを防止するのです。

 

利用者は、運営者がキチンとした業者であることを確認しつつ、暗号化された安全な仕組みを利用して、データのやり取りができる のですね。

 

どうですか?

 

ピンときませんよね? 

 

そうだと思います。

 

大体の人であれば、

 

まあ、安全そうなんで、とりあえず証明書ってのを入れとけばOKだな!

 

ぐらいで終了です。

 

ものすごく簡単に言うと、「Webサイトの身分証」です。

f:id:tomomira:20210117145758p:plain

 

あなたで言うと、身分証明書(運転免許証)みたいなものです。 

f:id:tomomira:20200620173216p:plain自分を証明するもの

 

皆さんが、インターネットをする時、ブラウザを利用して、ホームページを開いて、探したいことを検索したりしていますよね?

 

Google ChromeInternet ExplorerFirefox なんかを使っていると思います。

 

今回は、ブラウザについての話ではありませんので、ここでは、あまり深く考えずに、自分が使いやすいブラウザを使うと良いでしょう。


さて、本題に入りましょう!

 

証明書って何?

 

ということになりますが、

 

先ほど説明しましたが、皆さんがホームページを見るために利用しているブラウザと、あなたが見たいホームページ(管理しているサーバ)との間のデータの暗号化をする仕組み になります。

 

ITに詳しくない人だと、普通にインターネットをしている中で、その存在を気にする人は、ほとんどいないことでしょう。


IT分野にいる人でも、

 

あ~

 

暗号化するのに必要なんだよねぇ~

f:id:tomomira:20200627145407p:plain知っているふうな・・

 

危険だからねぇ~

 

ぐらいしか分からない人もいることでしょう。


証明書は、先ほども言いましたが、簡単に言うと、「Webサイトの身分証」になります。

 

ホームページのアドレスを入力する時、アドレスバーに「https://~」と、鍵マークが表示 されると思います。

 

例えば、検索サイトの Google であれば、

 

アドレスバーにhttps://www.google.co.jpって入力していると思います。

f:id:tomomira:20210117150027p:plain


あなたのブラウザと、見たいホームページ(管理しているサーバ)の間のデータを暗号化するために必要 で、このおかげで、個人情報やクレジットカード情報などを暗号化して通信ができることで、盗聴や情報の改ざんを防ぐ役割がある のですね。

f:id:tomomira:20210117150309p:plain f:id:tomomira:20210117150319p:plain

 

また、勘違いしてしまいそう ですが、実際には、そのホームページを管理しているサーバが暗号化されているのではなく、そこまでの経路(道)が暗号化されている ことに注意が必要です。 

 

なので、実際には、その安全なホームページを訪問した後は、そのサービスの ID(ユーザ名)やパスワードを入力してログインすることで、さらに安全性を高めている ことでしょう。

f:id:tomomira:20210117161157p:plain

 

安全かどうかを簡単に見分けるなら、

 

http の後ろに 「s」 がついているものhttpsは、キチンとしたホームページだということになりますし、httpでアクセスできてしまうホームページは、暗号化されていませんので、ちょっと注意が必要です。


自分を例にすると、運転免許のような身分証明書みたいなもんです。

 

Webサイト(見たいホームページ)が、あなただとすると、

 

証明書(SSLサーバ証明書)が、運転免許(身分証)のようなものです。

 

先ほど、皆さんが利用しているブラウザのお話をしましたよね?

 

アドレスバーのところに、鍵マーク がありますよね?

 

f:id:tomomira:20210117123956p:plain

 

この 鍵マーク をクリックすると、

  • この接続は保護されています
  • 証明書(有効)

 

となっていることでしょう。


これは、そのホームページは、暗号化された安全な経路で守られていて、証明書が有効である「キチンとしたホームページ」です!

 

ということになります。


つまり、証明書は、あなたが見ているホームページが、安全であるということを保障するために必要 なのですね。

 

これが、無い場合、セキュリティが甘いし、そもそも怪しい業者のホームページかもしれません ので危険なのです。情報が盗まれてしまったりします。

f:id:tomomira:20200411192206p:plainこんなヤツらかもしれない・・


あなたが、ある時、

 

「身分が分かるものを提示しろ・・・」

f:id:tomomira:20210117135743p:plain職務質問っすね

 

と警察に言われているとして、

 

「俺はちゃんとしているから大丈夫だ!」

f:id:tomomira:20200801234038p:plain誰もが知ってる?

 

と言っても、それを証明する身分証明書がなかったらどうでしょう?

 

超あやしすぎるし、警察も信頼してくれないことでしょう。

f:id:tomomira:20210117140037p:plainこりゃ黒だな・・・

 

しかし、

 

過去には、証明書を発行している側にも問題 がありました。

 

Googleシマンテックの証明書に対し、対応を要求 したことがあります。

 

この原因は、セキュリティに問題があるのがわかっていたにも関わらず、キチンと管理もせず、証明書を発行していた ということがあったからです。

 

Googleが知らない間に、勝手に発行されていれば怒られるのも当然でしょう。

 

 

そんなこともあって、Googleは、Symantec認証局から発行されたSSL証明書Google Chromeで「信頼しない」ようにすると言っているのですね。

 

 

なので、

 

これからは、証明書を発行して管理する側 も、証明書を購入する側 も、キチンとした証明書を利用しているホームページ でないと、利用者からは信頼されず、最終的に アクセスできなくなる ことになるのです。


お金を払って、証明書があるサイトであれば、キチンしていることが証明され、そして信頼されることで、それを利用している人が、安心して、個人情報だったり、クレジットカード情報だったりを入力できるのですね。

 

だから、証明書が必要 になるのですね!

 

どんな証明書が必要なの?自前は危険?

 

さて、証明書が必要なのは理解できましたよね?


でも、どんな証明書がいいの?


選ぶポイント しては、以下の2つ になります。

 
□ ポイント
・安全性(暗号化による情報の保護)
・信頼性(認証による会社や組織の法的実現性)
 
 

安全性

元となるデータを暗号化(別データ)して、それを送って、複合化(元に戻す)することです。

 

イメージは何となくつきますかね?

 

例えば、

 

家からお金を持ち出す時に、分からないように隠して(暗号化)

f:id:tomomira:20210117140722p:plain隠すというか・・

 

安全な道を利用して運んで(安全で守られた道)

f:id:tomomira:20210117140909p:plain安全な道ね・・

 

別の家に着いたら、そこでひろげるという感じです。(複合化)

f:id:tomomira:20210117141045p:plainまあ、捕まるでしょうね・・

 

 

そんな感じです。(全然違う?)

 

少し詳しく説明すると、

  • 暗号化:元データに対して、特別な処理を行い、別データに変換する処理
  • 複合化:暗号化されたデータを元データに戻す処理
  • 暗号アルゴリズム:暗号化を行う処理のことを「暗号アルゴリズム」という


今度は、暗号アルゴリズム っていうものが出てきたね・・

 

ああ・・むずかしい


暗号アルゴリズム

  • 暗号化の手順のこと
  • 暗号化や復号化の処理には暗号アルゴリズムに応じた「鍵」が必要となり、その安全性(強度)や処理にかかる時間は異なる

 

 暗号アルゴリズムの種類には、

 

以下に説明していますが、暗号アルゴリズム とは、暗号化の手順 のことであり、RSAは 公開鍵暗号方式 に用いられる暗号アルゴリズムであり、AESは 共通鍵暗号方式 に用いられる暗号アルゴリズムとなります。(暗号アルゴリズムの種類も複数ありますので、興味があれば調べてみましょう!)

 

では、それぞれの方式について、簡単に説明していきますね。


1.共通鍵暗号方式

  • 暗号化と復号化の両方で 同じ鍵 を使う
  • 処理が 高速
  • 暗号化アルゴリズムとしては「DES」「RC4」「AES」
  • 処理速度は高速だが、データをやり取りする人数が増えるにつれて、管理すべき鍵の数も増えてしまう


2.公開鍵暗号方式

  • 暗号化と復号化で 異なる鍵 を使う
  • 処理が 低速
  • 暗号化アルゴリズムとしては「RSA」「楕円曲線暗号
  • 処理は低速だが、管理する鍵の数が少なくてすむ

 

3.ハイブリッド方式

  • 1と2を組み合わせて利用(ハイブリット方式)

 

さっきのお金を運ぶ例ならば、

 

家の中に入る時に、「同じ鍵で入るのか」「違う鍵で入るのか」みたいな感じです。

 

同じ鍵ならすぐに入れる でしょうが、違う鍵だと、どの鍵だっけ?と探している間に時

間が掛かる みたいなものですね。

 

暗号化の手順がそれぞれ違います ので、強度や処理時間が異なる ということですね。

f:id:tomomira:20210117141300p:plain「同じ?」「違う?」

 

鍵があるから安心できるのですね。

 

そもそも鍵がなかったり、簡単に鍵を開けられてしまうようであれば、まったく安心できませんよね。

 


信頼性

さて、暗号化による安全性 は理解できましたね。

 

では、次に 信頼性 を考えてみましょう。


証明書も種類がいくつかあり、認証のレベル というものがあります。

 

証明書の認証レベル

  • ドメイン認証(認証レベル1)
  • 企業認証(認証レベル2)
  • EV認証(認証レベル3)

 

私の会社では、「GlobalSign」を利用していますが、説明がわかりやすいサイトを紹介しておきます。

 

 

 

当然ながら、レベルが上がるごとに、厳密な認証 ということになります。

 

認証レベルが上がるごとに、よりキチンとした会社や組織が存在しますという証明 となるのです。

f:id:tomomira:20210117141722p:plainしっかりした企業だね!

 

そして、レベルが上がれば、証明書を購入する金額も高く なります。

f:id:tomomira:20210117141808p:plain数万~数十万


大雑把に分けるとしたら、個人だったらドメイン認証、会社などの法人であれば企業認証か、EV認証 になるかと思います。


お金が掛かるならどうしようかなぁ~

 

何か無料で利用できるものもあるし・・・

 

そう考えるのが、正直者でしょう。

 

私もそう考えたことがありますので。


ただ、お金をケチって証明書を購入しない のは、信頼されない ので、結局は、いつの日か、アクセスできなくなってしまう ことでしょう。


私の会社では、Globalsign の証明書を利用 していますが、信頼性とは、簡単に言うと、そのホームページを管理している会社がちゃんと存在しているキチンとした会社なのかを証明できるかどうかということです。


簡単に言えば、

 

会社があるの? or ないの?

 

たったのこれだけです。

 

有名企業の「yahoo」や「googleであれば、誰もが知っていますよね。

 

でも、

 

似たような名前で「yohooo」や「goooglee」だったらどうでしょう?

 

このような 会社が証明書無しで、ホームページ運用 していたとして、

 

この商品を買ってください!

 

クレジットカード情報を入力してください!

 

ってなったら、入力しますか? 入力しませんよね?

 

怪しい会社だし、本当にあるの?ってなりますもの。

 

もしも、入力してしまうという人であれば、悪いことは言いませんので、今すぐに、お金を信頼できる人に預けて、自分では絶対に管理しないことをおススメします!

 

しかし、

 

ここで、ひとつ疑問 がありませんか?

 

私は、会社が超有名 であれば、暗号化は必要 だと思うのですがが、企業が存在しているかどうかを証明するのは、そこまで重要なのかなぁ? と思ったことがあります。

 

だって、誰もが知っている会社だから、当然、存在してるでしょ・・

 

そう思ったからです。

 

安全性という点 では、暗号化の技術自体はどの証明書を利用しても、ほぼ同じ技術 ではありますが、暗号化された安全な通信が必要 なので必要である ことはわかりました。

 

だったら、信頼性という点 では、企業が実際に存在 するかどうかは 認知度が高ければ必要が無い のではないだろうか?

 

なぜ?

 

このような考えを若い頃に感じたかというと、

 

証明書は、別に購入しなくても、無料で利用できる ものもありますし、自分で作成することができちゃったりする からです。

 

無料の証明書 であれば、有名なのは、Let’s Encryptというのがありますし、AWSを利用して運用 しているなら、証明書については、無料のSSL証明書が利用 できます。

 

まあ無料といっても、AWSはそもそも会社で利用している時点で、すでに他のサーバを利用する契約をしているので、その契約の中で、証明書を無料で利用できるという点では、本当に無料?と言うと、ちょっと違うかもしれませんが、わざわざ、GlobalSign などから購入する必要がないからですね。ただし、認証レベルは、ドメイン認証(レベル1)になってしまいますが。

 

また、Let’s Encrypt などは、更新期間になると、自分で更新処理(コマンドを叩くだけですが)しないといけなかったと思います。

 

自分で作成できるという点 では、自己証明書(オレオレ証明書と言われている)というものもあります。

 

実は、これがちょっとやっかいで、勘違いしてしまう のですね。 

 

自己証明書 とは、自分で、その証明書を認証する仕組みがつくれる のですね。

 

なんちゃって認証局 ですね。

 

勉強のために、証明機関(自分でつくる認証局)をつくって、自分で証明した証明書をインストールして勉強した人も多いことでしょう。

 

暗号化技術がほぼ同じで、証明書を自分でつくれるなら、高いお金を払って証明書を買わなくてもいいのでは?

 

そういう質問を、私も含めて質問してくる人がいることでしょう。

 

ベンダーさんなんかも、平気で提案してくるところもあったりします。

 

実際に、質問を受けた時に、説明に困った経験がある からです。

 

でも、良く考えてみてください。

 

確かに、暗号化技術は、ほぼ同じでも、さっきの警察官の職務質問と同じです。

 

私はちゃんとした人です(自分で自分を自画自賛!)

 

と言っても、

 

警察官に怪しいと思われちゃっているのですね。

 

もしかしたら、怪しい業者だと思われているかもしれないし、その可能性もあるからですね。

 

例えば、

 

あなたが住んでいる町で、あなたのことを良く知っている人達ならば、わざわざ身分証明書なんかを見せなくても信頼してくれることでしょう。


しかし、

 

他の遠くの県の人や、海外の人なんかに、自分は信頼されている人間ですと言っても、不審がられてしまいますよね?


つまり 身元をキチンと保証してくれる人がいないと、その人を信じることができない からです。

 

あなたが不審者だと思われるのと同様に、あなたが訪れたホームページがニセモノ で、ホンモノのホームページに「なりすまされている」ようなものです。

f:id:tomomira:20210117160847p:plainいつの間にか・・

 

町で評判の「ともみら」さんですが、他の町では、この人、本当に「ともみら」さん?

 

実は、「ともみら」さんではなく、よく似た「偽ともみら」さん(なりすまし)だったりする可能性があるのですね。

 

オレオレ詐欺みたいなものです。

 

オレだよ・・ばあちゃん・・

 

困ってるから、お金振り込んで欲しいんだぁ~

 

その時、ばあちゃんは、声が似てるので、お金を振り込んでしまうようなものです。

f:id:tomomira:20210117142827p:plain孫が困ってる・・

 

こういったことを防ぐために、


この身元を保証してくれるのが、「第三者認証局認証局)」なのですね

f:id:tomomira:20210117161408p:plainこんな感じの所かな?

 

なんちゃって認証局ではありません。キチンとした認証局なのです。

 

私の会社の場合で言えば、GlobalSign が手続き してくれます。

 

認証局が認めてくれると、世界中の人が信頼してくれることになるのです。

 

その認証局自体が信頼があるからです。

 

そこが認めているなら大丈夫だろう・・という感じです。

 

キチンとした会社がやっているホームページで、信頼されているので、世界中の誰からも信頼され、個人情報やクレジットカード情報を入れても安心なのです。

 

お金を扱う業界(金融や証券)などは、特に企業情報がキチンと証明されている証明書を利用する必要があるので、EV証明書(レベル3)を利用していると超安心ですよね。

 

ここで、認証局の話が出てきたので、他の関連する証明書も2つほど押さえておきましょう。(ルート証明書、中間証明書)

 

参考

 

簡単に言うと、「認証局の信頼性を確認する」ためのものです。

 

先ほどまでは、運営しているホームページ側(管理しているサーバ)の話でしたが、こちらは、証明書を証明する認証局側の信頼性に利用する という点がポイントになります。

 

ただし、ここでは、ざっくり覚えておけばいいでしょう。

 

  • ルート証明書認証局によって発行され、その認証局が信用できるものであるかを調べるために利用する。主要な認証局ルート証明書は、ブラウザやOSに組み込まれていて、ホームページにアクセスする時に自動チェックが行われる。
  • 中間証明書:認証局の信頼性を証明するために、別の認証機関から発行されるもの。認証機関同士の信頼性の証明は、大元の「ルート認証機関」を頂点とするツリー構造となり、中間証明書は、それらをつなぐ役割となる。

 

お金を払った証明書と、自分で認証した自前の証明書の違いと言う点では、安全性は、自己証明書でも可能ですが、信頼性は、自己証明書では疑わしいといことになります!

  • 安全性(暗号化による情報の保護)WEBサーバ側と利用者側で暗号化/復号化を行うことにより、通信経路上での盗聴・改竄を防ぐ
  • 信頼性(認証による会社や組織の法的実現性)通信相手が正しい保障。警告を表示することで、盗聴・改竄を防ぐ

 

なので、お金を払って証明書を利用しているのは、キチンとした会社が運営しているホームページだと証明してもらい、世界中の人達が安心して、情報をやりとりするためであり、安心と信頼を得るために必要だからということになるということですね。

 

また、自前では、結局は自分のところで管理していかなければならないので、購入するためのお金は削減できても、運用していく運用費が必要になりますし、暗号化はできても、信頼を得ることはできないでしょう。(社内限定のローカル内で利用するなら良いでしょうが、そもそも閉じた環境のローカル内で利用する意味が無いかもしれません)

 

 

 

 

まとめ

では、まとめていきましょう!

 

今日のテーマは、『証明書って必要なの?』

 

□ 結論
・証明書は「Webサイトの身分証」
・安心と信頼を得るために、証明書は必要!
・第三者認証機関(認証局)が証明している有償の証明書を利用する!
・自前の自己証明書は、暗号化はできても、信頼を得ることはできない
 
 
□ ポイント
・安全性(暗号化による情報の保護)
・信頼性(認証による会社や組織の法的実現性)
 

 

安全性(暗号化による情報の保護)

  • 安全な通信には、暗号化の仕組みが必要
  • 暗号化(隠して)→ 安全な道で運ぶ(経路暗号化)→ 複合化(元に戻す)
  • 暗号化や復号化の処理(暗号アルゴリズム)に応じた「鍵」が必要
  • 鍵は3パターン「共通鍵暗号方式」「公開鍵暗号方式」「ハイブリット暗号方式」


信頼性(認証による会社や組織の法的実現性)

  • 認証レベルは3段階  (ドメイン認証→企業認証→EV認証)
  • 認証レベルが上がるほど、信頼性は高く、金額も高い
  • 有償の証明書(認証局が証明)は信頼性が高いが、自己証明書(自ら証明)は信頼性は低い
  • 安全性は、自己証明書でも対応可能だが、信頼性は、自己証明書では得られない

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

お金を払って証明書を利用するのが必要だということをご理解いただけたでしょうか。

 

暗号化で安心

世界中の人達が安心して、データ情報をやりとりするため

 

会社があって信頼できる

キチンとした会社が運営しているホームページだと証明するため

 

2つの証明(安心と信頼)

安心と信頼を得るために必要なため

 

ということになります。 

 

ざっくりとでも理解していただけたなら、最高です!

 

今回紹介した説明でも、わかりづらい説明もあったかと思います。

 

なるべくわかりやすいように説明してきたつもりですが、それでも多少は難しくなってしまうと反省しております。

 

しかし、ざっくりでも良い ので、まずは、ITの世界に興味を持ち、ITの扉の入り口に飛び込んでいける第一歩のキッカケ になっていただけたら嬉しいです。

 

今後も反響があれば、続けていきたいと思っていますので、心が折れる前に励ましのメッセージ などをいただけると嬉しいです・・・

 

私の過去ブログでも、IT 関係の記事を書いていますので、是非、遊びにきてくださいね!

 

 

皆さんの人生が、より豊かになりますように!

 

このブログ記事が、皆さんのお役に少しでも立てたなら幸いです!

 

【超簡単】ITことばの壁!脳内変換でぶっ飛ばせ!

ともみらです! 

 

今日のテーマは、『ITことばの壁!脳内変換でぶっ飛ばせ!』

 

f:id:tomomira:20200830100829p:plain

 

う~ん・・・
仕事の中でポンポン出てくる「ITのことば」ってさぁ~
むずかしいよねぇ~

 

いろんな「横文字(西洋のことば)」が入っちゃったりするからね

 

ガバナンス? コンプライアンス
なんのこっちゃ・・

突然、言われて調べてもサッパリで・・

 

「IT」だけじゃないし、むずかしく考えなくていいんだ!
もっと簡単 に変えちゃえばいいんだよ。

「むずかしいことから、常に簡単にする」という方へと一緒に考えていこう!

 

今回のテーマは、仕事でも、日々の日常においても、話し相手が「むずかしい」ことを「さらにむずかしそう」に話す 場合があります。むずかしい感じにされているが、ちょっと分かりやすく簡単にしてもらえれば 、いろいろ話せることも多い場合があります。知っていたけど「ことばのむずかしさ」が原因で「チャンスを逃してしまっている」ようなことに悩まれている方への有益な情報を提供できればと思います。

 

現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしています。エンジニア歴は 20 年以上となり、今では『 板ばさみが似合いすぎる笑顔の新米部長! 』を目指し奮闘中です!

サービスを影で支えるインフラ関連 (サーバーやネットワーク基盤)の提案・設計・構築・運用の仕事をしています。

ともみらブログ 』を運営しています!

ブログテーマは『 人生を豊かに楽しく生きること !

①. 常識にとらわれない前向き思考を『 いつもラクして!楽しく!手際よく! を モットーとした豊かになれる情報を発信
②. 専門知識を活かし、わかりやすい IT 情報 や 仕事に役立つ マインド 情報 を『 ITエンジニアを目指したい人達に向けて発信
③. 夢の不労所得生活を実現するための『 投資運用の仕組みの発信

皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

 

ITことばの壁!脳内変換でぶっ飛ばせ!

ITの世界で仕事をしていると、「専門的なことば」がたくさん登場したりします。

 

なぜ? 英語ばかりの横文字で話す のかな?

f:id:tomomira:20200830101427p:plain

 

そういう経験はありませんか?

 

外国人と仕事をしているなら、しょうがないですが、日本人だけでも、このような場面ってたくさんありませんか?

 

私は、すべてを「日本語」にしろ!

 

そういうことを言っているわけではありません。

 

時には、日本語よりも英語の方が伝わる場合もあるからですね。

 

とにかく、

 

英語でも日本語でもスワヒリ語でも何でもいいのですが、

 

常に「勘単に考えよう!」

 

そういうことを言いたいのです。

 

では、一体、

どのようにしたら、「むずかしい」ことを「簡単にする」ことができるのでしょうか?

 

これは、

すぐにはできませんが、「考え方」と「訓練」が必要となります。

 

では、先に結論をお話ししましょう! 

 

□ 結論
1.むずかしいことは「すぐに分ける」意識を持つ!
2.超簡単思考!そこから磨き上げていけ!

 

 

1.むずかしいことは「すぐに分ける」意識を持つ! 

 

それでは、考えていきましょう!

 

日々、仕事をしていると、「むずかしそう」なことを「さらにむずかしそう」に話をしてくる人がいます。

 

すごい困りますよね?

 

え?

f:id:tomomira:20200215155136p:plain

 

そうなりますし、何となく分かったフリ をしてしまいませんか?

f:id:tomomira:20200530190850p:plainはい。あれね・・

 

専門性の高い人同士の会話であれば、非常に効率が良いのすが、そうでない場合であれば、極端な話、外国語を聞いているようなものですね。

 

私は、ITインフラエンジニアで、中間管理職 をしています。

 

立場上、提案資料やプロジェクト資料などを、上司に説明する機会が多いのです。

 

上司が変われば、評価も変わると言われるように、

 

説明資料でも、「細かく書いてほしい」や、「簡単に書いてほしい」というな 様々な要望 をする上司がいます。

 

私の20年以上の経験上での結論 を話させてもらえるならば、

 

とにかく簡単にする!

 

これが大事なことです。


例えば、

1ページに説明したいことを書く ということをイメージしましょう。

 

とにかく 言いたいことを全て書く とどうでしょう。

f:id:tomomira:20200830102223p:plainいっぱい・・

確かに言いたいことは、全て書いてあるし、見づらいけどいいんじゃない!

 

そうはならないと思います。

 

見づらいということは、大体、読んでくれないと思ってください。

 

典型的に「その場でわかった風」な雰囲気で終了です。

f:id:tomomira:20200802001905p:plain一応、分かった風ねぇ

 

逆に、「簡単」「シンプル」「インパクト」を意識してみたらどうでしょうか?

 

これらを意識して、資料を書いてみましょう。

 

先ほどに比べ、ほとんどの人が理解できることでしょう!

f:id:tomomira:20200830102231p:plainなるほどぉ~

 

しかし、このような簡単な考え方ができない人が非常に多いのです。

 

それは、不安な要素 もあるでしょう。

 

言いたいことが全て書いてあれば、安心という心理状態です。

 

また、自己満足の要素 もあるでしょう。

 

むずかしい専門的なことを書いておけば、俺はできるぜぇ~的 なところでしょうか。

 

このような考え方から抜け出して「常に簡単にする」という思考に変えられるかどうかが大事なポイントとなります!

 

伝えたいことや言いたいことを「むずかしく」書いて話すということは、正直、誰にでもできます。

 

専門的なサイトから、適当にコピーしておくだけですから。 

 

ただし、これでは「伝わりづらい」ということを実感するでしょう。


むずかしいことを「簡単」に変え、相手に「伝える」ことができることが、「価値が高い」と言えるのです。

 

むずかしいことは、すぐに頭の中で、簡単な方へ切り替えてしまいましょう。

  1. むずかしいことに突然出会う!
  2. 内容的に区切りの良いところで分ける!
  3. 区切った部分は、できるだけ簡単にする!

 

このようなイメージを持ちましょう!

 

なぜ?

このようなことをするのかと言うならば、

 

人は忘れる生き物です。

f:id:tomomira:20200418174836p:plain寝たら忘れる・・

 

むずかしいことを、そのまま覚え続けられる人は少ないでしょう。

 

では、ノートの書いておけばいいのでは?

f:id:tomomira:20200613152146p:plainお~い!書いといてね!

 

そうですね。

でも、そのノートにも「むずかしいまま」で書かれていたらどうでしょう?

 

結局のところ、今、覚えられたとしても忘れ、忘れてしまった後で、ノートを見たとしても「わからない」のでは、全く意味がないのですね。

f:id:tomomira:20200808220331p:plainなんだったっけな?

 

だからこそ、「むずかしいことば」が登場したら、「すぐに分ける」という意識を持つことが大事であり、「分けた内容」「さらに簡単にする」という意識が必要となってくるのです。


それだけで、全くわからないという世界から抜け出し、大体のイメージを常に持つことができる ことでしょう。

 

これができれば、忘れてしまって大丈夫です。

 

頭の記憶できる領域は限られていますので、忘れても困らないのであれば、忘れてください。 

 

分けることによって、思い出せるという「引き出し」も広がります。

 

ノートにも「わかりやすく」書かれているはずですので、すぐに思い出せるのです。

 

また、

常に「覚えておかなければならない」という「プレッシャーからも解放される」のですね。

 

やらない理由がありません。

 

 

2.超簡単思考!そこから磨き上げていけ!

 

さあ、前章では、

 

むずかしいこと → すぐに分ける → 簡単にする

 

ということについてお話ししました。

 

これくらいはやっているよ~

f:id:tomomira:20200801233104p:plain

 

そう言われそうですが、ここまではできるのです。

 

「むずかしい」を「簡単」にする!

 

誰でもできることでしょう。

 

ただ、残念ながら、そこまでで終わっている人が多いのです。

f:id:tomomira:20200829231226p:plain終わったよぉ~

 

では、そこからの例を考えてみましょう。

 

資料を説明するという仕事の場合を考えてみましょう。

 

先ほど、忘れてもいい という話をしましたが、これは間違ってはいません。

 

わすれないまでも、簡単にしていくことで、いずれ理解も容易になるからです。

 

さて、

 

その簡単にしたことを、今度は説明するという段階になった時が、さらなる価値を生みだします。

 

簡単にした内容を「つなげる」ということが必要になるからです。

f:id:tomomira:20200829231335p:plainつないで!

 

さらに「つなげた」内容を「ひろげる」ということも大事になります。

f:id:tomomira:20200314160459p:plainひろげる!

 

先ほど話したように、

 

ひとつの「むずかしいこと」に対して、それらをいくつかの「簡単なこと」に分けることはできるでしょう。

 

この時点で、むずかしいことはなくなっているはずですよね。

 

ただ、

 

それだけだと、ひとつにまとまりません。

 

簡単なことがバラバラです。

 

その分けたものを「つなげる」という作業 をする必要があるのです。

 

それぞれの点(簡単に分けたもの)を、線(簡単に分けたもの同士をつなげる)にするというイメージですね。

 

簡単にかみ砕いたものをつなぎ合わせて、「簡単に説明できるようにまとめる」ことができれば、理解度も高まることでしょう。

 

さらに、

 

できあがったものを、他の関係するものへ「ひろげる」ということです。

 

ここは とても重要なポイント です!

 

日々の情報も必要ですし、発想力も重要です。

 

説明する対象を簡単にすることができたら、その対象を「より大きくできるような関連性があるものにひろげられるか」ということです。

 

ひろげる先は、ひとつに限ったことではなく、いろいろな方向になるのが望ましい ですね。


つまり、

 

自分が創り上げたものが「基本」となり、そこから多方面へと「自分の意見」や「世の中のこと」に関連(ひろげて)させていき、ひろげることによって結びついた情報を、より「磨き上げ」、より「価値を生み出せる」かということになるのです。

f:id:tomomira:20200830104518p:plainひろがりそうだねぇ~

  • むずかしい→簡単
  • 簡単→いっぱいの簡単に結びつける
  • いっぱいの簡単→磨き上げる
  • 磨き上げたもの→多方面にひろめ価値を高める

 

このような 意識を持つ ことにより、これを習慣化することで、日々、特に「自分自身が難しいことをしているわけではない」のに、「あなたの価値」が 自然と上がっていくことでしょう!

 

やってみよう!誰でもできる脳内変換の意識!

今回のテーマをブログを書こうと思った先週末のタイミングで、ちょうど上司から、このテーマに関連した宿題をもらったので少し考えることにしました。


「ITガバナンス」についての意見をほしい!

f:id:tomomira:20200411191403p:plain

 

内容としては、

  • ITガバナンスは必要か?
  • なぜ必要か?
  • どのようなことをするべきか?

 

3つについての回答を考えなくてはならない。

 

さあ!やろう!

 

考え始めようとした時に「疑問」に思いました。

f:id:tomomira:20200613132745p:plain ん?

 

ITガバナンス?

 

今回のように「ITガバナンス」と言われて、それを簡単に説明できる人がどれくらいいるでしょうか?

 

ガバナンスだけではなく、そこに「IT」もついてるし・・・

 

教科書通りの「むずかしい説明」を覚えていて、それを上司に説明したとしても、

どちらもサッパリ理解できない ような気がしませんか?

f:id:tomomira:20200801232924p:plainで・・何それ?


では、どうしたら良いのでしょうか?

 

ズバリ!

 

何度も言うように「簡単にする」だけです!

 

まずは、

ITガバナンスの意味 を調べてみましょう。

ITガバナンス - Wikipedia

ITガバナンス(英: I.T. governance)はITへの投資・効果・リスクを
継続的に最適化する為の組織的な仕組みのこと。
コーポレート・ガバナンスから派生した概念で、2002年4月に起きた
みずほ銀行のシステム統合における障害発生を皮切りに声高に叫ばれるようになった

 

さらに「お堅いサイト」からも参考にしてみました。

 

経済産業省
「企業が競争優位性の構築を目的としてIT戦略の策定及び実行をコントロールし、あるべき方向へと導く組織能力」

 

日本監査役協会
「リスクマネジメントとパフォーマンスマネジメントを実施するにあたっての健全性確保のためのコンプライアンスマネジメントの確立」

 

ITガバナンス協会(ITGI)
「取締役会及び経営陣の責任」

 

ものの見事に、よくわかりません。

f:id:tomomira:20200509170541p:plain何が真実なんだぁ・・

 

何となくはわかるものの、何をすべきなのか・・・

 

はい。はい。

f:id:tomomira:20200530223818p:plainお答えしましょう

 

ITへの投資・効果・リスクを継続的に最適化する為の組織的な仕組みのことですね・・

 

これは、必要だし、やらなくちゃいけないし、いろいろやるべきですよね

 

という宿題の回答ではNGですよね?

 f:id:tomomira:20200801232924p:plainで・・何それ?

 

そもそも、

  • 投資?効果?リスク?ってなに?
  • 継続的に最適化?ってなに?
  • 組織的な仕組み?ってなに?

 

上司から「こういうツッコミ」があることは間違いありません。

f:id:tomomira:20200829231844p:plainなんやねん!それ?

 

この仕事をする「ITの精鋭たち」みたいなのがいて、何らかの組織をつくり、プロフェッショナルな仕事をしたりするような、なにか「謎めいたものすごいことをしている集団」みたいな?

f:id:tomomira:20200829231952p:plain闇の組織ではないよ・・

 

どうでしょう?

皆さんは、理解できたでしょうか?

 

先ほどの「お堅いサイト」の説明を見て、「ITガバナンス」の説明が具体的にできた人はいるのでしょうか?

 

結論は、よくわからない?

 

私もそうです。

 

ここでの問題は、「ITガバナンスの定義」が広すぎるんですよね。

 

どこのお堅いサイトにも、それなりに「むずかしい」内容で書かれています。


どこのサイトで紹介されていたかを忘れてしまいましたが、

 

ITガバナンスとは、「定義がガバガバなんす」

 

と皮肉られるほど、意味がひろすぎてわからないのですね。

 

大体の人が、お堅いサイトを参考にして、書かれている内容をズラズラと説明し、で?なに?とツッコミをくらうというぐらいではないでしょうか。

 

それではいけませんよね。

 

それは「多くの人と同じ」となり、価値がありません。

 

あなただけの価値を生み出しましょう!

 

では、今回のテーマに沿って考えていきましょう!

 

まず、定義がむずかしいのですが、もう一度、いろいろなサイトから意味を調べましょう。

 

あまり個人の意見だけを述べているサイトは微妙ですが、ある程度の信頼性があるサイトで十分だと思います。あえて「お堅いサイト」を中心にしても理解できないからです。

 

ガバナンス

【3分でわかる】ガバナンスとは?コンプライアンスとの違いと企業がすべきこと | d's JOURNAL(dsj)- 採用で組織をデザインする | 採用テクニック

ガバナンス(governance)とは「統治・支配・管理」を示す言葉です。企業におけるガバナンスは「健全な企業経営を目指す、企業自身による管理体制」を指します。

 

 ITガバナンス

ITガバナンス | IT用語辞典 | 大塚商会

企業が自社の情報システムへの投資・効果・リスクを永続的に最適化し、統合化する組織的・戦略的な仕組みのこと。IT戦略を一定のルールに従ってコントロールする統治能力ともいえる。

 

先ほどと同様に、これだけでは理解しづらいでしょう。


では、やっていきましょう。

 

まずは、記載内容から、簡単にしてみましょう。

 

ガバナンスは、「管理・統制・管理体制」するということぐらいかな。

 

ITガバナンスは、もう少し分けてみましょう。

 

まずは書かれてはいませんが、何のためにこれをするのか?

 

これは、「会社のため(経営目標の達成のため)」でいいでしょう。

また、その目的のため、どうするのか?

 

これもひろすぎますが、「ITを利用して、経営に活かす」という感じでしょうか。

 

簡単にまとめると、

  • 会社の経営目標達成のため、ITを利用(管理、統制)して経営に活かす
  • ITを経営に活かすための管理や統制をする

 

これぐらいの感じで「第一段階クリアー」です!

 

ただし、「何をすべきか?」というのは、少し状況が異なります。

 

それは、

あなたの会社では、それぞれに課題がある と思います。

 

なので、

会社それぞれにより、取り組みが異なるからですね。

 

例えば、

課題に対して何をするのが効果的 かを考えるということです。

 

大体の会社であれば、

会社の経営目的は、利益を出すことであり、そのための「効果ある投資」をし、「リスクを排除できる管理体制を築く」ことを「会社全体で取り組む」ことで、「ITの力を借りて管理する」というイメージになるので、

 

  • 経営状態を視覚化できる体制作りを強化する。そのための分析を行い視覚化できるシステム導入する(利益や損失の正確な分析、それを活かす分析など)
  • システムのクラウド化を進め、基幹システムの利便性の向上や企業のセキュリティ強化、運用効率化などを向上(クラウド化によるメリットを最大限に活かす)
  • これからの働き方を見据え、リモートワーク時における管理体制やコミュニケーション利便性の向上(リモートワークにおける勤怠管理や評価制度の充実や過重労働の削減の抑制、気軽なコミュニケーションが取れる体制(ツール導入)による生産性の向上など)

などでしょうかね。

 

ちょっとぉ~最終的にむずかしいことを書いてない?

 

という「ツッコミ」を受けそうですが、これは何回も分けて、情報を集めながら磨いていったものを記載しているので、今回の対応の方法を熟練していく過程で、段々とスピードアップして書けるようになっていくものです。

 

これは、私の頭の中では、整理ができてきつつあるのですね。

 

ここまでくると、簡単な「ITガバナンス」の説明ができ、整理していた引き出しから、説明用の情報を引き出しながら、話すことができるようになるのですね。

 

どの「お堅いサイト」も「むずかしい」ことを書いています。

 

私のブログでは、

 

「簡単」にするというのは、あくまで「考え方」であって、今回の「ITガバナンスとは?」という回答についての「記載内容が正しいということを保証するものではありません」が、自分の中の整理としてはOKでしょう。


どうだったでしょうか?

 

お堅いサイトの説明を見ても、なかなかイメージできなかったと思いますが、簡単に分けてみると、わかりやすくなりますよね。

 

この際ですが、どうしても「わかりづらい」ものは、「無視」してもらってもよいでしょう。

 

理由は、結局、ほとんどの人がわからないからです。

 

さて、

ここまでは誰でもできますが、ここから価値を付けていきましょう!

 

大きくは ふたつ です。

 

より「磨き上げていく」ということと、より「ひろげていく」ということです。

 

先ほどのまで、「むずかしいことを簡単にしたものを、つなぎ合わせる」ところまではできましたよね?

 

それらの取りまとめたものを、「さらに更新していく」ことが大事です。

 

更新していくということは、「磨き上げていく」ことに似ています。

 

どんどん分かりやすく工夫してしまいましょう。

 

そして、ひろげるということ に取り組んでみましょう。

 

ITガバナンスとは、会社の経営目標達成のため、ITを利用(管理、統制)して経営に活かすということでした。

 

では、

・会社の目標は何だろう?

・その目標達成に向けて、どんなITの活用が必要だろう?

・なにか他の分野などで利用したり、利用できる仕組みはないだろうか?

 

などのように、さらに分けて考え、ノートに分かりやすくまとめてみましょう!

 

最初の「お堅いサイト」の意味から調べるよりも、ここまで分けてから調べた方が有益な情報が集められるはず ですし、説明する時に 整理ができている ので、訳の分からん説明になることはないでしょう。

 

いろいろ調べることにより、より詳細になったり、他に関連できる可能性を見つけることができたりなど、もともとの情報からどんどんひろげてみましょう!

 

意外なものに「つながり」、そして「ひろがる」という可能性もあるからです。 

 

そこに、また「ひとつの価値」が生み出されるのです!


いつも忘れてはいけないことは、

常に「簡単にする」ということだけなのです。

 

まずは、これが 基本 となります。

 

むずかしいことを、むずかしそうに話している人をみると、本当に自己満足だなと思いますし、正直、自分もあまり理解できていないのではと思うからです。

 

逆に、むずかしいことを、ものすごく簡単に話をしてくれて、それを、身近で分かりやすいことに変えてくれて、さらに、今後どのようなひろがりになったり、関連していくのかなどを、とても「分かりやすく」説明してくれる人は、本当にすごいことです。

 

これは、素質とか、頭が良いからではなく、日頃の意識が大事であり、日々の考え方で大きく成長できる部分です。

f:id:tomomira:20200829232222p:plainサラブレットはいない!

 

むずかしいことではありませんので、少しずつ取り組んでみることをおススメします。


いきなり「むずかしい専門書」を買ってはいけません。

f:id:tomomira:20200829232354p:plainわかわからん・・

 

まずは、サルでもわかるシリーズ」ぐらいのものでも、恥ずかしがらずに買いましょう。

f:id:tomomira:20200829232407p:plainちょ~わかる!

 

その方が、最終的なゴールに行くまでの時間が全然違う からですね。

 

意識も行動も常に簡単に!

 f:id:tomomira:20200829230256p:plain最短ゴールを目指せ!

 

たったこれだけで、人生は少しずつでも変わっていくのですから! 

 

 

 

 

まとめ

では、まとめていきましょう!

 

今日のテーマは、『ITことばの壁!脳内変換でぶっ飛ばせ!』

 

ITことばの壁!脳内変換でぶっ飛ばせ! 

 

□ 結論
1.むずかしいことは「すぐに分ける」意識を持つ!
2.超簡単思考!そこから磨き上げていけ!

 

1.むずかしいことは「すぐに分ける」意識を持つ! 

  •  ただ「むずかしく」は、ただの「自己満足」でしかない!
  • 「むずかしい」から「簡単」にして「伝える」は価値が高い!
  • 「むずかしい」なら「すぐに分ける」という意思を持て!
  • 「分けた内容」を「さらに簡単にする」という意識を持て!
  •   むずかしいこと → すぐに分ける → 簡単にする

 

2.超簡単思考!そこから磨き上げていけ!

  • むずかしいから、簡単に分け、まとめるまでは「誰でも」できる!
  • 点(簡単に分けたもの)を、線(簡単に分けたもの同士をつなげる)にする!
  • 磨き上げる意識を持て!
  • 磨き上げ、多方面に習慣化させ、あなたの「価値」を上げろ!

 

やってみよう!誰でもできる脳内変換の意識!

  • 常に簡単に!意識するのはこれだけ!
  • 簡単にすることに「頭の良さ」や「素質」は関係ない!
  • 日頃の意識が大事!日々の考え方で大きく成長できる!
  • 最短でゴールにたどり着きたいなら、超簡単な入門書からスタートすべし!

 

いかがだったでしょうか?

 

誰でも、他人より良く見せたいとか、すごいと思われたいという願望があります。

 

私もそうでした。

 

そういう場合、資料ひとつ作成するにしても、自分だけが知っているような専門知識をズラズラと書いてしまう場合があります。

 

これって、完全な自己満足ですよね

 

そんな自信満々で作成した資料を、上司に見てもらい、開始5分で「全くわからん」と強烈なダメ出し・・

 

もっと簡単で誰にでもわかる資料にしてこい~

 

と言われたものの、時間を掛けて作成した資料に、どこか納得いかなかった「当時の苦い経験」を思い出しました。

 

自分しか分からない資料って、どこまで頑張っても、結局、自分だけしか分からないんですよね。

 

まるで意味のないものです。

 

それはもう「趣味の自己満足の領域」ですね。

 

自分にとっては「価値」があると思っているけれど、他人にとっては、まるで「価値が無い」ものなのです。

 

厳しいことを言うと、「無駄な作業」ということになります。

 

私の時給が、仮に 2千円 だとして、この資料作成に3日(1日8時間×3日)ぐらい費やしたとしたら、5万円ぐらいの無駄なお金を会社は支払ってしまったということになるのです。

 

こんな経験をしたこともあり、また、2019年からブログを開始したこともあって、

 

それからは、どのようにしたら、誰もが簡単に理解でき、簡単に伝えることができるのだろう と考えるようになりました。

 

ことばの書き方、タイトルの配置、フォントの種類、色などもそうです。

 

私は、より簡単に、よりシンプルに、よりインパクトがあるということを意識した時に「見せ方」というところでは、とても参考になった書籍をご紹介しておきます。

 

今の参考にしながら、日々のブログや仕事の資料などに役に立っています。

 

書籍名:プレゼン資料のデザイン図鑑 (ダイヤモンド社

 

私のブログを見てくださっている方であれば、最初の頃に比べ、随分と見やすくなったと勝手に信じています。

 

過去のブログ記事をあまり修正しないようにしているのは、最初の頃からの成長を比較したいというのもあります。

 

恥ずかしい内容や見せ方であっても、その事実があって、そこからどのように考え、成長できているのを実感して、さらなる成長ができると信じています。

 

IT業界だけに限らず、生活をしていると、「むずかしいことば」に出会う場面も多くなります。

 

その時に、「分かったフリ」だけはやめましょう。

 

その時に、「分からない」と言える人になりましょう。

 

でも、「分からない」ままではいけません。

 

むずかしいことを、「常に簡単にする」意識もち、「簡単にしたものを磨き上げる」意識を持ちましょう。

 

そこまでできたなら、いろんな話に展開していけることでしょう。

 

そして、あなたは、

 

分かりやすく説明できる人であり、いろいろなことを知っている人 という周りの評価を得られているはずです。

 

それは、あなたの価値が上がったということです。

 

簡単にして、分けて、磨き上げて、展開する!

 

これは、特別なスキルが必要なわけではく、誰にでもできます!

 

私自身も、まだまだ修行中ではありますが、皆さんも是非、この時点から取り組んでみてください!

 

皆さんの人生が、より豊かになりますように!

 

このブログ記事が、皆さんのお役に少しでも立てたなら幸いです。

 

 

【クラウド時代を生き抜く】便利で簡単!ニッチエンジニアを目指せ!

ともみらです! 

今日のテーマは、『 便利で簡単!ニッチエンジニアを目指せ! 』

 

f:id:tomomira:20200704135250p:plain

 

今日も丸一日、データのコピペ作業で終わっちゃったよ~
単純作業が多くて、自分の仕事がまったくできないんだ(泣)

 

なんで自動化しないの?

 

どうやったらいいのかなぁ~?

 

むずかしく考えちゃダメだよ!
まずは「考え方」を変えることから「スタート」しようね!

 

今回のテーマは、単純で膨大な仕事 が多く、結局、自分の仕事が後回し になってしまうことが多く、「スキル」も「モチベーション」も「評価」も上がらない ことに悩まれている方への有益な情報を提供できればと思います。

 

現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしています。エンジニア歴は 20 年以上となり、今では『 板ばさみが似合いすぎる笑顔の新米部長! 』を目指し奮闘中です!

サービスを影で支えるインフラ関連 (サーバーやネットワーク基盤)の提案・設計・構築・運用の仕事をしています。

ともみらブログ 』を運営しています!

ブログテーマは『 人生を豊かに楽しく生きること !

①. 常識にとらわれない前向き思考を『 いつもラクして!楽しく!手際よく! を モットーとした豊かになれる情報を発信
②. 専門知識を活かし、わかりやすい IT 情報 や 仕事に役立つ マインド 情報 を『 ITエンジニアを目指したい人達に向けて発信
③. 夢の不労所得生活を実現するための『 投資運用の仕組みの発信

皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

 

便利で簡単!ニッチエンジニアを目指せ!

仕事は多いが、やってくれる人もいない・・・・

f:id:tomomira:20200328172216p:plain

 
結局、まずは「単純」「膨大」な作業を終わらせる・・・

f:id:tomomira:20200208185317p:plain

 
さあ、資料を作ろう! 
 
そう思った時は、夕方だった・・・

f:id:tomomira:20200704140526p:plain 夜ね・・・

 
そんな経験はありませんか?
 
私の場合、どちらかというと作業というよりは、会議が多すぎるので、夕方から資料を作成ということが多いのですが、単純作業を手動でやらなければならないほど「時間をムダ」にしている ことはありませんよね?
 
結局、やらなくてはならない仕事 だからという現実があるのですね。
 
今回は、古い考え方を払拭し「自動化にシフトする考え方」の重要性について一緒に考えていきたいと思います!

 

では、結論を先にお話しましょう!

 

□ 結論
1.小さい成功から大きな展開へ!その時の主役になれ!
2.教育という分野を広げ、常にラクする意識を持て!
 
 
 
1.小さい成功から大きな展開へ!その時の主役になれ!
 
会社で仕事をしていると、「何かをやりたい」とか「何かを広げたい」などと思うこともあることでしょう。
 
たくさんの人が仕事をしているわけですから、「こうした方がいいな」とか「違うやり方がいいな」とか。
 
それぞれ思うところもあるでしょう。
 
やりたくても「お金」「人」「もの」が必要になり、結局、それを始めるまでの時間がかかるというのが現状ではないでしょうか。
 
個人では、思い立ったらすぐ行動できます。
 
しかし、
 
会社では、思い立っても踏みとどまることが多い のですね。
 
でも、
 
今はクラウド時代」です!

f:id:tomomira:20200620181837p:plain

 
キーワードは「スモールスタート」です!
 
「小さいことが成功」すれば、「まわりが興味を持ち始める」のです。
 
人はそういう心理を持っています。
 
紹介してもらった美容院が良かった~

f:id:tomomira:20200704142337p:plainいいねぇ~

と言えば、お店に訪れる人も多いことでしょう。
 
このスマホが最強に便利すぎる~(実際に機能を見せてもらう)

f:id:tomomira:20200704142541p:plainいいねぇ~

と言えば、そのスマホを購入したいと思う人も多いことでしょう。
 
つまり、何かの「成功体験」をし、その「成功数が増える」ことにより、大きな展開につながることは間違いありません。

f:id:tomomira:20200704143026p:plainちなみに良い方の噂ね・・

 
これは人の本能として、すでに誰もが持ち合わせている心理だと思います。
 
しかし、すべてが、必ずしも正しいものとも限りません。

f:id:tomomira:20200704142636p:plainそんなに良くないかも・・

f:id:tomomira:20200704142647p:plainそんな便利じゃないかも・

 
なので、
 
「スモールスタート」の意識が大事です!
 
試してみるということが大事になります。
 
そして、今はクラウド時代」なのですから、多くの便利で手軽に始められるサービスがたくさんあるのです。
 
会社の中では、あれこれ検討しても、誰も正しい答えを持っていないのです。
 
理由は「やったことがない」からです。

f:id:tomomira:20200704143250p:plainこわいよぉ~失敗したらどうしよう・・

 
だからこそ、
 
やってみよう! はじめてみよう! 失敗したらやめればいいじゃん!
 
これくらいの意識で「はじめさせてくれる会社」が大事です!
 
これができないと「便利」にもならず、「早く帰る」こともできないからです。
 
さて、
 
クラウドサービス」を「スモールスタート」できる環境があるとして、次に大事なことをお話ししましょう。
 
それを「有効に利用できる人」です!

f:id:tomomira:20200328174535p:plain便利にしましょうか?

 
ただ「利用できるという人」は、たくさんいることでしょうが、「有効に利用することができるという人」がポイントになります。
 
すぐ思い浮かぶのは、「むずかしいことを簡単にできる人」ですよね。
 
すばらしいことです。
 
でも、そうではありません!
 
先ほどお話ししたように、これからはクラウド時代」「スモールスタート」です。
 
多くの便利なサービスを簡単に利用することができ、最大限にラクをさせてくれる人が求められるのです。
 
ひとつのことを「誰よりも専門的にできる人」は重要でしょう。

f:id:tomomira:20191203195211p:plain職人タイプ!

 
そういう人はめったにいないので、価値が高い ことでしょう。
 
一方では、
 
誰よりも「多くのことができる人」もまた、めったにいないので、価値が高い のです。

f:id:tomomira:20200704144348p:plainf:id:tomomira:20200704144338p:plainf:id:tomomira:20200704144357p:plain何でもタイプ!

 
ひとつのことを専門的にだと、「かなり高い壁」であり、「果てしなく遠い道のり」です。

f:id:tomomira:20200613135025p:plain 高い・・くぐろうかな・・

 
一方で、多くの簡単なことをするのは、そこまでむずかしいことではありません。
 
それらを組み合わせて「最大限にラクできる」ようにするのは、「楽しいこと」でもあり「貴重なこと」なのです。

f:id:tomomira:20200208184647p:plain 確かに・・楽しんでいる・・

 
興味はあるけど、行動しない人が非常に多い のです。
 
失敗をしたら「おこられる」とか「はずかしい」と思うからでしょう。
 
私は、ITインフラエンジニアで管理職 をしています。
 
過去のブログでも、経験上、昔の古い知識を覚えることは時間のムダ だと言ってきました。
 
これからはクラウドエンジニア」を目指すべき ですし、今回、お話しさせていただく「ニッチエンジニア」という分野を広げていくことに興味があります。
 
意味的に「ニッチ」とは、全体の一部を構成する特定のニーズ(需要、客層)を持つ規模の小さい市場というような意味 です。
 
しかし、
 
小さいことかもしれませんが、実は「意外と必要な小さいこと」だったらどうでしょうか?
 
そういうのって、本当にたくさんあるんですよね。
 
その時、それらに対応できるエンジニアを「ニッチエンジニア」と呼んでおり、これからは「ニッチエンジニア」を目指す のもおもしろいと思っています。

f:id:tomomira:20200704145345p:plainそんなあやしい仕事ではない・・

 
クラウドエンジニアを目指しつつ、ニッチエンジニアも視野に入れる。
 
クラウドにあるたくさんのサービスを使いこなす「クラウドエンジニア」と、さらに、かゆいところに手が届く「ニッチエンジニア」は 相性が良い と言えるでしょう!
 
たくさんの組みあわせから、たくさんの選択肢が生まれ、結果的に相乗効果で最大化できるという思考 を持ちましょう!
 
それができるエンジニアが 主役 になれるのですから!
 
 
2.教育という分野を広げ、常にラクする意識を持て!

 

さて、いままでのお話しで、クラウドにあるたくさんのサービスを使いこなす「クラウドエンジニア」で、さらに、かゆいところに手が届く「ニッチエンジニア」を目指しましょうということを理解していただけたかと思います。

 

f:id:tomomira:20200613132745p:plainえっ?

 

でも、簡単に始められるんなら、そういう人がたくさんいて、逆に価値がなくなるんじゃないの?

 

そう思われた人は、次のステップに進む権利があり、すばらしい思考の持ち主 です。

 

そうです。

 

より専門的な分野でない限り、たくさんの人が「クラウドエンジニア」であり「ニッチエンジニア」になれるということです。

 

いずれ、そういう人がたくさん出てくることでしょう。

 

そこで、

 

次のステップとは「教育」を視野に入れておく ということですね。

f:id:tomomira:20200704150019p:plain教えることね

 

自分が「クラウドエンジニア」で「ニッチエンジニア」になる過程で、常に「人に教えること」を意識しておきましょう。

 

日本人のエンジニア「人に教える」ということが 苦手 だと思っています。

 

それは「自分に付加価値を持ちたい」とか、「損してしまう」という心理があるからでしょう。

 

でも、それは 大きな間違いです。

 

今の会社の仕事レベル程度で、その人しかできないような仕事があること自体が「最大のリスク」なのです。

 

専門的というよりは、誰もやったことがないだけ という仕事が多いのです。

 

人に教えることは損ではありません。

 

自分の仕事を人に教えれば、その仕事をあなたはやらなくて良いのです。

 

つまり、時間が節約できる のです。

f:id:tomomira:20200704150242p:plainいままでは時間を盗まれている

 

そして作業も減るので、精神的にも身体的にもラクになれるのです。

f:id:tomomira:20200502162300p:plain ヒマという意味ではないよ!

 

そして、教育できるスキル があることは、非常に大きな価値 となります。

f:id:tomomira:20200411191403p:plain教えるなら、良くわかってないとね!

 

会社では、「個人」より「チーム」として成果を出すことが評価につながります。

 

もちろん能力に差はあるので、そこは「管理職」が見極め、バランス良くしていくのですね。

 

さあ、ここまでのお話しで 目指すべき理想像 がイメージできたでしょうか?

  • クラウドエンジニア(たくさんのサービスを利用できる)
  • ニッチエンジニア(かゆいところに手が届く)
  • 教育(仕事を教え時間を確保、精神的および身体的ストレス解消)

 

上記に加えて さらに大事な考え方が、もうひとつあります。

 

次の章で具体的に説明していきましょうね!

 

単純作業こそが最大の敵!自動化意識を高めよう!

今回、このブログ記事のテーマを書こうと思ったのは、会社で自動化を進めていた人が退職され、その仕事を私が引き継ぐことになった からでした。

f:id:tomomira:20200704150904p:plain こんな感じ?

 

当然の話だったというもありますが、「自動化」?

 

少し戸惑いもありましたが、 

 

ここ数年、度々、話題には上がる「RPA(アールピーエー」)という技術を利用して、作業の自動化を図る という仕事です。

 

では、「RPA」とは何者 なのでしょうか?

 

本当に簡単に言うと、人手不足を補うため、ソフトウェアを利用したロボットで作業を自動化してくれるもの(ソフトウェアロボット)です。

f:id:tomomira:20200704152048p:plain

 

わかりやすい記事を紹介しておきますね!

 

よく勘違いされるのは、「RPA」って「AI」とは違うの?と聞かれます。

 

違います。

 

イメージとして、

  • AI とは、最新技術。たくさんの膨大なデータから機械学習で自動化
  • RPA とは、古い技術の組みあわせ。単純で膨大な作業を自動化

 

RPAとは、そこまで最新の技術を利用しているものではなく、昔からある技術を組み合わせて自動化するというものです。

 

ここで大事なのは、「単純で膨大な作業」というところです。

 

ここには「人の判断」も入りません。

 

ちょっとイメージしてみてください。

 

ある「フォルダのデータ」から、必要なデータだけを、延々と Excel に「コピーして貼り付ける」という仕事があるとしましょう。

f:id:tomomira:20200502165034p:plain 終わらない・・先に人生が終わるかも

 

単純作業なので考えることはありませんし、判断するところもありません。

 

この仕事を一日中できますか?

 

まあ、できないこともないでしょうが、

 

昔、アルバイトで、私の知り合いが、夜の工場で「丸ごとバナナ」の包装をベルトコンベア上でやっていたことがあり、あまりの単純作業に頭が混乱したのか、気がついたらバナナを食べてしまいクビになったということがありました(本当に実話)が、精神的に単純作業は疲れるものです。

f:id:tomomira:20200704152142p:plain横流しではない・・バナナね・・

 

やりたいか? or やりたくないか?

 

と言えば、「やりたくはない」ですが、結局のところ、「やらないといけない」仕事だからやるだけということになるのですね。

 

仕事が回らないと「人を雇ってやってもらう」ことになるのです。

 

おもしろいことはありません。

 

アルバイト感覚でないとできない仕事です。

 

こういう「単純」で「膨大」な作業が「RPA」には向いており、最大限の効率化ができる のです。

 

さらに、夜間帯もずっと動かしておくことができるので、担当者が帰り際に自動化ボタンを押しておけば、次の朝には終わっているということです。

 

文句も言いませんしね・・

f:id:tomomira:20200704152643p:plain絶対、文句言う人がいる・・

 

作業が早いわけではありません。

この仕事だけに特化した人だったら、イライラするレベルかもしれません。

 

しかし、仕事のスピードは必要ありません。

時間だけが必要となり、その作業が自動化できれば、これは 大きなメリット になるのです。

 

単純で膨大な作業ってどんな仕事があるのでしょうか?

いろいろありますよね?

 

通常の「事務」とか「経理」とか「人事」であれば、

  • ただただ「コピーして貼り付ける」
  • ただただ「データを移動する」

 

私は、インフラエンジニアをしているので、

  • サーバー機器やネットワーク機器の定期的な監視メール連絡
  • 定期的で決まったアカウントの発行や削除
  • 定期的なバックアップ

 

結構あると思いますよ。

一度、洗い出してみてください。

多くの作業が自動化できることに気がつくのではないでしょうか。

 

私は、「単純作業は最大の敵」だと思っています。

 

単純作業が好きな人はあまりいないと思っています。

 

スキルアップにもなりませんし、モチベーションアップにもなりません。

 

もっと言うと、

 

評価にもつながりません。

 

でも、やらないといけない仕事なので、誰かがやらないといけません。

 

だったら「自動化」してしまおうという考え方が大事 です。

 

単純で膨大な作業を、とりあえずやるかぁ~!

f:id:tomomira:20200504165328p:plainやるかぁ~

 

ではなく、

 

その時点で、どう自動化するかなぁ~?

f:id:tomomira:20200627175422p:plainある意味、自動化?

 

という考えを常に鍛えましょう。

 

最初の自動化の作り込みは、多少の時間は必要ですが、すぐに逆転できるのです。

 

ぐだぐた考えずに「すぐやろう」は、確かに大事な発想です。

 

しかし、この「すぐやろう」をとりあえず単純作業を手でやるのではなく、「自動化しよう」という考えに発想転換してください。

 

単純で膨大な作業は、「スキル」も「モチベーション」も「評価」も上がりません。

 

そういう仕事は、すぐ「自動化する考え方」を持ちましょう!

 

最後に、ここで話す「自動化」の考え方として、

  • あくまでも単純で膨大な作業である
  • 人の判断が必要ない
  • 教育すれば誰でも自動化できる
  • 複雑な作業はNG

 

組み合わせは大事ですが、複雑な作業をNG です。

 

こういう自動化をしてしまうと、結局、その人しか分からなくなる からです。

 

複雑な作業が必要ならば、それは個人レベルで自動化できるはずもありません。

 

そういうのは、個人での自動化ではなく、システム部に相談してシステム化 してください。

 

ここを 絶対に勘違いしないように!

 

ラクにするための自動化が、結果的に複雑で運用に手間がかかるようでは、まったくのダメダメです。

 

複雑にしたがる人には、ニッチエンジニアは不向きだし、誰にも利益を与えることができません。

 

こういう人は自宅で自分だけの趣味としてもらう方がいいでしょう!

 

 

 

 

まとめ

では、まとめていきましょう!

 

今日のテーマは、『便利で簡単!ニッチエンジニアを目指せ! 』

 

□ 結論
1.小さい成功から大きな展開へ!その時の主役になれ!
2.教育という分野を広げ、常にラクする意識を持て!
 
 

1.小さい成功から大きな展開へ!その時の主役になれ!

  • 意外と小さい重要なことはたくさんある!
  • 小さい成功→周囲が興味を持つ→大きく展開
  • たくさんのサービスを「有効に利用できる」エンジニアになれ!
  • ニッチな思考で主役を目指す!

 

2.教育という分野を広げ、常にラクする意識を持て!

  • クラウドエンジニア(たくさんのサービスを利用できる)
  • ニッチエンジニア(かゆいところに手が届く)
  • 教育(仕事を教え時間を確保、精神的および身体的ストレス解消)

 

単純作業こそが最大の敵!自動化意識を高めよう!

  • 単純で膨大、かつ人の判断が入らない作業は「自動化」せよ!
  • 単純作業は最大の敵!時間を奪われている意識を持て!
  • とりあえずやろうは NG!「手動」から「自動」の意識を持て!
  • 自動化することで時間が節約でき、他の作業の品質が上がる!
  • 複雑な作業は NG!その場合はシステム化を検討せよ!

 

いかがだったでしょうか?

 

何でもすぐに取り掛かる というのは、行動力があってすばらしいこと です。

 

でも、ただやれば良いということでもありません。

 

時には、自動化するよりも手動でやってしまった方が早いというのもあるでしょう。

 

本当に単発的に終わる作業であれば、自動化は不要です。

 

でも、その作業が継続的にずっと続くような仕事 であれば話は別です。

 

そのタイミングで自動化 の検討に入りましょう。

 

単純で膨大な作業 って疲れますよね?

 

今すぐやめる努力 をしましょう。

 

そうです。自動化です!

 

単純で膨大な作業を自動化 することに、そこまでの 専門的な知識は不要 です。

 

しかし、小さいことでも重要なことはたくさんあり、そのような仕事を手動で対応 しているところが多いのです。

 

誰もができそうだけど、あまりやっていない「ニッチ」な分野 を極め、それを「教育」する ことで、あなたの「分身」を増やして、さらにラクができる体制 にしていきましょう!

 

クラウド時代に、誰でもすぐに利用できるたくさんのサービスを、どのように組み合わせて簡単に効率化できるか、また、小さいことでも重要な仕事を、どのように簡単に自動化でき、教育により展開できるかということが必要なスキルになってきます。

 

これが実現できるなら、クラウドエンジニアであり、ニッチエンジニアになれる ことでしょう。

 

教育を極める ことができれば、自社に限らず、他社やスクールでも力を発揮できる可能性 があります。

 

ビジネスチャンスになるかもしれません。

例えば、「簡単に覚えちゃおう!RPA技術を2日で完全習得」とか、「RPAエンジニアが教える自社の仕事を激減どころの話じゃない話」・・みたいなのは興味出ませんかね? 

 

意外と参入しやすそうで、参入していない現状があることは事実ですし、会社も目に見える成果がないと、なかなか 自動化に踏み切れず、結局、人をたくさん雇う方向に走りがちです。

 

このような流れは、これからの時代に乗り遅れることでしょう。

 

いつまでも手動をメインとした人の力を借りているようでは、その会社で突然、クラウドエンジニアでニッチエンジニアが来たら、たちまち、人が不要になってしまうことでしょう。

 

そうならないために、普段から「自動化」の意識を育てておきましょう!

 

今回のブログ記事が、少しでも 皆さまの考え方を変えるキッカケ として、役に立つことができたのなら幸いです。

 

【クラウド時代を生き抜く】簡単導入!リモートワークで使えるセキュアな環境(Amazon WorkSpaces)

ともみらです! 

今日のテーマは、『簡単導入!リモートワークで使えるセキュアな環境(Amazon WorkSpaces)』

 

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リモートワークって、この先もずっと続くの?

 

働き方としては、今後、どんどん普及していくことになるよ!
だって、家でも、ほとんどの仕事ができるでしょう?

 

家で仕事ができるから楽だけど、パソコンを持ち帰ったりするのは面倒くさいし、セキュリティなんかは大丈夫なのかな?

 

コロナ影響で急激に広まった感じはあるけど、将来的にそのような疑問もたくさん出てくると思うよ。
今日は、今後のリモートワークが普及する上での有効なクラウドサービス を紹介していこうね!

 

今回のテーマは、これからクラウドエンジニアを目指す若手エンジニアの方やクラウドサービスを利用したサービス展開を検討している方などに向けて、クラウドサービスの様々な視点から、有益な情報を提供できればと思います。

 

現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしています。エンジニア歴は 20 年以上となり、今では『 板挟みが似合っちゃうよ系! 笑顔の中間管理職! 』を目指し奮闘中です!
サービスを影で支えるインフラ関連 (サーバーやネットワーク基盤)の提案・設計・構築・運用の仕事をしています。

ともみらブログ 』を運営しています。ブログテーマは『 人生を豊かに楽しく生きること!

①. 専門知識を活かし、わかりやすい IT 情報 や 仕事に役立つ マインド 情報 を『 ITエンジニアを目指したい人達に向けて発信 』する。
②. 夢の不労所得生活を実現するための『 投資運用の仕組みの発信 』する。

皆さんに『 有益で得する情報を発信すること 』で一緒に人生を楽しみましょう!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

簡単導入!リモートワークで使えるセキュアな環境(Amazon WorkSpaces)

自宅でのリモートワークが普及してきましたね。

 

でも、すべての人が リモートワークできている かというとそうではありません。

 

なぜでしょうか?

 

理由は、自宅で利用する環境を用意できないからです。

 

いやいや・・会社のノートパソコンを自宅で利用すればいいじゃないか?

 

そう思われるでしょう。

その通りです。

 

では、そこまでわかっていて、なぜできないのか。

 

それは、情報漏洩やウィルス対策、勤怠管理などの対策が十分ではないからです。

 

それを無視して、自宅に会社のパソコンを持ち帰り、会社の共有フォルダへアクセスするとした場合、誰が共有フォルダにアクセスし、どのデータを利用したのかなどがわからなければ、簡単にデータも持ち出されてしまいますよね。(情報漏洩の危険)

 

ウィルス対策が十分でなければ、自宅で感染した場合、次に会社に持っていって、社内のネットワークに接続した場合、会社の環境にウィルスが蔓延してしまう可能性がありますよね。(ウィルス感染の危険)

 

勤怠管理が十分でなければ、昼ぐらいまで寝ていたとしても、朝からやってますと言えば、それを信じるしかないというようなことになります。(社員個々の管理難)

 

それ以外にもありますが、思っているほど簡単ではないのです。

 

では、なぜこれほどまで、リモートワークが普及したのかというと、コロナウィルスによる緊急事態宣言ですよね。

 

過去にもウィルス感染関連の話題はありましたが、リモートワークが普及しませんでした。

 

コロナウィルスという、ここまで未曾有の事態ではなかったからです。

 

そりゃそうですよね?

セキュリティより命の方が大事です。

 

だから、多少、セキュリティに目をつぶってでも、リモートワークによる自宅勤務に
せざるを得ない状況になり普及したということになります。

 

そうでなければ、過去のウィルス騒ぎと同様に、気をつけて会社に来てね・・で終わる話になってしまったことでしょう。

 

すべての仕事を自宅でするのは無理ですが、私の感じるところでは、ほぼ、自宅で十分に仕事ができることが実証された現状において、コロナウィルスが落ち着いたとしても、今後、リモートワークの普及は拡大されることでしょう。


ここで少し気がつきませんか?

 

コロナウィルスが落ち着いたら、リモートワークによる働き方は増えてくるのはわかったけれど、セキュリティの対策を再度、きちんとやらないといけないのでは?

 

そうなります。確実にその話が出てきます。

 

そうすると、一旦、リモートワークはリセットされ、セキュリティをきちんと見直しましょうということになることでしょう。

 

なぜなら、会社は情報漏洩によるダメージを嫌います。

個人情報が漏洩した場合のイメージダウンは甚大ですよね。

 

会社の信用を失ってしまうからです。

 

信頼を得るのはなかなか難しいけど、信頼を無くすのは一瞬です。

 

だから、今まで、セキュリティ対策優先で、リモートワークが普及しなかったんですね。

 

便利さより、セキュリティが優先されるからです。

 

これは、会社に限ったことではありません。

個人で事業をするとしても、セキュリティに不安があるようなところは、サービスが拡大するはずもありません。

 

セキュリティなんか適当で、サービスが拡大できればいいんだよぉ~

 

俺のものは俺のもの・・みたいなジャイアン思考では、取引先の会社にも利用ユーザにも信頼されません。

 

じゃあ、きちんとセキュリティ設定すれば問題ないですよね。

 

その通りなんですが、会社では数百台のノートパソコンに、いろいろ設定したり、セキュリティ対策したりするのって、お金も労力も半端じゃありません。

 

そのような問題点を様々な視点から解決すべく、これからのクラウド時代を生き抜く為にというテーマより、有益なAWSサービスをご紹介していきましょう。

 

では、結論をお話しましょう。

 

□ 結論
AWS WorkSpaces を利用した 仮想デスクトップ環境を利用する

 

仮想環境を利用するというのは、企業や個人での規模感によって大きく変わります。

 

規模が大きければ大きいほど、導入する費用も高額になります。

 

そうなると、先ほどのように個別ノートパソコンに1台1台、設定をしていくことになってしまうのですね。

 

しかし、このサービスを利用することで、すぐに始められるようになります。

クラウドサービスの最大の利点は、スモールスタートです。

 

小さな規模ですぐに始められ、良かったら拡大していき、問題あれば止めるということができることが、クラウドの最大の利点であり、魅力なのです。 

 

なぜ? Amazon WorkSpaces を注目すべきなのか

まず、Amazon WorkSpaces とは何者? ということからお話します。

 

Amazon WorkSpaces 

Amazon WorkSpaces は、マネージド型でセキュアなサービスとしてのデスクトップ (DaaS) ソリューションです。

 

仮想デスクトップとは、一般的に PC で稼働する OS やアプリケーションをサーバー上に集約して管理し、実行する仕組みです。

 

データをサーバー上に保存し、クライアント端末に保存しない運用を実現できるため、セキュリティレベルが向上します。これにより、端末を社外に持ち出す際の情報漏えいリスクを低減させ、在宅勤務やリモートワークをよりセキュアに行うことができます。

 

ものすごく簡単に言うと、会社以外の環境(自宅、取引先など)から、自分の会社のリソース(共有のファイルサーバ、勤怠システム、メールなど)を利用するための安全な仕組みになります。

 

イメージできましたでしょうか?

もう少し簡単に利用場面をイメージしてみましょう!

 

あなたは今、自宅でテレワークをしています。

f:id:tomomira:20200503113034p:plain

 

自分のノートパソコンを起動して、ログインします。

f:id:tomomira:20200503113338p:plain

 

Amazon WorkSpaces の 仮想デスクトップを利用します。

指定アドレスにメールが届き、指定URLからIDやパスワードを入力してログイン

f:id:tomomira:20200503113714p:plain

 

自分のノートパソコンの中に、もうひとつ別のデスクトップ環境が現れます。

f:id:tomomira:20200503114118p:plain 

 

この「もうひとつ現れたデスクトップ環境」を利用して作業します。

 

ということになります。

 

パソコン in パソコン

 

このような感じでイメージするとわかりやすいですよね。

 

ちょっと疑問に思いませんか?

 

自分のノートパソコンで、直接やればいいんじゃないの?

 

その通りです。

では、なぜ? こんなことをするのでしょうか?

 

一番の理由は、先ほども言いましたが、数百名の社員がいるとした場合、それぞれのノートパソコンに一台ずつ設定していく労力と時間です。

 

同じ設定だけならまだしも、私はここにアクセスするから、この設定を個別に入れておいてね・・・みたいな人たちが大量に押し寄せるのですね。

f:id:tomomira:20200503114824p:plain 後はよろしくねぇ~

 

もう一つ、大きな疑問がありませんか?

 

そうです。

セキュリティは大丈夫なの?

 

だって、自分の家のノートパソコン上で作業をしているわけですから。

 

簡単に説明すると、利用している人の「各ノートパソコン」は、「クラウド上のサーバー」に接続されています。

 

f:id:tomomira:20200503120142p:plain データはサーバー上で安全管理

 

自分のノートパソコンの中の「もうひとつ現れたデスクトップ環境」上の データをサーバー上に保存し、自分のノートパソコン(クライアント端末)に保存しない運用を実現できるため、セキュリティレベルが向上しているのですね。

 

まあ、写真とか撮られてしまえば、漏洩と言えば漏洩ですが、そこまでは制御できないのです。

f:id:tomomira:20200503135132p:plain 気軽なことをすると痛い目に・

 

ただし、このような場合、通常は契約やルールできちんと運用されていることが前提なので、情報を漏洩させてしまった人には厳しい処分が下ることになるでしょう。

f:id:tomomira:20200503135203p:plain指名手配されるかも・・

 

利用するメリット

  • 全く同じ環境(OSとアプリケーションとか)を短時間で提供できる
  • セキュリティが高い(データを自分の家のパソコンにコピーできないなど)
  • 利用料は利用した分だけ支払う (※厳密には月額料金+時間料金)
  • 導入が早い

 

利用するデメリット

  • バリバリの開発利用、特殊アプリケーションを利用する必要があるなら不向き
  • スペックはそこまで高くない
  • 利用料金は割高になるので、コスト管理をきちんとする必要がある

 

同じ環境を一気に提供できて、セキュリティも高いので安心であるという一方で、利用した分だけ支払うことになるので、利用コストが割高になる可能性があることに注意が必要です。

 

会社で100人の社員がリモートワークするとした場合を考えてみましょう。

 

個別設定をする場合

  • 会社でノートパソコンを個別に100台準備
  • 会社のサービス(共有フォルダなど)へのアクセス設定を 100台のノートパソコンに個別に設定
  • 自宅からアクセスする設定や情報漏洩させない設定、各部署ごとに必要なアプリケーションを個別に入れてほしいだったりなどの多種多様な準備が大変
  • 導入までに時間がかかる(1台2時間程度)


クラウド上のWorkSpacesを利用する場合

  • 自宅の自分のノートパソコンから、クラウド上の WorkSpaces の デスクトップ環境を利用できる
  • デスクトップ環境は同環境なので、準備が早い
  • デスクトップ環境から、自宅のノートパソコンへのデータの持ち出しなどが防げるため、セキュリティが高い
  • 導入が早い

 

私は、会社では ITインフラエンジニアで中間管理職をしています。

 

実際には、AWS WorkSpace の導入検討はこれからとなりますが、リモートワークや限定された業務に利用できると思っています。

 

今回のコロナウィルスによるリモートワークの導入準備は、個別対応ということになり、設定を行うシステム関連部署の忙しさと疲労度は大変なもの でした。

 

1台設定するのに2時間ぐらいはかかります。もちろん並行で設定するとしても、設定している最中にイレギュラーな設定もしてほしいという要望もあったりするのですから、その労力は計り知れません。

 

だからこそ、少しでも対応を楽にしたいという思いから、AWS WorkSpaces などのクラウドサービスを有効に利用していきたいと感じています。

 

今回は導入検討の段階であるため、AWS WorkSpaces の詳細な話はしておりませんが、今後、導入を契機にどのような利用方法が良いかなどの有益な情報を提供できればと思います。

 

特に気になるポイントは、主にデメリットで記載したスペックや利用料金のところですが、関連URLを貼り付けておきますので、参考にどうぞ。

 

よくある質問 - Amazon WorkSpaces | AWS

料金 - Amazon WorkSpaces | AWS

 

AWSをこれから始めたいという方には、私が実際に利用していた本をご紹介させていただきます。この他にもたくさんの良本が出ていますが、わかりやすいので参考になれればうれしいです。特に若手のエンジニアであったり、AWSクラウドに興味がある方には勉強になることでしょう。

 

 

  

また、過去のブログ記事でも、クラウド関連の情報を書いています。

こちらも参考にしていただけるとうれしいです。

 

 

まとめ

では、まとめていきましょう!

 

今日のテーマは、『簡単導入!リモートワークで使えるセキュアな環境(Amazon WorkSpaces)』

リモートワークが普及しましたが、今後、「より便利」で「より安全」なサービスについて、クラウドサービスの利用を紹介させていただきました!

 

□ 結論
AWS WorkSpaces を利用した 仮想デスクトップ環境を利用する

 

スモールスタートが可能

  • 小さな規模ですぐに始められ、良かったら拡大していき、問題あれば止めるということができる
  • 初期費用を安くできる
  • 小さく始める(スモールスタート)がクラウドの最大の利点であり、魅力

 

Amazon WorkSpaces とは何者?

  • AWSクラウドの仮想デスクトップ環境を提供するサービス
  • 自分のノートパソコンの中の「もうひとつ別のデスクトップ環境」を利用
  • イメージ的には 「パソコン in パソコン」

 

メリット

  • 全く同じ環境を短時間で提供
  • セキュリティが高い
  • 利用分だけ支払う (※厳密には月額料金+時間料金)
  • 導入が早い

 

デメリット

  • 高いスペックや特殊な設定が必要な場合は不向き
  • スペックはそこまで高くない
  • 利用料金は割高

 

いろんな場面で利用が可能となるでしょう!

 

利用できる場面

  • 会社の事務部門など
  • 教育関係サービス(プログラミングスクール、英会話スクールなど)
  • 外部業者に作業を依頼する場合の作業環境(開発業者、監視業者など)
  • 自社のメンテナンス時の作業環境

 

同じ環境をたくさん提供する場合であれば、とても有効なサービスです。

 

ただし、スペックや利用料金をきちんと管理していかないといけません。

 

しかし、今後、リモートワークを検討していくのであれば、ひとつの有効なサービスになることでしょう。

 

利用できる場面を考えてみても、スクールなどで導入の初期費用を安くするために、クラウド上に同じ環境を数十台用意しておけばいいだけです。

 

わざわざ、賃貸契約して教室を借りて、家賃を払い、パソコンを物理的に数十台用意しておくというような費用よりは、ずいぶんと手間も費用も掛からないことでしょう。

 

それに利用しない時は止めておけばいいのですから、費用も安くできますし、物理的に壊れることはないので、ハードウェア故障などに悩まされることもないのです。

 

利用する人も、わざわざ電車を乗り継いで教室に来なくてもいいし、遠方の人達もクラウド上のスクールに通えるのだから、スクールという大きな枠組みとしてサービス提供してみるのを検討してもいいかもしれません。

 

サービス提供側も利用ユーザー側にもメリットがあるのではないでしょうか。

 

まさに「クラウド時代を生き抜く」ためには、早めに導入していきたいサービスとなります。

 

毎日、コロナウィルスの感染に恐怖を感じてはいますが、リモートワークが普及して、通勤時間がなくなり、自宅ではきちんと休憩しながら仕事ができています。

 

今は、会社のノートパソコンを自宅で利用していますが、近い将来、コロナウィルスも落ち着き、会社に出社することはあるでしょう。

 

リモートワークでの働き方がなくなるということは決してないでしょう。

 

ただ、毎日、会社から自宅へ、ノートパソコンを持っていくのはつらいですよね?

意外と重いですし。

 

少しでも自宅の環境で、セキュリティが確保され、楽で快適な環境での仕事ができれば良いと思いませんか?

 

今回、紹介した Amazon WorkSpaces のような クラウドサービスも、今後、どんどん増え続けていくことでしょう。

 

便利なサービスであること。セキュリティがきちんとしていること。

 

この2つの要望が満たせるのなら、会社に出勤することはなく、完全に自宅でもどこでも仕事ができるという未来が待っているのですから!

 

【クラウド時代を生き抜く】賢いクラウドエンジニアになる為の2つの心構え!

ともみらです! 

今日のテーマは、『賢いクラウドエンジニアになる為の2つの心構え!

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IT業界で仕事がしたいなぁ~って思ってるんですけど、どうしたら良いかわからないんですよね?

IT業界は幅広いんだけど、これからは絶対に クラウドエンジニア になるべきだよ!

クラウドエンジニア? どんな仕事をするの?

それじゃあ!クラウドエンジニアにる為に必要な心構え についてのアドバイスしていこうね!

 

今回のテーマは、これから IT業界 で仕事をしたいのだけど、一体、何から始めて良いのかに悩まれている若手エンジニア志望の方への有益な情報を提供できればと思います。

 

現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしており、企業の サーバー や ネットワーク 関連の 提案、設計・構築・運用をしています。
エンジニア歴は 20年となり、今では『 板ばさみが似合う笑顔の中間管理職 』になるべく奮闘中です!
ともみらブログを運営しています。『楽しみ』を追求し、お得な情報を共有できるよう『仕事に役立つ情報』、『わかりやすい IT 情報』、『夢の不労所得を目指すFXや仮想通貨の情報』をメインとし、その他にも楽しい情報を発信していきたいと思っています!

 

 

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです! 

 

 

賢いクラウドエンジニアになる為の2つの心構え!

そもそも クラウドエンジニア って何者?

f:id:tomomira:20200221220913p:plain Cloudは雲を意味する

クラウドエンジニアと言っても、今の時代は クラウド環境 を利用した仕事がたくさんあります。

 

ともみらは ITインフラエンジニア をしていますので、ここでは、クラウドエンジニアの中でも「インフラエンジニア」の話を中心に進めていきます。

 

ただし、今回は、どうやったらクラウドエンジニアになれるのかという方法ではなく、クラウドエンジニアを目指す為の入り口としての心構え が中心になります。

 

難しく考えずに、今はよくわからないけど、クラウドってものを使ったエンジニアになるにはどうしたら良いのかという視点で、気軽に読んでいただくことをおススメします。

 

まずは、クラウドエンジニアの定義を理解しましょう。

 

クラウドエンジニアとは?

ここでは、インフラエンジニアの話となります。クラウド上でのサーバやネットワークの構築や保守などを行う、クラウドに精通したエンジニアと定義させていただきます。

 

クラウド環境にはどのようなものがあるのか?

有名なクラウド環境としては、以下が有名です。

 

他にも、IBMとか、Oracleとか、いろいろあるのですが、まずは代表的な 3 つを押さえておけばよいでしょう。

 

クラウドを利用して何をするのか?

サービスを提供する環境を提供するには、サーバ や ネットワーク の環境を構築する必要があります。

 

サーバ や ネットワーク の環境で構築したものを、「インフラ基盤」と呼び、インフラエンジニアの仕事の範囲となります。

 

ちょっとイメージしずらいので、もう少し簡単に説明しましょう!

 

家を建てることをイメージしましょう

  1. まず、土地を購入します
  2. 次に、地盤の基礎工事をします
  3. 家を建てます
  4. 家の中でいろいろ利用します(電気つけたり、風呂に入ったり)

 

これをクラウド環境でイメージします

  1. 土地を購入(クラウド業者と契約して利用を開始する)
  2. 地盤の基礎工事(サーバやネットワークの環境をつくる)
  3. 家を建てる(サービスを提供する環境が完成)
  4. 家のサービスを利用(利用目的別にアプリケーションを使う)

 

まずは、場所を借りないといけないので、業者に頼みますが、ここがクラウド業者となり、AWSなどに貸してもらうことになります。

 

「地盤の基礎工事」が「インフラ基盤」ということで、インフラエンジニアの仕事になります。

 

「家のサービスを利用」が「アプリケーション」を指し、プログラマシステムエンジニアWEBデザイナーなどの仕事になるイメージになります。

 

クラウドを利用すると何が良いの?

家を建てる時は、いろいろな資材が必要になりますよね?

例えば、たくさんの木材とか、重いコンクリートとか、それらを運ぶためのトラックとか、たくさんの人が関わってきます。

 

これをイメージしてもらうと、通常であれば、システムを構築するのに、サーバを購入して、設置して、インストールして、設定して・・・などと、いくつかのステップを踏んでいかないといけません。

 

大変ですよね。時間もかかりますし、重労働です。

 

しかし、現在のクラウド全盛期の時代では、インターネットに接続し、画面からポチポチとするだけで、これらの環境がすべて構築できてしまうのですね。

 

リアルに家を建てるのと、ゲーム感覚で家を建てるような感じですね。 

 

リアルに家を建てる(たくさん必要)

f:id:tomomira:20200223091228p:plainf:id:tomomira:20200223091219p:plainf:id:tomomira:20200223091732p:plain 大人数だね

 

ゲーム感覚で家を建てる(どこでもできる)

f:id:tomomira:20200223091250p:plain 楽勝っす!

 

建てるのにこれだけ差があるのですが、品質という点でも大きな差が生まれるかもしれません。

f:id:tomomira:20200223092327p:plain こういう家が理想なんだが・・

 

リアルに家を建てる(たくさん必要)

f:id:tomomira:20200223092734p:plainすばらしい家もあるが・・

f:id:tomomira:20200223092346p:plain突貫工事はいやだ・

f:id:tomomira:20200223092338p:plainこういうのではない・・

 

ゲーム感覚で家を建てる(どこでもできる)

f:id:tomomira:20200223092327p:plain安定した一定の品質

 

昔から、エンジニアをしてきた人にとっては、衝撃的 だったのではないでしょうか?

 

ともみらは、2015年当時からAWSを利用していますが、初めてAWSを利用した時の衝撃は忘れられません。なんて簡単なんだと思ったのを覚えています。

f:id:tomomira:20200223091238p:plainこんなやつでもできてしまう

 

今までの重労働から、家で片手間に作業ができるのですから、好き好んで重労働をする人はいないことでしょう。

 

今からクラウドエンジニアを目指す人にとっては、昔の知識はあまり有益な情報ではありません。

 

むしろ覚えなくても、大きな問題にはなりません。

 

それほど、簡単な構成のインフラ基盤を構築するだけならば、誰でもできてしまう時代になってきているのです。

 

どのクラウドが良いのか?

結論から先に言ってしまうならば、AWS です。

数あるクラウドの中でも AWS というクラウドの名前は聞いたことがあるのではないのでしょうか。

 

企業がサービスを提供するために必要な基盤として、今やクラウド環境は欠かせないと言っても過言ではありません。

 

規制が厳しい金融機関でさえもが、AWSクラウド基盤を採用し始め、今年に入ってからは、政府の各省庁も利用を開始するとの報道がありました。

 

それだけ高いセキュリティが確保され、 現在のAWSクラウドのシェアは、全体の 3分の1 を占めるほどになったのですね。

 

だからこそ、結論を先に話してしまえば、賢いクラウドエンジニアになる為にの2つの心構えは、

  1. AWSを学べ!
  2. 作らず使うという思考を持つ!

 

この たった2つの意識を持つことが大事です!

 

技術的なことはたくさんありますが、これからクラウドエンジニアを目指す方にとっては、古い考えを持つ昔ながらのエンジニアの話は聞かなくても良いです。

 

むしろ、これからの時代においては無駄な知識です。

無駄は言い過ぎかもしれませんが、利用しない技術であれば、中途半端に理解するより、知らない方が良いのです。

 

この点については、賛否両論があると思います。

 

これまで20年のエンジニア経験のある私が言うのも寂しいですが、必ずしも昔の経験が役立つとは限りません。むしろ、そこにこだわるあまり、無駄な固定概念に縛られることになります。

 

これからのクラウド時代を生き抜く為には、2つの心構えをしっかりと受け止め、そこから幅広く広げていくことが大事になります。

 

AWSを学べ!

まず、ひとつ目の心構え!

AWSを学べ!

 

先ほど述べましたが、クラウドの種類はたくさんあります。

勉強する意欲があるなら、いろんなクラウドを勉強するのは素晴らしいことです。

 

ただし、5年以上のAWS利用経験のある 私から言わせてもらうならば、提供されているサービスを全て使いこなせていませんし、他のクラウドを利用する必要性もありません。

 

まして、これからクラウドエンジニアになろうと思っている人に、「AmazonAWS」だ、「MicrosoftのAzure」だ、「GoogleGCP」だと言ったところで、完璧に中途半端になってしまうことでしょう。

 

だったらですよ。

 

シェアが3割もあるAWSを学びましょう。

 

私も5年以上もAWSを利用していますが、他のクラウドサービスは、ほとんど利用したことがありません。

 

比較する為に、複数のクラウドを利用したくなりますが、今のところ大きなメリットはありません。

 

サービスを提供する企業にとって、一見、複数のクラウドを利用する場合、いろいろできそうだし、良さそうって思われるかもしれません。

 

ただ、問題点もあります。

 

違うクラウドの環境を利用するということは、各クラウドサービスをつなぐ為に、それぞれ回線の契約をしないといけません。

 

さらに、回線に障害があったり、メンテナンスがあったりして、回線が切れるとサービスには多大な影響が出ます。

 

そうなると夜間対応だったり、早朝対応だったりとクタクタになります。

 

ともみらの経験上、今の段階であれば、複数のクラウドを利用するメリットはほとんどありません。

 

むしろ、ひとつのクラウドだけを利用して、すべてのサービスをその中で構築した方が回線が切れた場合の影響などもないので、全く考慮しなくてよいのですね。

 

クラウドをつなぐ回線が切れるというのは、意外と大変なんです。

 

サービスを提供する場合は、業務を停止してはいけませんので、このような心配事をひとつでも減らした方が良いのですね。

 

まして、複数の回線費用というのもバカになりません。

 

だからこそ、AWSを学ぶというより、AWSだけを学べという話になってきます。

 

AWSを学ぶメリット

  • シェアが3割を占める
  • AWS基盤を利用した仕事がたくさんある
  • 会社で利用するメリットもたくさんある
  • 技術は簡単に習得できる

 

会社で利用するメリットという点で補足しておくと、

  • いろんなクラウドを利用すると接続するための回線費用が必要だが、AWS一択にすることでその費用がかからない。
  • 最近では大規模災害対策(BCP)の対策も必要だが、AWSなら対応が可能。例えば、東京と大阪の環境に分散ができる。
  • 利用すればするほどコストはかかるが、中長期契約(1年とか3年)することで2割から4割程度まで費用を削減できる。
  • 保守費用(ハードウェア保守)やライセンス費用(ミドルウェア費用)、サポート費用が月額費用に含まれるので、それぞれ個別に契約更新などの手間がない。
  • 運用が楽(バックアップも簡単に取得可能だし、戻すことも簡単)

 

とまあ、メリットを上げたらたくさんありますが、一言でいうならば、導入が簡単ということと運用が楽だということです。

 

そして、あえてデメリットを言うならば、便利なAWSをたくさん利用するので、費用がかかるということですが、経験上、うまくコスト管理をすることで回避は可能です。

 

コスト管理ができるエンジニアも、企業にとっては必要ですし、そこに「価値」があります。具体的な方法は、別のブログで紹介させていただきますね。

  

作らずに使うという思考を持て!

皆さんは、AWSのサービス がいくつあるかご存じですか?

 

既に 100以上もサービス があります。すごいですよね。

 

つまり、大半のことができるということです。

 

いちいち最初から作らなくても、利用すればよいのです。

過去のブログ記事も参考にしていただけたらうれしいです。

 

いやいや、自分で作ることが楽しいんだという人もいると思います。

これについては否定しませんし、それこそエンジニアです。

 

でも、既にある同じようなサービスがあるのに、最初から作ることには、あまり意味がないです。

 

あるなら、それを利用するべきですし、時間の短縮にもなります。

 

複数のサービスを組み合わせて、最大化することができるようなエンジニアを目指すことをおススメします。

 

例えば、メールを送信するプログラムを作成するにしても、既にあるサービスを利用すれば数分で終わりますが、最初から作っても、結果的に同じ機能を提供するわけですから、ユーザとしては早い方が良いと思うわけです。

 

既にある複数のサービスの中から、顧客が希望する要望を満たせるようなサービスを提供する為に、AWSのサービスを組み合わせて、「早く」「安価」「安全」に提供できるなら、それこそが「価値」になるはずです。

 

昔ながらの技術にこだわることは時代遅れですし、自動化できることはどんどん「AI」などに任せる時代がやってくるのは明らかでしょう。

 

だったら、自動化される部分はお任せし、いろんなサービスの組み合わせで最大の効果を提供できるエンジニアを目指しましょう!

 

まとめ

では、まとめていきましょう!

今日のテーマは、『賢いクラウドエンジニアになる為の2つの心構え!』

 

クラウドエンジニアになる為に必要な2つの心構えとは?

  1. AWSを学べ!
  2. 作らず使うという思考を持つ!

 

1.AWSを学べということは?

  • シェアが3割を占める
  • AWS基盤を利用した仕事がたくさんある
  • 会社で利用するメリットもたくさんある
  • 技術は簡単に習得できる

 

そして、昔の技術は必要ない。

言い過ぎかもしれませんが、それでもクラウドに特化した技術を身につけるべき! 

だからこそ AWS を学ぶべき!

 

2.作らず使うという思考を持つ!

AWSのサービスは100以上ある。

既にある複数のサービスの中から、顧客が希望する要望を満たせるようなサービスを提供する為に、AWSのサービスを組み合わせて、「早く」「安価」「安全」に提供できるなら、それこそが「価値」になる。

 

いかがでしたでしょうか?

 

特にこれからエンジニアを目指す方であれば、AWSは避けては通れません。

多くの利用シェアを持ち、サービスはたくさんあります。

 

古いエンジニアの知識や経験をすべて知る必要は全くありません。

20年のエンジニア歴をもつ私がそう思うからです。

 

だったら、AWSを極めましょう!

 

それが、賢いクラウドエンジニアになる最短距離であり、あなたの専門性を上げる最大の効果になるはずです!

 

AWSの技術を向上させるのに、とても参考になる書籍を2冊紹介させてください。

 

いろいろAWS関連の書籍を見てきましたが、分かりやすかったので、是非、購入していだけると、有益となることは間違いありません。

 

 

 

最後に私の専門職である「インフラエンジニア」の話をさせてもらえればと思います

 

システムエンジニアプログラマーはとても人気があると思います。フリーランスでの仕事もたくさんあります。

 

しかしながら、これからは「AI」に強い言語(例えば、Pythonなど)でも、最初から作成するというよりは、既にあるプログラムのモジュール(塊)を組み合わせて利用するという時代になってくると思います。

 

プログラムのコードが書けなくても、中学生ぐらいの子がブラウザ画面から、「メールプログラム」みたいなアイコンを選択することで、数分でプログラムが完成し、熟年プログラマーと同等レベルのサービスを提供できてしまうかもしれません。

 

最近では、コーディングが不要になるというものも注目されてきているのですね。

coralcap.co

 

一方、インフラエンジニアというのは、サーバやネットワークを組み合わせて、サービスの基盤を提供する業務を行います。

 

例えば、システムエンジニアプログラマーであれば、業務の内容を詳細に把握していなければプログラムを作成することができません。

 

これは、ある業種のみに精通していれば、その業種の良いシステムエンジニアプログラマーになれるでしょうし、逆に業務を全く把握していなければ難しい職種であるとも言えます。

 

逆に、インフラエンジニアは、どの企業のどんな業種でも、大半は同じような仕事をします。つまり、仕事がたくさんあるということですね。

 

経験を積めば、他の現場に行っても、経験を活かせますし、年収も上がることでしょう。

 

実際、ともみらも、インフラエンジニアになり、いろんな業種へ転職をしながら、経験を積み上げ、年収をアップさせてきました。

 

業種も関係ないので、景気の良い業界などのインフラエンジニアを目指すのもひとつの方法ではないでしょうか。給料が高いからですね。

 

しかし、注意点を話しておくと、システムエンジニアにしろ、プログラマーにしろ、インフラエンジニアにしろ、決まりきった作業はいずれ自動化されてしまいます。

 

仕事がなくなるということですね。

 

誰でもできるような仕事をしていては、未来はありません。

 

だから、いろいろなサービスを組み合わせて、効率化して、パフォーマンスが出せて、コストが最適である提案とシステムが構築できるエンジニアが必要なのです。

 

プログラムが自動化され、インフラも自動化される時代がやってくると、もはやどちらのエンジニアという垣根がなくなり、どちらもできるような時代がやってくるかもしれませんね。

 

皆さんも、AWSを使いこなし、サービスを組み合わせて利用できるような思考のエンジニアになっていただけると幸いです。

 

この考え方を身につけることができたならば最高ですね!

 

クラウド時代を生き抜く】賢いクラウドエンジニアになる為の2つの心構え!

 

【超簡単】作るより使うという思考で超簡単に価値あるエンジニアを目指せ!

ともみらです! 

今日のテーマは、『作るより使うという思考で超簡単に価値あるエンジニアを目指せ!』

 

IT業界に入って仕事をしたい! と思う人はたくさんいらっしゃいます。

現在はとにかくエンジニア不足です。逆を言えば「チャンス」なのです。

 

これから「IT業界を目指したい初心者」「エンジニアになりたい」という夢を持ちながらも、日々、何をすれば良いのか自問自答しながら、悶々としている若い方も多いのではないのでしょうか?

 

今回のテーマは、IT業界に憧れはあるものの、どのような方向に進んでいくかに悩まれている方への有益な情報を提供できればと思います。

f:id:tomomira:20200201152441j:plain

価値を見出す発想力を養おう!

IT業界を一言で表すならば、とてつもなく幅広い範囲となります。その中で、自分が何をやりたいのかが「一番重要」とはなりますが、なかなか自信満々に話せる人は少ないのではないでしょうか?

 

コツコツ地道にやりたい人もいれば、とりあえず飛び込んでみるという人もいるはずです。

 

どれも正解があるわけではありませんが、時代の流れとともに、IT業界も移り変わってきています。

 

今回のテーマから、どのような思考で考えていくのが良いのかをお話ししていきます。

 

現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしており、企業の サーバー や ネットワーク 関連の 提案、設計・構築・運用をしています。
エンジニア歴は 20年となり、今では『 板ばさみが似合う笑顔の中間管理職 』になるべく奮闘中です!
ともみらブログを運営しています。『楽しみ』を追求し、お得な情報を共有できるよう『役立つ情報』、『わかりやすい IT 情報』、『夢の不労所得を目指すFXや仮想通貨の情報』をメインとし、その他にも楽しい情報を発信していきたいと思っています!

 

この情報が少しでも有益な情報になれれば幸いです!

 

 

 1.IT業界の範囲を考えよう!

皆さんは、「IT業界」というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 

例えば

ほんの一例ですが、もっと沢山あることでしょう。特にAIエンジニアなんかは最近のトレンドでしょうね。

 

職種もバラバラなら、給料だって全然違います。

f:id:tomomira:20200125160556p:plainヒット商品次第ではね!

 

プログラマーであれば、まずは何かしらの「プログラミング言語」ができなくてはいけませんし、システムエンジニアであれば、「業務を理解」していなければなれません。

f:id:tomomira:20200201172331p:plain f:id:tomomira:20200201172527p:plain ハッカーではない!

 

インフラエンジニアは、「サーバ」や「ネットワーク」、「データベース」など幅広い知識が必要です。最近ではクラウド利用が多いので、クラウドエンジニアという方がピンとくるかもしれません。

 

サポート業務にしても、いろんな「アプリケーションのサポート」もありますし、パソコンのサポートであれば、「オペレーションシステム(Windows とか Mac とか Linux とか)」の違いもあります。

 

トレーナーの仕事であれば、日々、「資格を更新」していかないといけません。例えば、「Excel」や「Word」の最新版を指導してもらうのに、その資格を持っていなかったら、誰も教えてもらいに来ませんよね?

f:id:tomomira:20200201172707p:plain PC起動して!じいちゃん立上がる!(実話)

 

一言で「IT業界」と言っても、相当に広い範囲となるのです。

 

では、その中であなたは何をしたいのですか?

f:id:tomomira:20200201171206p:plain え?おいら?何?

 

この質問を若手にすると、とりあえず〇〇になりたいという返答が、とても多いのです。それは単なる憧れだったり、トレンドだったりからくるものなのでしょうが、自分の将来なりたい方向性ぐらいは決めておくべきでしょう。

f:id:tomomira:20191214160714p:plain 大物感を出すことではない!

 

 2.昔と今のITトレンドの違いを見極めよう!

ITの進化は目覚ましいものがあります。いつまでも昔にこだわっていてはいけません。

あっという間に化石になってしまいます。

 

ともみらは「ITインフラエンジニア」をしていますが、専門は主にサーバーエンジニアの経験を積んできました。

 

昔から、いろいろ仕事をしてきましたが、2015年から クラウド環境(Amazon Web Services ※以下、AWSと呼ぶ)を利用してからは、考え方が 180度変わりました。

 

昔は、物理サーバーを購入し、メモリとかディスクとかを自分で組み立てて、寒いサーバールームの中で自分で設置して、インストールCD入れて設定していました。

 

ネットワーク機器にも繋がないといけないので、LANケーブルなんかも自分で作成したことがあります。

 

とにかく自分で何でもやらなければならないのです。

 

また、トラブルや故障した時は深刻です。物理的に壊れるとすぐには直せません。業者を呼んで、見てもらって、交換して、ユーザ部門に文句を言われて・・・そして精神的に病むという感じです。

 

夜も監視しているメンバーから何かあると、緊急コールで電話があります。安心して寝ていられませんよね。

f:id:tomomira:20200201174021p:plain 戦いの日々は続く・・

それくらい昔のエンジニアは大変だったのです。

 

では、今はどうなのでしょうか?

 

今や、あの「銀行」でさえも「クラウド」を利用する時代となりました。

 

一昔前では考えられません。クラウドを利用する場合、どこのデータセンターにサーバーを置いているのか教えてくれません。どこにあるかもわからない場所に大事なデータを置くのは大丈夫なのかということで、2015年当時、自社のクラウド導入の担当していた時は説明が大変だったのを覚えています。 

f:id:tomomira:20200201183529p:plain (上司)大丈夫?(おいら)だぁひぃじょぉ~ぶっすぅ

 

今では、三菱UFJ銀行ソニー銀行など、続々とクラウド環境を利用する時代となったのです。

 

aws.amazon.com

 

でも疑問を感じませんか?

 

どこにデータがあるかわからないのに大丈夫なの? セキュリティは大丈夫なの?

そのような疑問が出てくると思いますが、結論を言えば大丈夫です!

 

まず、この固定概念(クラウドは危険、自分のところのデータセンターが安心)を打ち破りましょう!

 

クラウドは、様々なセキュリティの認証を取得しています。特に一番厳しい金融系の認証も取得しています。一方、自分でその認証をすべて取得できるかといえば、ほぼ不可能ですよね。セキュリティが高いからこそ、クラウドを利用すべきなのです!

 

データがどこにあるかわからないじゃないか?というところですが、こちらも大丈夫です。データは日本のどこかのデータセンターには必ずあります。

 

えっ?日本のどっか?そんな曖昧で大丈夫かと思われるでしょうか。クラウド業者はデータセンターの場所は決して教えてはくれません。

 

サポートに確認したところ、日本のデータセンターを利用しているという回答でした。私の会社ではその回答で十分でした。

 

クラウドは、いくつものデータセンターを利用しているので、「冗長性」や「可用性」を高めていて、「バックアップ」も万全です。

 

「セキュリティ」も万全で「データ保全」もできる。銀行なども参入しているのは、自前での物理的な設備投資に限界がきているのです。

 

だから、クラウドを利用することにより、物理的な部分は考えなくて良くなるのです。

 

そうすると、故障してもこっちで面倒を見なくて良くなるからですね。運用がとても楽になりますし、夜、頻繁に電話が掛かってくることはありません。

f:id:tomomira:20200201175553p:plain やっとゆっくり寝むれるなぁ~

 

昔と今を比べて、「いやいや、僕は昔のように泥臭くいろんなことをしたいんだぁ~」という人は、完全に時代遅れですし、そのような仕事は段々と減少していきます。

 

ともみらは「ITインフラエンジニア」をしていますが、サーバやネットワーク、データベースなどのエンジニアをこれから目指すのであれば、昔のITの知識のすべて覚える必要なありません。必要なところを見極めましょう。むしろ、クラウドエンジニアを目指し、AWSの勉強をするべきです!

 

クラウドエンジニアは、過去のブログ記事を参考にしていただくと嬉しいです。

www.tomomira.com

www.tomomira.com

www.tomomira.com

 

 3.作るより使うという思考を持て!

本日のテーマである「作るより使うという思考」とはどのようなことなのでしょうか?

現代はクラウドファースト」の時代です。

 

何をやるにも、まずは「クラウド」を利用することを一番に検討します。

そうするとどのようなことが起こるのでしょうか?

 

今、1台サーバを構築するということをイメージしてみましょう。

f:id:tomomira:20200201185750p:plainデスクトップPCのデカいやつみたいな

昔であれば、業者に物理サーバーを注文し、データセンターに物理サーバーが納入されてからの作業となるので「一か月以上」 はかかるでしょう。

f:id:tomomira:20200201180749p:plainサーバーを運んで

f:id:tomomira:20200201180759p:plain 部品をつけて!

f:id:tomomira:20200201185903p:plain 慌ててケーブル引っ掛けたりね。

f:id:tomomira:20200118123101p:plain ぐったりする・・みたいな

 

でも、クラウドを利用すれば、「30分くらい」 で1台構築できてしまいます。

 

しかも「超簡単」!

 

ポチポチポチっとしながらできてしまいます。うちの生意気盛りのムスメちゃんでもできます。

f:id:tomomira:20200111120642p:plain AI 君がやってくれる日も近いかも!

 

そんな簡単なら、クラウドエンジニアの価値なんてないんじゃないの?って疑問だと思われる人もいるのでしょうが、それは大きな間違いです。

 

簡単に作れるようになったからこそ、今度はどのように効率化して、セキュリティを高めて、どのように組み合わせていくのかが、「エンジニアの腕の見せ所」なのです。つまり、これは「価値のあるエンジニア」と言えます。

 

特に一番大事なところは、どのように組み合わせるか?というところです。クラウドには様々なサービスがあります。それをどのように組み合わせて利用し、最高のパフォーマンスを発揮させるかというスキルが必要となってくるのです。

 

だから、「僕はサーバーが構築できます」という人よりも、「このサービスや仕組みを組み合わせて業務時間を半分にします」っていう人の方が数倍も価値があるのですね。

 

また、プログラマーを目指す方であれば、興味深い記事を見つけたので紹介します。

tech.nikkeibp.co.jp

「本来はとても面倒な処理のはずなのに、こんなに簡単にできていいのだろうか」という戸惑いだ。ほんの数行のプログラムでやりたいことができてしまう。プログラムの中では、やりたいことを指定してライブラリーを呼び出しているだけだ。

 しかも、Pythonではたいていの用途に対してライブラリーが用意されている。プログラミングで何かやりたいことがあった場合、Pythonであれば簡単に実現できる。掛け値なしに「かゆいところに手が届く」という感じだ。

 こうした感覚は、他の言語ではほとんど体験したことがない。

 

本内容は有料記事になりますので、すべては見れませんが、記事を全文読ませていただいた感想では、実際にプログラムをされていた方でも「Python」から受けた衝撃が大きく、とにかく「Python」には、便利なツールやライブラリーが充実しており、その便利なものを利用して更に便利になっていくという好循環な流れになる というものでした。

 

つまり、プログラミング知識がなくても、利用したいライブラリーは既にあるのだから、それを使えばいいでしょうというで、それを一から作る必要な無いということです。

 

それじゃあ技術者が育たないというでしょう?

 

その通りかもしれません。ただ、既にやりたいことができるライブラリーがあるのに、それを「また作る」というのは時間の無駄だし、価値がありません。

 

一から学びたいんだという人を否定しているのではありません。それも大事なことです。

 

ただ、時代の流れに合わせて、既にあるものを有効利用していくという発想で、時間短縮や効率化ができるなら、空いた時間は、あなたのやりたい時間に確保できるではありませんか。

 

ともみらはプログラムは書きませんので、何で、Python言語の話をしたのだと思われる方もいるかと思いますが、思い出してください。クラウドの話も同じではありませんか?既にあるサービスを組み合わせてやれば良いのです!

 

全く考え方は同じですよね! 何の業種にも適用できると思っています。

 

この思考を身につけることで、楽して、効率化や時間短縮ができ、運用の負荷が減り、あなたのやりたいことができる時間が確保できるのです。その分、給料も上がる可能性だってあるのですから。

 3.まとめ

では、まとめていきましょう!

今日のテーマは、『作るより使うという思想で超簡単に価値あるエンジニアを目指せ!』

 

作るというより使うという発想とは?

  1. 既にあるのに 一から作らない! (時間の無駄)
  2. 今あるサービスを組み合わせる!(時間の短縮、品質の向上) 
  3. 楽すること!(効率化) 

既にある有益なものは利用しなくては損です。それをあなたが作ったとしても価値は全くありません。自己満足の世界です。

 

クラウドがメインとなっていく時代では、様々なサービスが日々、出てきます。

本当にいつの間にか「こっそりリリース」されているサービスもあるのですから驚きです。それほど流れが早いということでしょう。

 

それらの様々なサービスを把握し、どのように組み合わせて利用するのか、利用できるのかという視点でのエンジニアを目指していくことが非常に大事です。

 

これから「IT業界」を目指す方は、特に「作るより使うという思想」を身につけるべきです。

 

そうしないと、あなたが何か一つ作っている間に、他の人はいろいろ組み合わせて100ぐらい大差をつけられているかもしれませんよ。

 

ともみらは、会社では「IT部門の管理者」として採用も担当しています。このような考え方の若者にまだ出会えていません。

 

何となく〇〇になりたいんです・・・という人は、ここまでブログを読んでくれた方だったらわかると思いますが、何の価値もないエンジニアになってしまいます。それだったら、まだ、「とにかくIT業界は初心者で良くわからないんですが、いろんなサービスを組み合わせて、効率化して、時間短縮して、最高のパフォーマンスが出したい」って言ってもらえれば採用に近づくのではないでしょうか。

 

【超簡単】作るより使うという思想で超簡単に価値あるエンジニアを目指せ!

 

【クラウド時代を生き抜く】ちょっと先の未来を真剣に考えて行動すべし!

ともみらです! 
現職は、『 ITインフラエンジニア 』をしており、企業の サーバー や ネットワーク 関連の 提案、設計・構築・運用をしています。
エンジニア歴は 20年となり、今では『 板ばさみが似合う笑顔の中間管理職 』になるべく奮闘中です!

ともみらブログを運営しています。『楽しみ』を追求し、お得な情報を共有できるよう『わかりやすい IT 情報』や『夢の不労所得を目指すFXや仮想通貨の情報』をメインとし、その他にも楽しい情報を発信していきたいと思っています。

f:id:tomomira:20200111102939j:plain

正月ボケが抜けず、休み明けから " 5連勤 "

仕事が始まってしまえば、気合いは入るものの、激混みの通勤と徐々に忙しさの片鱗を見せ始める案件対応、予算やら人事評価やらに振り回されて、今年もいつも通りにスタートしました!

 

長期休暇明けでしたが、久々に会う会社のメンバーの顔を見るのと " ホッと" できるのも良い職場環境なのだと感じました。

 

それでは、本日のテーマ!
ちょっと先の未来を真剣に考えて行動すべし!

 

仕事が始まり、IT部門に戻ると、"会社の将来を見据えた将来構想"を考えなくてはいけない立場です。

 

将来は、間違いなく AI、クラウド、IoT、ビックデータ、ブロックチェーン、5G などが発展し、私達の未来は劇的に変化していく事でしょう!

 

ただ、5年先、10年先と言われても、なかなかピンとこないものですよね。

 

まずは、ちょっと先の未来を見据え、何をしていくのが良いか ? 

 

その指針になれば幸いです。

 

 

 1.ちょっと先の未来とは?

ここ数年、『IT業界の主役』は何だったのでしょうか?

 

まず、間違いなく先頭を走っていたのは、AI だったのではないでしょうか。

 

AI が、何でも考えてくれて、判断してくれて、実行してくれて、成果を出してくれるような・・

 

夢のようですよね!

 

超優秀な " 24時間365日 " 働いてくれる社員を雇ったようなものです。

文句も言わず、成果を出してくれる事でしょう。

f:id:tomomira:20200111120642p:plain AI君!よろしくぅ~♫

 

そうなると、" AI 開発の人材 " が必要になります。

各企業は、我先にと活気づいていくのでしょう!

 

ここまでは理想の話

では、実際はどうでしょうか?

 

ともみらは、ITインフラエンジニアで中間管理職をしていますが、AI関連の導入については、現場では、ほとんどありません。

 

大体は、AIに関連する打ち合わせや情報収集ぐらいで終わっています。

良くても実証実験レベル。運良く開発に進められてもうまくいかないケースが多く、成功事例としては、まだ本当に少ないのが現実でしょう。

 

AIの盛り上がりも、一段落した感じがありますが、将来的には必ず発展する事は間違いありませんね。

 

ただ、AIよりも先に熱くなりそうなのが、IoTですね。

 

今までは、とりあえず ネット につながれば OK という雰囲気があった IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が話題の中心にありました。

 

次の数年先に期待できることは "新しいIoT" への移り変わり!

つまり、IoT (Intelligence of Things:より賢いモノとコトのつながり)が中心になっていきます!

 

引用:https://dime.jp/genre/682765/

今後のトレンドとして、IoTはAI、5Gと結びつき「Internet of Things」から「Intelligence of Things」(より賢いモノとコトのつながり)へ進化する点を強調

 

つまり、単純に何でもモノがつながるという時代から、つながっているモノが何か有益な事をやってくれるという事です!

 

AIがいつも表舞台で華やかな場所にいたが、実は隠れた大エースのIoTが、その座を奪って今年は躍進する事でしょう!

f:id:tomomira:20200111121944p:plain さあ!次は君(IoT)の番だよ!

 

合わせて 5G による、低遅延で、多接続で、高速な回線のサポート体制が備わってくれば、確実に IoTが発展していく事になります。

※2022年までに、3分の2が4Gから5Gに入れ替わると言われています。

 

特に企業にとっても、この波に乗り遅れる事は "勝負の行方を左右する" 大きな分かれ道となるでしょうね。

f:id:tomomira:20191214160313p:plain 荒波を乗り越えてね!

 

単純につながればいいというものではなく、つながったら何かできるの? 何が便利なの? 何が得するの? という事に対する " 付加価値 "と " ワクワク感 " が必要になってきます。

 

そのアイデア次第では、無限の可能性があるからです。

 

少し先の未来に目を向けると IoT+AI+5Gによって世の中は、

  • 何でもつながる!
  • より賢くなる!
  • データ取得、分析、予測、データが蓄積ができる!
  • 付加価値の高い情報を活かせる!

 

IoTを中心に、AIで知性が高度化し、品質の高い回線の 5G が普及してくるようになります。お互いが協力なタッグを組んで、最大限の効果を発揮する ようになります。

 

 2.今どうなってるの?

では、今はどのようなモノがつながっていて、どのように活かされているのでしょうか?

 

代表的なのは、家電や車ですが、現代においては、すでに大半のモノはつなげられる技術はあるので、特に驚きはないでしょう。

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家電でも、車でも、船でも、何ならドローンでもつながります。

 

だとしたら?

 

重要ポイントは、何ができるか? どう活かせるか? 

 

イデアによっては無限の可能性を秘める事になりますよね!

 

最近、便利だなと思ったのは、トイレに IoT を利用するもの。

 

『駅の空いてるトイレが分かる』アプリケーションを開発。「これを待っていた!」とSNSで話題に│活用事例│KDDI IoTポータル

乗車中でもトイレの場所や空き状況が分かると、非常に便利ですよね。

 

これは、電車やデパートなどの人が多く集まるような交通インフラや商業施設だと、トイレがなかなか入れない事がありますが、IoTを利用し、空き状況が把握できれば効率良くトイレを利用できるというもの。

 

例えば、ディズニーランドのような人気のある行楽地なんかは、特に女性トイレが長蛇の列になっていて大変だなぁ~と思う事があります。

 

意外と身近で困っている事は多いはずですよね?

 

それらを IoT+AI+5Gの協力タッグにより、世の中を便利にできれば最高ですよね。

実生活にすぐ役立つようなものは、どんどん普及していくことでしょう。

 

つながる事は、既にできるいる!

つなげた後のアイデアが身近な生活や人生そのものを大きく変える可能性がある!

 

 3.まとめ

さあ、まとめていきましょう!

  • ここ数年の主役は A! だった(現場ではまだ成功事例は少ない)
  • 今年は 「Internet of Things」から「Intelligence of Things」へと
  • IoTを中心に、AI(人口知能) + 5G(品質の高い回線)の相乗効果

 

まずは、IoTが先行で普及する事で、世の中が便利になっていくことでしょう!

 

この分野の仕事だったり、サービスを提供するという分野は、これからも急成長分野ではあります。

 

ただ、私の専門であるインフラエンジニアの現場では、ベンダー含めて、まだまだ経験がある企業が少ないという印象です。

 

だからこそ、そこに "チャンス"があります!

 

エンジニア(開発やインフラ)視点で考えると、

 

インフラエンジニアは、AIよりは定型作業が多いので、むしろ RPAのような半自動化を目的としたツールを使いこなす方を重点的に検討した方が需要がありますね。それは多種多様でボリュームのある運用作業を楽にしていけるからです。

 

開発エンジニアは、AIの開発言語 (特にPythonjava)を習得し、現場でスキルを磨いていくことで、AIに支配されず、支配する方の需要パーソンになれる事でしょう。

 

参考までに、ともみら自体は、開発言語はあまり詳しくはないのですが、C言語Rubyを少しかじった経験があるのと、インフラ運用上では、シェルスクリプトを作成するぐらいですが、ちょっと意外だと思ったので紹介しておきます。

 

人工知能はどのプログラミング言語で作成するのが良いのか? | アトオシ

JAVAなどのより世代の新しい言語の登場後、存在感が低下したといわれることもあるC言語ですが、人工知能の開発ではむしろJavaよりも存在感があります。

昨今C言語がプログラミング初学者に勧められない理由として、メモリやCPUなどのハードウェアリソースを意識して記述する難しさがあります。

しかしこの特徴は限られたハードウェアリソースを有効活用しなくてはならない組込みシステムなどではむしろメリットとなります。

またハードウェアリソースを有効活用するため、同じ機能を実行するソースコードを書いた際、pythonJAVAよりも圧倒的に実行速度が速い、という特徴もあります。

これらのC言語の特徴は、ハードウェアリソースの活用と処理速度がキーポイントになってくる人工知能にとって非常に好ましいものです。

C言語の方が、ハードウェアリソースの活用と処理速度が必要なものは、むしろPythonjavaよりいいんですねぇ~

 

プログラミング経験が無い方に、わかりやすくお話しすると、今の主要な開発言語ではなく、昔の開発言語を利用した方が向いている分野もあるということです。

 

AIというと先進的で最新のイメージが常にありますが、こういった固定概念を払拭して、いろんな角度で物事を見ないといけませんね。

 

最後に、IoTのアイデアを考えて見ました。既にあるのかもしれませんが・・・ 

 

スポーツクラブに利用

ロッカーやフィットネス機器、レンタル品の空き状況やそれらの週間予測など。

スポーツクラブというと、月額費用が高くて、そんなに定期的に行けない事でしょう。

思い切って、月額料金制をやめて、個人が空き状況から利用したい時に利用できるようにするもので、クラブ側(空き状況を減らしたい)と、利用者側(空き時間を利用したい)のお互いにメリットを持たせてはいかがでしょうか?

使った分だけ支払う!時間もコストも無駄がない!

 

ホテルや旅館に利用

通常、観光に来られるので泊まっていくが基本ですが、空いている部屋があったらもったいないですよね。

空いている部屋を利用した時間で貸し出すというサービスも面白いと思います。

高級旅館で高い宿泊費なので泊まれないという人でも、3時間だけ利用したいというニーズを取り込んでみると、意外と稼働率が高くなるかもしれません。宣伝が大事でしょうけどね。

 

取り付け型のIoT機器

取付側の機器にもいろいろ対応していかないと難しいでしょうけど、脱着式で何でも取り付けられる IoT機器(小さい感じ)があれば、取付けて取得したデータがスマホアプリ(いろいろな用途のもの)で利用できれば最高ですね。

例えば、今日は走りに行くから、ランニングシューズに IoT機器を付けて、スマホアプリでランニングの距離を計測したとか、ドローンに取り付けて走行距離や消費電力量を取得してみたり、自宅にある複数の家電に取り付けて電力量やそこから計算される利用料金を予測したり、子供やペットに取り付けて位置情報や帰宅時間を予測したりなど、無限にアイデアが出る事でしょう!

 

面白いですよね!

上記の仕組みは、現代人にはあっている気がします。

 

働き方改革が推奨される時代で、これからは時間的にも余裕ができてきます。

 

その時に空いた時間の有効利用という点では、特にスポーツクラブの例だけでなく、月額利用縛りや宿泊料金を固定するのではなく、利用した時間だけ支払うようなスタイルにし、それに関連する便利なアプリが誕生してくる事が期待できます。

 

世の中が、IoT + AI + 5G の協力タッグと、素晴らしく柔軟なアイデアを皆で考えて実現していく事で、豊かな生活を楽しみたいものです。

 

クラウド時代を生き抜く】ちょっと先の未来を真剣に考えて行動すべし!

 

クラウド時代の『用心棒』を備えよう!

ど~も!

ともみらです!

 

虫歯になりたくないので、歯医者に定期健診に行ってきました!

ちょっぴり虫歯なっていると言われ、がっかりしながら記事を書いています。

 

どんなに防ごうと思っても、『100%』は防げませんねぇ~

 

でも、最小限で見つけられたので、ラッキーと思う事にしています。

ほっとくと大変な事になっちゃいますからね。

 

さあ、気を取り直していきましょう!

 

今日のテーマは、

クラウドサービスのセキュリティを知る!

 

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ひと言に『セキュリティ』と言っても、幅広いんですよねぇ~

 

歯医者の話で言えば、侵入してくる『虫歯菌』を防ごうとしてくれる『歯医者さん』のようなものです。

 

ともみらは、ITインフラエンジニアで中間管理職 をしています。

 

主に『インフラ』という分野は、この『セキュリティ対策』をしっかりしないといけません。日々、戦いなのです。

 

もちろん『インフラ』だけでは駄目で、インフラ基盤の上で動作する『アプリケーション』『セキュリティ対策』をする必要があります。その他にもたくさんあるのですが。

 

今回は、『インフラ』に重点をおいて、『セキュリティ』を考えていきましょう!

 

ともみらブログでは、今回も、IT業界を目指したいとか、転職したいとか思っている方に向けて、わかりやすい内容でお伝えしていきたいと思います。

 

でも、意外と エンジニア の方でも『セキュリティ』は意識しているものの、対応できていない人も多いのです。『セキュリティ』と一言で言っても、幅広いからです。

 

これは、『個人レベル』でできる事と、『多額の資金が必要なレベル』でできる事が違ってくるからですね。

 

特に後者は、『お金』が絡んできますので、最適な対策を取る必要があるからです。

 

 

 1. セキュリティ対応の目的

 一般的な『セキュリティ』とは、

 

セキュリティとは - IT用語辞典 e-Words

 

セキュリティとは、安全、防犯、保安、防衛、防護、治安、安心、安全保障などの意味を持つ英単語。盗難や破壊など人為的な攻撃からの保護を意味し、事故や災害など人の意志によらない危険や脅威からの安全を表す “safety” (セーフティ)とは区別される。


ITの分野では訳さずに外来語として「セキュリティ」をそのまま用いる。コンピュータやソフトウェア、データ、通信路などを暗号や防御ソフト、アクセス制御機構などを用いて技術的に保護し、機密情報の漏洩や通信の盗聴、データの改竄や消去、コンピュータへの攻撃や侵入などの危険を排除することを表す。

保護する対象により、「情報セキュリティ」「サイバーセキュリティ」「コンピュータセキュリティ」「ネットワークセキュリティ」など様々な分野に分かれる。

 

と、ズラズラ記載されています。

まあ、難しい事は考えずにいきましょうね!

 

要は、『用心棒』みないなものと思ってもらっていいでしょう。

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いろんな所から、悪い奴らが、悪さをしにくるわけです。

 

それを防ぐ為に、強い『用心棒』(セキュリティ)を雇うわけです。

 

ただ、入り口をひとつだけ守っていても、裏口から入られます。

その他にも、窓から入られます。天井からも入られます。

ルパンだったら、穴を掘って侵入するでしょう。

 

とても、ひとりの『用心棒』だけでは、どうしようもありませんよね?

 

さらに、入られると、やりたい放題です。

盗む(情報漏洩)、壊す(破壊)、落書きする(改竄)などをするんですね。

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困ったやつらです。

 

じゃあ、どうすれば良いと思いますか?

 

ともみらさぁ~ん!
簡単じゃ~ん!
たくさんの『用心棒』を雇えばいいじゃんよ!

 

その通りです。
とても強い『用心棒』ですから、頼りになりますよね!
そんな人がたくさんいてくれたら、もう大丈夫!

 

だよねぇ~

 

とはなりません!

 

え?なんで?

 

だって、次から次へとやってくるのです。
あの手この手でやってきます。
さらに、『お金』がたくさん必要になりますよ

 

そんな強い『用心棒』をたくさん雇ったら、いくらかかるんでしょうか?

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悪いやつらを防いでくれても、お給料が払えず、彼らは去っていくでしょうね。

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さらに、強い『用心棒』の方々は、絶対の自信を持っていることでしょう。だから、他の『用心棒』とは連携を取りません。

 

一見、完璧に見える対策も、連携だったり、お金だったりのバランスを考えながら、対応していく必要があるのです。

 

要するに、

どこに『お金』をかけて、どこを『守る』かということですね。

 

例えば、入り口と屋上は危ないから、仲が良くて強い『用心棒』の二人に守ってもらい、窓は『用心棒』ではなく、強化ガラスだけで対応しておくみたいな感じでしょうか。

そうすることで、必要なところにお金を掛けて強固にし、それ以外は、少し安く対応するというような『バランス感覚』が必要です。

 

それほど『セキュリティ対策』とは、幅広いのです。

 

 2. セキュリティ対応範囲

では、具体的に『セキュリティ』の対応範囲を考えてみましょう!

細かいところは、あまり考えずいきましょう。

 

ともみらは、クラウドサービスではAWSを 2015年 から仕事で利用しています。

今回は、主にAWSを利用する場合を想定しています。

 

まず、AWSを利用する前提知識ですが、

非常にセキュリティレベルが高いのです!

 

AWSを利用することで、既に『セキュリティ対策』になっています。それは、多くの『セキュリティ認証』をAWSが取得しているからです。

 

クラウドサービスなんて、どこにあるかわからないし、そんな訳ののわからん場所にデータが保存できるかぁ~

って思うじゃないですか。

 

間違いです!

 

あなただけで、そんなに多くの『セキュリティ認証』の規格を取得できるはずもありません。

 

ひとつ取得している間に、悪い奴らは ドンドン やってきます。

もはや間に合いません。

 

だから、難しいことを考えずに、クラウドサービス(AWS)』を利用するのが、セキュリティ対策としては有効な手段なのです。

 

おおぉ~!もう万全ですねぇ!

 

と言いたい所ですが、これだけでは駄目なんです。

 

守らなければならない所が他にもたくさんあるからですね。

 

マンションをイメージしてみましょう!

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マンションは、数階建てになっていますが、セキュリティで考えると、各階に『用心棒』(セキュリティ) が必要になってきます。

 

例えば、以下のように階層があるとします。

セキュリティは、この階層ごとに『用心棒』(セキュリティ)を配置する必要があるからです。

 

  • 高階層 (用心棒)
  • 中階層 (用心棒)
  • 低階層 (用心棒)


これは、セキュリティで守れる範囲(レイヤ)が異なるからです。

 

では、次にどのような製品で守るのでしょうか。

 

 

各階層で守る為の『用心棒』が異なってきますよね。

全部の階層を守る事が重要です!

低階層だけ守っても、高階層から入られてしまいますし、逆に高階層の製品だけを入れたとしても、低階層で何もしなかったら侵入されてしまいます。

 

ここで出てくる "悪い奴” は、主に "攻撃してくる対象" になりますが、守る製品もたくさん出てきましたね。

 

悪い奴らとは?

 

守る製品(用心棒)とは?

 

専門用語がたくさん出てきましたので、興味を持って調べて見ると良いでしょう。

 

守る対象がそれぞれ違うからです。上記の悪い奴らは、どれで守れるかを調べてみると知識が高まる事でしょう!

 

ここでは、基本的なものだけを紹介していますが、セキュリティの対応範囲や製品は幅広く、最近ではひとつの製品でたくさん守る事ができるものも増えてきていますので、自分なりのセキュリティ対策を立ててみるのも面白いでしょう。 

 

 3. どう対応していくか

では、どう対応していくのが良いのかを考えてみましょう!

対策としては、これまたいろいろありますが、有効な対策を見ていきましょう。

 

対策


既に記載していますが、クラウドサービス(AWS)』を利用することは、たくさんの『セキュリティ認証』を取得しているからです。

 

個人で対策などできるはずもありません。AWSを利用することをおススメします。


次に、クラウドのセキュリティ製品』を利用するのが良いでしょう。

 

AWSサービスには、いろいろ優れたセキュリティ製品がありますので、ご紹介しますね。

ともみらの会社でも、導入を検討しているのです。

 

  1. AWS WAF + WafCharm
  2. AWS Shield
  3. GuardDuty


これだけで、かなりの悪い奴らを防ぐ事ができるでしょう!

 

簡単に説明しますと、

 

1. AWS WAF + WafCharm

  • Webアプリケーションを守ってくれる用心棒。
  • 悪い奴ら(クロスサイトスクリプティングSQLインジェクションなど)から守る
  • 運用していくと、他に悪い奴らもたくさん出てくるので、守る為のルール作りが必要になってくるが、これを自動でやってくれる(WafCharm)

cloudpack.jp

 

2. AWS Shield

  • 悪い奴ら(DDos)の DDos 対策をしてくれる用心棒
  • 見張ってくれる(モニタリング)

dev.classmethod.jp

 

3. GuardDuty

  • 最強の脅威検知サービス!
  • しかも安い。コストパフォーマンスは最高!
  • 入れない理由がない!

dev.classmethod.jp

 

 

次は、『コスト』を考えてみましょう!

 

普通に考えて、何か製品を購入し、導入することをイメージしてみましょう。

 

通常、セキュリティ製品は、数百万から数千万単位で導入費用が掛かります。

 

だから、安易な選択では痛い目を見る事でしょう。

 

あなたが、会社で『このセキュリティ製品は最高です!でも、一千万しますが、自信あります!』って言って、自信満々に導入した高いセキュリティ製品が、次々とセキュリティを破られ、日々の運用も大変になってしまったらどうでしょうか?

 

高いお金を出して購入している手前、後にも引けず、上層部からは追求され、運用メンバーからは、ため息をつかれるという将来が待っています。

 

でも、クラウドサービスの良いところは、『スモールスタート』できるところです!

 

初期費用は掛からず、月額利用分だけです。

 

使ってみて、駄目だったら止める!

これで良いと思います。

 

駄目だったら違うサービスを検討すれば良いので、そこまでコスト的なダメージや、周りからの冷たいコメントも少ない事でしょう。

 

もう一度、言いますね!

スモールスタートで駄目だったら止める!

これで良いのです!


駄目だったら、あなたが辞める必要はないのですから。

 

 4. まとめ

セキュリティについて、いろいろと話をしてきましたが、簡単にまとめてみましょう!

 

  • セキュリティの対応範囲は幅広い為、どこまでやるかのバランス感覚が必要。
  • クラウドサービス(AWS) を利用することで、高いセキュリティ対策になる。
  • どれだけ対策しても万全ではない。広範囲をいかにカバーするかが大事。
  • AWSのセキュリティ製品を利用しよう。
  • スモールスタートで始める。駄目だったら止める。

 

これだけ知っているだけでも、かなりのセキュリティ対策にはなるはずです。 

 

ともみらブログでは、今回も、IT業界を目指したいとか、転職したいとか思っている方に向けて、わかりやすい内容でお伝えしてきたつもりです。

 

厳密に説明すると、細かいところはたくさんあるのですが、まずは興味を持つことが大事です。

 

また、どちらかというと『クラウドサービス』を中心に話をしています。

 

他にもいろいろ環境はあります。物理環境で利用している会社も多いと思いますが、特に、これからインフラエンジニアを目指す方は、クラウド中心に勉強したり、経験する事をおススメします。

 

今から、物理環境中心の勉強を始めても、時間がもったいないからです。

もう古い知識になってきてしまっているのです。

 

ともみらも、20年ぐらいの ITインフラエンジニアのキャリアがありますが、2015年にAWSを利用し始め、システムが『物理環境』から『クラウド環境』へと移行する中で、物理環境で培った知識を利用する機会が少なくなったと感じています。

 

むしろ、AWSの便利さの恩恵を受けており、今後もこの流れを止める事はできないでしょう。

 

だから、これからITインフラエンジニアを目指す人は、クラウド中心の技術を学んでいく事をおススメしているのです。

 

ですが、必ず突き当たるのが、どのサービスを利用したら良いのか?どう組み合わせたら良いのか?コストは大丈夫なのか?冗長構成はどうする?など悩ましい事が、たくさん出てくる事でしょう。

 

でも、面白いと思いますよ!

 

これからも、ともみらブログではクラウドを利用したITインフラネタをご紹介していきたいと思っていますので、参考にしていただけたら幸いです!

 

過去のブログ記事も参考にしていただけると励みになります。

コメントもお待ちしております!

www.tomomira.com

 

なるべくわかりやすくが、モットーですが、途中で話がズレてしまう場合はご了承下さいね。変なおやじですから・・・・

 

クラウド時代の『用心棒』を備えよう!

クラウド時代の『賢いデータ保存』を理解しておこう!

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雲の上に保存しよう!

ど~も!

ともみらです!

 

ITインフラエンジニアで中間管理職 をしています。

最近は、メンテナンスでトラブル続きです。

まあ、こんな時もありますよね?

 

さあ!

気を取り直していきましょう!

 

本日のテーマは、

 

クラウドサービス』の賢いデータ保存!

 

知っていたら、お得感満載!

感謝される事は間違いないでしょう!

 

前回の記事が好評でしたので、今回も、IT業界を目指したいとか、転職したいとか思っている方に向けて、わかりやすい内容でお伝えしていきたいと思います。

 

クラウドサービス』関連の内容になりますので、前回のブログ記事も参考にして頂ければ幸いです。

www.tomomira.com 

 

 1.クラウドストレージとは?

データを保存する時、まずはどこに保存しますか?

 

パソコンが苦手な人は、とりあえず使っているパソコンに保存する事でしょう。

でも、パソコンが壊れたらなくなっちゃいますよね?

 

なので、ちょっと出来るようになると、CD や DVD や Blu-ray に保存していくんですね。

 

今度は、保存容量が足らなくて、外付けのハードディスクって事になるでしょう。

 

でも、壊れるんですよねぇ~

 

そうなるとどうなるか?

 

二刀流になります!

 

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もう一台、購入しちゃうんですよねぇ~

 

でも、同じデータをコピーしたり、管理が大変ですよね。

 

そうすると、冗長化を高める為に、複数ディスクで冗長化するんですね。

いわゆる RAID構成 ですが、ここでは深く説明しません。

 

さあ、ここで、あなたは考えるはずです。

 

目の前にある『物理的』『ハードディスク』をいくら頑張っても、管理は大変だし、壊れたら終わりだよなぁ~

 

ちなみに、ともみらは、夏の暑さによって、ある日、突然のサヨナラとなりました。

故障したんですね。他のハードディスクにもあったので、何とか最小限の被害でした。

 

でも、全て失っていたら、『絶望』しか残りませんでした。

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ここで、ようやく救世主

 

クラウドサービス』を利用しようと思うわけです。

 

個人で利用するものでは、『Dropbox』、『Amazon drive』、『Google Photo』 あたりを利用しているのではないでしょうか。

 

しかも無料で、ある程度の容量を利用できます。

 

ともみらは、昔から何でもかんでも写真を撮りまくってきたので、今まで話した流れで、最終的にクラウドサービス』のクラウドストレージ』にたどり着きました。

 

今は、『Amazon Drive』を利用していますが、動画も多いので、有料で容量を増やして使っています。

 

自宅にある外付けハードディスクが壊れて、データが無くなるよりは、年に数千円程度のお金を払う事で、バックアップが楽で、セキュリティが向上し、管理からも解放されます。

 

また、思い出の画像や動画を半永久的に保存できるなら、安いものです。

 

なので、少しのお金をケチる人は、大事な宝物を失う事にもなるかもしれません!

 

それほど『クラウドサービス』の『クラウドストレージ』は便利なのです。

 

物理的な環境から脱出し、雲の上の環境を利用する時がやって来たということです。

 

さて、今回は、個人で利用するというよりは、

 

会社で AWS を利用する事を前提に『AWS』の『クラウドストレージ』を利用する場合に、知っておいた方が良い事を学んでいきましょう!

 

会社でも同じことが言えるんですね!

 

結局、物理的なストレージで頑張っても、管理も大変だし、お金も掛かりますからね。

 

さっさと『物理的なストレージ』をやめて、『クラウドストレージ』を利用しましょう!

 

IT業界を目指したいとか、転職したいとか思っている方に向けて、わかりやすい内容でお伝えできれば幸いです!

 

 2.どんな種類があるの?

さて、『クラウドストレージ』には、どんな種類があるのでしょうか。

 

AWSクラウドストレージには、ざっくり言うと、2つのストレージ が存在します。

  • S3   (エススリー)
  • Glacier    (グレェィシャ

 

S3 ストレージは利用しているが、Glacier ストレージは利用していないか、知らない人も多いのではないでしょうか?

 

イメージ的には、

 

S3が、普通に利用するストレージだとしたら、Glacier は、更に安いストレージというイメージです。

 

使い方としては、S3 ストレージを利用する場合、S3ストレージの中に、フォルダ(AWSでは、バケットと呼ぶ)を作成していくイメージです。

 

ちょっと!
ともみらさぁ~ん!
だったら、超安い『Glacier』を使うでしょうが・・・

 

その通りです!
ただし、安いんですが、すぐには利用出来ないんです!

 

え?
何それ?
ストレージなのに、すぐ使えないの?

 

使えません!
使う場合は、『申請』が必要です!
だから、すぐには利用できないんですね! 

 

なので、保存するデータの重要度で分けるのですね!

  • S3 は すぐに利用するデータ
  • Glacier は ほぼ利用しないデータ 

 

厳密には、上記の2つ以外にも、いくつかのストレージクラスを選択できます。

興味があれば調べてみると良いでしょう。

 

先ほども説明しましたが、S3ストレージの中に、フォルダ(バケット)を作成するのですが、その時に、ストレージクラスを選択できるのです。

 

2.1 ストレージクラス (どんなパターンがあるの?)
  1. Standard (高頻度アクセス)頻繁にアクセスする
  2. Intelligent-Tiering (インテリジェントティアリング)
  3. Standard-IA (標準-低頻度アクセス) 長期保管で、あまりアクセスされない
  4. One Zone-IA  長期保管で、あまりアクセスされず、クリティカルではない
  5. Glacier  長期保管で、あまりアクセスされず、圧縮、クリティカル

 AWSの参考ホームページ

aws.amazon.com

 

でも、安心してください。

S3にも便利な仕組みがあるのです!

 

S3ストレージの中で、すぐにアクセスするものと、しばらくアクセスしないものを自動で分ける仕組みがあるんです。

 

それが、上記のパターンにある Intelligent-Tiering (インテリジェントティアリング)

 

高アクセスと低アクセスという2つのパターンが組み込まれ、両方のパターンとも、標準の S3ストレージと同レベルを提供してくれます。

 

つまり、『1つのフォルダ』の中に、『たくさんアクセスする保存場所』『あまりアクセスされない保存場所』が分かれているイメージです。

 

さらに、連続30日間アクセスされていないデータを『あまりアクセスされない保存場所』に移動してくれます

 

これって便利ですよね!

 

だって、アクセスを30日間していないデータを、勝手に安いデータ置き場に移動してくれるんですから。コストも安くなりますし。

 

世話女房みないなもんです。

見えないところで、いろいろお世話してくれる良き女房みたいなもんですね!

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また、もしも、『あまりアクセスされない保存場所』に移動された データ がのちにアクセスされた場合は、『たくさんアクセスする保存場所』に自動的に戻してくれるのです。

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アクセスパターンが変化するような状況でも、性能の影響なく、遅延もなく、データ取り出しのための料金もなく、利用料金を節約してくれるのです。

 

どこまでも世話好きなんでしょうか・・・

もう一生大事にするしかないでしょうね。

 

 3.どうやって利用するのがお得なの?

では、最終的にどうゆう感じで利用すれば良いでしょうか?

 

会社のデータで考えてみましょう!

 

すぐに利用するデータ(管理簿だったり、スケジュール表だったり、業務で利用するデータだったり)は、S3ストレージのStandardに保存します。

 

一応、利用するかもしれないけど、しないかもしれない。でも、利用する時はすぐに利用したいデータ(1~2カ月で利用するかしないか微妙な顧客データとか、3カ月に1回利用する運用手順書のデータなど)は、S3の Intelligent-Tieringに保存します。

 

業務部から、データはほとんど利用しないんだけど、削除してよいかどうかわからず、とりあえず保存しておいてほしいデータ(取引がなくなった古い顧客データだったり、何かの分析に利用するかもしれないから、念の為、保存しておいてほしいデータとか)は、Glacier に保存すれば良いでしょう。まあ、ほぼ取り出さないでしょうけど。

 

と言っても、おススメなのは、S3の Intelligent-Tieringのストレージタイプで、フォルダ(バケット)を作成しておくと、コスト削減にも繋がります。

 

また、よくありがちですが、監査などで、数年間保持しておかなければならないようなデータ量だけが膨大で保存に困るようなデータは、Glacierに保存してしまえばよいでしょう。

 

3.1 利用料金 (いくらするの?)

AWS の ホームページに料金表がありますので、参考にしてください。

aws.amazon.com

 

  • S3 標準ストレージだと、最初の50TBまで、0.025USD/GB
  • Glacier ストレージだと、0.005USD/GB


まあ、会社だったら、3TB 程度のファイルサーバーを利用しているとしましょう。

  • S3 (0.025USD * 3,000GB * 1USD 110円)とした場合、月額 8,250円
  • Glacier (0.005USD * 3,000GB * 1USD 110円)とした場合、月額 1,650円

安いですよねぇ~


物理ストレージ なんて、高い物だと、300万ぐらいしますからね。
さらに年間の保守費用が、100万ぐらいします。

 

上記の例だと、年額でも 

  • S3 だと 月額 8,250円 * 12カ月 = 99,000円
  • Glacier だと 月額 1,650円 * 12カ月 = 19,800円

 

個人で利用するには、ちょっとだけ高い気がしますが、会社やサービスで利用するならば、サーバーで利用するようなストレージなので、個人で利用するようなディスクとは『信頼性』が違います。

 

ちなみに、ともみらの会社もこのくらいのストレージを利用していましたが、100万も払っている保守は、年に1回ぐらいしか利用してませんでした。


なので、今年、物理ストレージを廃棄して、クラウドストレージに切り替えています!

トラブルも少なく、容量不足もないので、非常に楽です。

 

何より、何度も言いますが、勝手にコスト削減してくれるんですから!

 

 4.今回のまとめ!

どうでしたでしょうか?

 

今回の学習をまとめると、

S3ストレージは、Intelligent-Tieringのストレージタイプ を利用して、『1つのフォルダ』の中に、『たくさんアクセスする保存場所』と『あまりアクセスされない保存場所』を分けておきましょう。

 

30日アクセスがなければ、勝手に安価な『あまりアクセスされない保存場所』に移動してくれますし、のちにアクセスされた場合は、『たくさんアクセスする保存場所』に自動的に戻してくれます。

 

Glacier ストレージは、ほとんど数年レベルでアクセスされないデータを保存するべし。本当に安いが、もしも利用したい場合は、申請が必要ですぐには取り出せない。

 

これからIT業界を目指す方や、現在でも AWSを利用されていて、このあたりを知らなかった方がいれば、まずは、コスト削減というところで貢献できるはずです。

 

クラウドはとても便利であるのですが、一方では、非常にコストが掛かります。

 

今回の情報より、するとしないのでは、大きな差が出てしまいます。

 

今後、ものすごいスピードで、『物理環境』から『クラウド環境』に移行するのは確実です。

 

そのような状況で、何もしないのでは、コストが膨らむ一方ですが、今回の情報が少しでも役に立って頂けたら幸いです。

 

 クラウド時代の『賢いデータ保存』を理解しておこう!

クラウド時代の『ITインフラエンジニア』になろう!

 クラウドサービスって何だろう!

ど~も!

ともみらです!

 

皆さんは、クラウドサービス』って、いろいろと利用していますよね?

 

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クラウド(雲)サービスって何者?

え?

ともみらさ~ん!

くらうどぉさ~びすぅ?

何それ?使ってるの!

 

って、思った人?

 

世界の村で発見!こんなところに日本人に TV 出演できる才能があります。

まあ、そんな人は限りなく少ない事でしょう。

 

例えば、イメージしやすいところでは、携帯で写真を撮って、『Google フォト』に保存してるでしょうし、『G Mail』でメール をしている事だと思います。

あまり意識せずに、クラウドサービス』を利用しているんですよね!

 

しかも無料でね!

ありがとうございます! Googleさん!

 

今回は、そんな『クラウドサービス』の中でも、仕事環境を劇的に変化させた と言っても過言ではない『クラウドサービス』を勉強していきましょう!

 

本日の テーマ ですが、

ずばり、AWS』という『クラウドサービス』

 

ともみらさぁ~ん?

えーだぶるえす??

何それ?

プロレスの団体名?

プロレスのネット中継でしょ??

 

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って、首をかしげた人?

響き的には、それっぽいですよねぇ~

だけど、新しいプロレス団体ではありません。

 

AWS』を簡単に説明していきましょうね。

 

尚、詳細な説明は、ネット上にもいろいろ出ていますので、詳しく知りたい方は探してみると良いでしょう。ここでは、なるべく簡単に説明していきますね。

 

AWS

  • 読み方:えーだぶるえすと読みます
  • 正式名:Amazon Web Services
  • 何者:クラウドサービスのトップ企業
  • 何ができる:いろんなサービスを組み合わせて利用する


あれ?

Amazon って?

ネットでいろんなものを売ってるよね?

あのAmazon?

 

そうです!

その Amazon ですよ!

 

特に、これから、IT業界を目指したいとか、転職したいとか思っている方で、なかなか勇気を持って足を踏み出せなかったりする方も多いでしょう。

難しそうだし、クラウドって言われても、何となくしかイメージできないし、何から始めたらよいかわからないし?

 

正解です!

むしろ、そんな感じの方が、すんなり利用できてしまう可能性が高いと、ともみらは思っています。

 

説明は、なるべく簡単に説明しますので、興味が出て詳しく調べたいって思った人は、おめでとうございます!IT業界への扉が開いた瞬間です!

 

今回は、これから、IT業界の仕事をしたいと思っている方や、これからIT業界を目指そうと思っている方に、少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 

 クラウドサービスが出る前はどうだったのか?

現在、ともみらは、『IT関連のインフラエンジニアで中間管理職』をしています。

 

学生の頃から、サーバーやネットワークの分野に興味を持ち、気がつけば『20年以上』も、この業界で仕事をしてきました。

 

まず、クラウドサービス』が登場する前のお話をしますね。

 

イメージしてみてください。

 

初心者のA君が、会社の社長に仕事を依頼されたとします。

 

A君!

みんなで共有利用できる『共有ファイルシステム』を導入してほしい!

って、社長が言ってきたとします。

 

さあ、A君は困ってしまいます。

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まずは、何はともあれ『サーバー』というのが必要となります。

この『サーバー』ですが、ここも簡単なイメージでお話ししましょう。

 

サーバーとは?

あなたが今、利用している『ノートパソコン』自体のことを『サーバー』とイメージしてみてください。

そこに、『楽々ファイル共有くん』・・・みたいなソフトをインストールするとイメージしてください。

 

単純ですよね、パソコンにアプリをインストールするということです。

この場合、『ノートパソコン』に『楽々ファイル共有くん』をインストールして利用するという事です。

 

そして、みんなで、あなたの『ノートパソコン』を利用して、『楽々ファイル共有くん』を使うという事になります。

 

でも、次にこう思うはずです。

 

いちいち、A君の『ノートパソコン』に、利用したい人がやってきて、『楽々ファイル共有くん』を使わせてくれって言われては困りますよね?

 

だって、その度に、A君は仕事を中断して、利用者に自分のパソコンを貸すことになってしまいます。

 

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そうなると、

A君の『ノートパソコン』を みんなが利用できる『ノートパソコン』にしてしまった方が良いですよね?

 

会社の社長は言いました!

 

A君、すまんが、君には新しい『ノートパソコン』を与えるので、君の『ノートパソコン』を『楽々ファイル共有くん』を利用する専用パソコン(サーバー)にさせてもらうよ。

 

ここに誕生しました!

 

『ノートパソコン』が『楽々ファイル共有くん』を利用する専用の『ノートパソコン』となるのです。

 

これが、いわゆる『サーバー』というものになります。

 

これにより、この『サーバー』にみんなで、いつでも利用できるようになるのですね。

 

サーバの形状とは?

そして、次に、『サーバー』の形状を考えてみましょう

さっきの『ノートパソコン』ですが、目の前にありますよね。

 

つまり、物体 です。

物理的に存在する物理サーバということになります。

 

 

導入イメージは?

A君が注文して、『サーバー』が届きました。

まず、第一印象は、結構、大きいなぁ~って思う事でしょう。

 

じぁあ、次に導入するイメージを考えてみましょう。 

  • サーバーを会社の部屋に運ぶ
  • 箱開ける
  • メモリとか、ディスクとかを付ける
  • 設置する
  • ケーブルを繋ぐ
  • OSをインストールする
  • あちこちといろいろ設定する
  • やっと起動する
  • ようやくシステムを入れる
  • セキュリティアップデートしたりする
  • 正常に動作しているか確認する
  • 箱を片づける

こんな感じの気の遠くなる道のりとなるわけですね。

 

とても簡単にしていますが、実際はいろんなトラブルがあるはずです。

上手くインストール出来なかったり、エラーがでたり、物が壊れてたり。

昔は普通の事でしたし、いろんな技術者がいて、いろんなスキルを身につける必要があったんです。

 

だから、経験が無いと、なかなか難しい業界ではありました。

 

そんな時にサービスを開始されたのが、クラウドサービス』である『AWS

 

ともみらは、2015年から『AWS』を比較的早い段階から利用していました。

会社の方針として、『クラウドサービス』を利用するという方針だったからです。

 

当時の『クラウドサービス』のイメージは、どこにあるかわからない『サーバー』を利用して、データがどこにあるかわらないし、セキュリティだって心配だし、怪しいイメージがあったので、導入するのが大変でしたね。

 

わかりやすくいうと、

頑固おやじのところに、娘が彼氏を連れてきたが、どこの馬の骨ともわからんやつに、娘はやれぇ~んっていうようなイメージです。

 

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そこから、毎日、彼氏がやってきて、誠意を持って話をしてくるうちに、涙ながらに娘をよろしくなぁ~ってことになるといったところでしょうかね。

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まあ、逆にちょっとわかりづらかったかもしれせんが、お許しくださいね。

 

言いたかった事は、決して怪しいサービスではないという事です。

 

ともみらは、『物理環境』も『クラウド環境』も、ガッツリやってきた経験があります。

 

その経験を、今から『ITインフラエンジニア』を目指す方に、少しでも参考になれば幸いです。

 

 なぜ?クラウドサービスを利用するのか?

ここまで、物理的なサーバーのお話をしてきました。

 

じゃあ、何で『クラウドサービス』を利用するのか?

 

結論を先に言いたいところですが、たくさんのメリットがありますし、もちろんデメリットもあります。それらを説明した上で、なぜ?利用するのかという答えを導き出していきましょうね。

 

 メリット
  • 導入が楽
  • セキュリティが高い
  • 利用した分だけお金を払うので、必要な分だけで良い
  • ライセンスが利用分に含まれる
  • 自動でバックアップを取れるし、何かあったら簡単に戻せる

 

 デメリット
  • 利用した分だけお金を払うので、無駄があると損する
  • データがどこに保管されているかは教えてくれない

 

どうでしょうか?

 

メリットとデメリットがある中で、この『クラウドサービス』を利用した方が良い最大の理由ですが、

 

導入が楽!

 

何はともあれ、まずはこの理由が一番ではないでしょうか。

 

先ほどの A君の作業ですが、1台のサーバーを導入するのに、業者にサーバーを頼んで、会社に届いて、導入するまで、軽く一カ月ぐらいはかかります。

 

というのは、サーバーを業者に頼んだら、来るまでに2週間ぐらいはかかってしまうからです。

 

でも、クラウドサービス』を利用すると、ノートパソコンでブラウザを起動し、AWSの管理画面から設定するのですが、1台のサーバーを導入するのに、1時間程度で導入できてしまうことでしょう。

 

一番最初に利用した時に、ともみらも 衝撃 を受けましたのを覚えています!

 

それほど簡単に導入できてしまうからです。

だから、導入が楽というのが利用する最大の理由となります。

 

ただ、とは言っても『AWS』の『クラウドサービス』をもう少し説明させてもらいましょうね。

 

導入が楽というのは最大のメリットですが、実はセキュリティも高いのです。

特にセキュリティには厳しい『金融業界』もクラウドサービスを利用し始めています。

有名なところでは、三菱UFJ銀行もそのひとつですね。

 

自分が会社で、セキュリティを高めろ!て言われて、いろんなセキュリティの認証を取得しなければならない事をイメージしてみてください。

 

何十種類もあるセキュリティの認証を取得できるはずもありません。

 

頑張って取得勉強するよりも、既にいっぱい資格を持っている人(AWS)にお任せしちゃった方が良いという事です。

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利用したら利用した分だけお金がかかるというのも、腕の見せ所ですよ。

 

何もしなかったら、どんどんお金がかかってしまいます。

 

恐れることはありません。やりくり上手になってください。

 

例えば、長く使うのであれば、中長期契約(1年とか3年)で割引をしたり、普段、あまり立ち上げとかなくても良いのであれば停止しておくという対応でやりくりができるはずです。

 

家計をガッチリ握っている奥さんのようなイメージですね。無駄遣いしてしまう、お金にルーズな旦那は、こうやって奥さんが管理しているわけです。

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ちなみに、データがどこにあるかわからないという点ですが、これはどんなに聞いても絶対に教えてくれません。

 

日本国内のどこかにはあります。まあ、日本の中にあるなら良しとするかという事になるでしょう。

 

それも『クラウドサービス』の特徴のひとつなので、覚えておくと良いでしょう。

 

 これからの時代に向けて

時代の流れが早い『IT業界』では、初心者の方や、これから目指そうという方には、物理環境でのスキルは必要ありません。

 

いやいや?

全く必要無いって事はないでしょう?

 

はい。その通りです。

ただ、あなたが物理環境を利用したエンジニアを目指すならば必要です。

 

そうではなく、クラウドのITインフラエンジニアを目指すのであれば、時間の無駄になりますので、覚える必要はなく、会社で必要なところだけ、その時に学べばいいでしょう。

 

クラウド環境で、サーバーをつくる作業は、パソコンを立ち上げて、WEBブラウザから、次へ次へとポチポチやるだけなので、数回やれば覚えます。

 

それだけなら、うちのカミさんやムスメちゃんでもできてしまいます。

 

だから、この作業は『大きな価値はない』のです。いずれ自動で出来るようになる事でしょう。

 

どうですか?

クラウドって難しそうって思っていたあなた!

全然、大丈夫なんですよ!

 

昔だったら、1日作業でも、今だったら1時間ぐらいで、大体できてしまうんです。

 

でも、疑問がありませんか?

 

じゃあ、ITインフラエンジニアって、いらないんじゃないですか?

 

良い質問です。怖い業界じゃないけど、入ったのに価値がないって言われたら、そうなりますよね?

 

でも、この考えは間違いです!

 

クラウドサービスを利用するという事は、たくさんのサービスを組み合わせて、最適な環境をつくることが必要となります。

 

でも、クラウドサービスの良いところは、すぐ作れるし、すぐ止めることもできます。

 

だから、いろんな提案が必要となります。また、今だけではなく、将来も見据えた構成を考える必要があります!

 

それが、ITインフラエンジニアの価値になるのです!

 

 クラウド環境のITインフラエンジニアを目指そう!

今や、ITの技術者不足の時代です。

 

特に、中間管理職のともみらは、採用も担当しているので、まさに実感しています。

 

派遣会社にお願いしても、特に若い人がいないんですよね。特に20代後半から30代前半は、本当にいないのです。

 

だから、若い人には『チャンス』がたくさんあるんです。

 

IT業界は、いろいろな種類のエンジニアが必要です。

 

その中で、ITインフラエンジニアをこれから目指しても、面白い時代になっていくはずです!

 

興味があれば、ちょっとした勇気で、IT業界に飛び込めるのですから。

 

クラウド時代の『ITインフラエンジニア』になろう!